オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:失業率 − 2022年12月

失業率 − 2022年12月

” オーストラリア統計局(ABS)は1月19日、12月の雇用統計を発表し、失業率(季節調整済み)が3.5%だったと明らかにした(添付資料図参照)。

前月から横ばいだが、失業率は2022年初頭から低水準が続いている。特に6月以降は7カ月連続で1974年8月以来の最低水準が続き、労働市場の逼迫が続いている(2022年10月31日記事参照)

就業者数(注)は前月比で1万4,600人減少し(0.1%減)、1,374万7,100人となった。月間総労働時間は前月比900万時間減少(0.5%減)の18億8,800万時間だった。

一方、前年同月比で見ると、就業者数は3.4%増、月間総労働時間は3.2%増とそれぞれ増加した。

また、いずれも新型コロナウイルス禍前の水準と比べても高い水準にあり、増加を続けている。不完全雇用率は前月から0.2ポイント増加の6.1%となった。また、労働力の未活用率は前月から0.3ポイント増加の9.6%だった。

失業率(季節調整値)を州別にみると、多くの地域で前月から改善している。北部準州(前月比0.7ポイント改善の4.0%)、クイーンズランド州(前月比0.5ポイント改善の3.8%)、首都特別地域(前月比0.3ポイント改善の2.8%)、ニューサウスウェールズ州(前月比0.1ポイント改善の3.1%)、西オーストラリア州(前月比0.1ポイント改善の3.5%)、タスマニア州(前月比0.1ポイント改善の3.6%)で改善した。一方で、ビクトリア州(前月比0.2ポイント悪化の3.5%)、南オーストラリア州(前月比0.1ポイント悪化の3.9%)で悪化した。

ABSは「2022年は年間を通して堅調に伸びていた就業者数が12月に前月比で減少したが、前年同月比で見ると3.4%増、月間総労働時間も3.2%増加した。

労働参加率の高さと失業率の低さと併せて、労働市場の逼迫が続いていることを表している」と説明した。また、2022年を年間で見れば、労働時間は増加傾向にあるものの、12月は病気欠勤の労働者が例年より多いと指摘し、「例年の同時期と比較して約1.5倍の数値だった」とした。現在も新型コロナ感染による影響が続いているようだ。

(注)就業者数、月間総労働時間、不完全雇用率、労働力の未活用率は、季節調整済みの数字。”(出典:JETRO

歴史的低水準での推移で反動が生じるようなこともなく、2023年も3.5%内外が目安になる様相ですかね。

上記はFacebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」の2023年1月31日分の掲載記事です。

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