オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:シドニー空港警備員にイースターシーズン・ボーナス

シドニー空港警備員にイースターシーズン・ボーナス

” 4月15日から始まったイースター・ホリデーでシドニー空港も乗客が増え、連日チェックインに並ぶ乗客の列が空港ロビーから屋外にはみ出す状態が続いている。

4月15日付ABC放送(電子版)は、このような空港ロビーの混雑に対処するため、空港管理者がイースターの学校休み中に出勤する空港警備員に$1,000の賞与を提示したことを伝えている。

ただし、この提案に対して「不公平で無思慮」の批判も上がっている。

これまでシドニー空港管理者側は、この混雑の原因をコロナウイルス感染と隔離のために空港職員が不足しているためとしている。

しかし、労組側は、「賞与で警備員の出勤を促すことはコロナウイルスの爆発的な感染を招くことになりかねない」としている。

これまでにカンタスやジェットスターなどの航空会社は社員を動員し、預け入れ荷物の積み卸しを手伝わせているが、一部のフライトは荷物を空港に残したまま出発する始末になっている。

それでもグッド・フライデーの4月15日には国内線ターミナルでは乗客が早めに空港に現れ、荷物の預け入れからセキュリティへの移動もはかどるようになっており、79,000人がシドニー空港から飛び立つものと予想されている。

警備員不足を打開するため、空港管理者側はシンガポールに本社を置くCertis社に警備員派遣を要請し、同社は、4月14日から同月26日まですべての交代勤務に就いた場合には$1,000の賞与を出すと社員に提示した。

しかし、空港職員の加入する連合労働組合(UWU)のダミアン・デイビー氏は、「出勤警備員を増やすために賞与を出すというのは不公平で無思慮だ。

1回交代勤務を逃せば$1,000の賞与がなくなるというプレッシャーで病気でも無理に出勤することにつながり、コロナウイルスの爆発的な感染を招くことになりかねない。

Certis社と空港管理者は、重圧の中で懸命に働いている職員全員に出勤欠勤関わりなく$1,000の賞与を出すべきだ」と批判している。

また、「シドニー空港の人員不足は低賃金と経営者側の見通しの甘さが原因だ。Certis社はコロナウイルス蔓延中に200人以上の社員を帰休させており、帰休社員は生活のため、他の仕事に就職してしまった。今更求人しても賃金が安いため、戻ってくる者は少ない」と批判している。”(出典:日豪プレス

ヘッドライン見た限りでは好待遇にほっこりさせられた第一印象ですが、本文を読むと各所への均衡が容易では難しさを実感させられました・・

上記はFacebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」の2022年4月16日分の掲載記事です。

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