オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:環球時報、対豪関係に言及

環球時報、対豪関係に言及

” 中国の共産党機関紙・人民日報系の環球時報は、23日付の論説記事で、最近のオーストラリアの反中国的な姿勢に不満を示すため、同国との関係を縮小すべきだとの見解を示した。

これには輸入の削減やターンブル豪首相の訪中の延期が含まれる。

ターンブル政権は昨年末、外国人による政治献金を禁じるなど外国人の政治介入を制限する法案を提出し、中国政府がこれを反中国的な対応とみなしたことで、両国の関係が悪化した。

中国の王毅国務委員兼外相は今週、ビショップ豪外相と会談し、冷え込んだ両国の関係を正常化するにはオーストラリア側が「色眼鏡」を外す必要があると指摘した。

環球時報は、中国がオーストラリアとの関係を速やかに改善させるよりも、当面は苦しませるべきだと指摘。

「中豪関係を破棄する必要はない。しばらくの間、関係の進展を遅らせればよい」とし、例として「ターンブル首相は今年訪中する必要はない。数年後に訪問すればよい」とした。

豪メディアによると、ターンブル首相は両国関係改善のため年内の訪中を計画している。

また環球時報は「経済・通商部門以外の中国閣僚はオーストラリアとの交流を延期することが可能だ」と指摘した。

このほか、中国が輸入する鉄鉱石、ワイン、牛肉などについて、オーストラリア産でなく米国産に切り替えるべきだと訴えた。”(出典:REUTERS

これまでオーストラリア側からみた対中関係について取り上げてきましたが、今回は中国からみた対豪州関係についての評価で興味深く記事を読みました。

影響力の大きさゆえ、中国との距離感の取り方に腐心するのは多くの国で共通したことですね。

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上記はFacebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」の2018年5月29日分の掲載記事です。

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