オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:国境閉鎖後の入国者、3分の1が外国人

国境閉鎖後の入国者、3分の1が外国人

” オーストラリアで厳しい入国規制が導入された昨年3月末以来の入国者は25万3,700人に上り、このうち3分の1が外国人であることが、オーストラリア国境警備隊(ABF)の最新データで分かった。

州別では、ニューサウスウェールズ(NSW)州が、他州の総計とほぼ同水準の入国者を受け入れている。16日付オーストラリアンが伝えた。

連邦政府は昨年3月28日に、新型コロナウイルス流行を受け国境を事実上閉鎖し、ホテルでの強制隔離制度を導入した。

3月初旬からの28日までの帰国者を含めると、市民権と永住権保有者46万2,000人がこれまでに帰国した。

依然として海外で足止めされているオーストラリア人は4万1,000人いるという。

州別の受け入れでは、NSW州が約12万5,000人、ビクトリア州が約3万5,700人、などとなっている。

ABFによると、外国人入国者の大半は市民の家族で、そのほかは就労ビザや観光ビザ、通過ビザ(トランジットビザ)保有者という。

内務省は、ワクチンの接種開始を控え、国境での入国手続きをアップグレードしている。医師による健康検査の強化や新型コロナ感染が抑制されている国・地域からの入国者向けの優先レーンの導入などが検討されているようだ。”(出典:NNA ASIA

3分の1という割合が高いのか否か、他国の水準が不明につき分かりませんが、足止めされている人たちが4万1,000人にも達するのは、やはり事態の深刻さを感じさせられました。

上記はFacebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」の2021年2月17日分の掲載記事です。

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