オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:A.T. カーニー 2018年グローバル都市調査 ①(グローバル都市指標)

A.T. カーニー 2018年グローバル都市調査 ①(グローバル都市指標)

” 経営コンサルティング会社A.T. カーニー(本部:米国イリノイ州シカゴ、東京オフィス:港区)は、今年で8回目となる「グローバル都市調査(Global Cities)」を実施し、2018年5月29日 、最新の結果を発表した。

本調査は、都市の現在のパフォーマンスを評価する「グローバル都市指標(Global Cities Index:GCI)」と、将来の有望性を分析する「グローバル都市展望(Global Cities Outlook:GCO)」の2つで構成される。

今年は全世界135都市を対象に調査を行った。この結果は、グローバル企業が拡大、投資、人材獲得に最も適切な場所を選定する際に有用で、2つの調査は相互を補完し、世界トップの都市の現況と今後成長が期待される都市の有望性についての見方を提供している。

また、今年の調査では、最近ますます世界中の人材や企業投資を惹きつけている中国の巨大都市についても特記している。

A.T. カーニーのパートナーで本調査の共同指揮をとるマイク・ハイルズは、次のように述べている。

「アマゾンの米国内第2本社の設立先を巡って誘致合戦が繰り広げられたように、各都市間の競争は現実にあり、競争に勝つことで得られるものもこれまでになく大きくなっている。

しかし、多くの都市で、投資や人材を惹きつけるため適切な分野に投資するメリットが理解されないまま、手遅れになっているケースが見られる。

私たちは、企業経営者が現在機会のある場所、将来有望な場所を選定するためだけでなく、都市が開発・変革を目指してより積極的な戦略を策定する基盤として、本調査を役立てて頂きたいと考えている」。

■グローバル都市指標(GCI)

本調査は、「ビジネス活動」「人的資源」「情報交換」「文化的経験」「政治的関与」の5つの観点、27の評価基準を基にランク付けしたものであり、世界で最も影響力のある各都市のパフォーマンスやグローバル展開に関する洞察を提供している。

グローバル都市指標では、ニューヨークが2年連続で、世界で最も競争力と影響力の高い都市となった。ニューヨークは、「ビジネス活動」において大きく改善し、「人的資源」においても世界トップのスコアを獲得して、首位の座を確固たるものとした。

A.T. カーニーのコンサルタントで本調査の共同著者であるニコル・デシバーグ・フリーアは「GCIは、企業が事業戦略を変更する際に、成長を実現して適切なバランス人材で業績を維持するためには、どこでどのように活動すれば良いかを決定するための重要な情報になる」と述べている。”(出典:朝日新聞 DIGITAL

という前段を受けて「さて、オーストラリアは?」と検索してみると・・

1 ニューヨーク
2 ロンドン
3 パリ
4 東京
5 香港
6 ロサンゼルス7 シンガポール
8 シカゴ
9 北京
10 ブリュッセル
11 ワシントンD.C.
12 ソウル
13 マドリード
14 モスクワ
15 シドニー
16 ベルリン
17 メルボルン
18 トロント
19 上海
20 サンフランシスコ
21 ウィーン
22 アムステルダム
23 バルセロナ
24 ボストン
25 ブエノスアイレス

シドニー(15位)とメルボルン(17位)の2都市。名だたる都市が並ぶ中で、25分の2を占められたことは競争力あるものと。

次回、同調査の「グローバル都市展望」を取り上げます。

オーストラリア ライフスタイル & ビジネス 研究所

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上記はFacebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」の2018年6月3日分の掲載記事です。

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