オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所:各州の産業構造① ニュー・サウス・ウェールズ州

各州の産業構造 ①:ニュー・サウス・ウェールズ州

” ニュー・サウス・ウェールズ州は、人口、州内総生産ともにオーストラリア最大であり、国全体の3割強を占めている。

州内の産業構造を生産額から見ると、一大金融・商業都市を抱えていることを背景に、金融・保険、不動産、サービス関係の生産額のシェアが高い。

これらと比べ、農業、鉱業のシェアは低いものの、同州で生産される石炭や、小麦の多くは日本向けに輸出されている。

中でもシドニーは、発達した金融・資本市場を背景に、国内外の金融機関等各種民間企業が集まる国内最大の都市であり、かつ経済の中心地と言える。

また、中央銀行であるオーストラリア連邦準備銀行(RBA)、金融監督庁(APRA)、オーストラリア証券取引監督機関であるオーストラリア証券投資委員会(ASIC等)、連邦政府関係機関の本部が置かれている。”(『オーストラリア概要 2014/2015』p155)

昨年のオーストラリア滞在時、現地在住のビジネスマンから「ビジネスをするなら(ニュー・サウス・ウェールズ州の州都)シドニー」とのアドヴァイスを頂きました。

観光でも対外的な(外国の)窓口的役割をニュー・サウス・ウェールズ州が担っているのと同様に、実体経済でもオーストラリアを屋台骨を支えている州であることが読み取れますね。

オーストラリア ライフ スタイル&ビジネス 研究所

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上記は、Facebookページ「オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所」に1月2日掲載分の記事です。

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