オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:シドニー第2空港、2026年の完成を目指す

シドニー第2空港、2026年の完成を目指す

” オーストラリアのターンブル首相は3日までに、ニューサウスウェールズ州のバジェリーズクリークで予定されているシドニー第2空港建設について、連邦政府が建設を行うと正式に発表した。

優先権を保持していたシドニー・キングスフォード・スミス空港(シドニー空港)を運営するシドニー・エアポート(SACL)が建設権を放棄したことに伴うもの。

総工費約60億豪ドル(約5,061億円)を投じ、2026年の完成を目指す。建設計画に関する具体的な詳細は、来週9日に発表する連邦予算案に盛り込まれるという。地元各紙が伝えた。

SACLは先に、建設・運営で優先権を保持していたシドニー第2空港を巡り、権利を行使しないと発表し、引き受けを拒否。これを受け、連邦政府が公社を立ち上げて同空港の建設と運営を行う形。

SACLのマザー最高経営責任者(CEO)は建設・運営を拒否したことに関し、「建設コストの膨らみなど、建設や運営に伴う財政的なリスクは大きい。株主に還元できるリターンをもたらすのは困難」と説明した。

一方、ターンブル首相は第2空港の建設により、シドニー西部にもたらされる経済効果は19億豪ドルに上ると説明。30年代初頭までに9,000人の雇用が生まれるほか、長期的には6万人の雇用創出が見込まれるという。

また、フレッチャー都市インフラ相は「既存のシドニー空港は、じきに旅客処理能力を超える」とした上で、「第2空港の建設は重要なマイルストーン」と期待感を示した。

シドニー空港は、シドニー中央商業地区(CBD)から近く利便性が高いが、滑走路拡張工事などは難しい。

一方、バジェリーズクリークはシドニーCBDから約45キロ離れており、第2空港では夜間の離着陸も可能となる見通し。観光客やビジネス客のさらなる増加が期待できるという。”(出典:NNA.ASIA

記事を読んで計画について初めて知りましたが、「場所はどこだろう?」と調べてみれば・・

出典:NO AIRCRAFT NOISE(画像は記事にリンク)

思いのほか見た目での距離もあり、棲み分け(効率性)が気になりましたが、

夜間の離発着も可能とのことで旅行者にとっては選択肢が与えられることになり、まだ先のことですが、2026年の完成を期待したいと思います。

オーストラリア ライフスタイル & ビジネス 研究所

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上記は、Facebookページ「オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所」の2017年5月6日掲載分の記事です。
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