オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:雇用主の88%が2022年従業員の昇給を予定

雇用主の88%が2022年従業員の昇給を予定

” オーストラリアでは、今年従業員の昇給を予定している雇用主の割合は88%に上ったことが、人材紹介会社ヘイズ・リクルートメントの調査で分かった。

ただ、3%以上の昇給を予定している雇用主の割合は37%にとどまった8日付オーストラリアン・ファイナンシャル・レビュー(AFR)が伝えた。調査は、4,425社を対象に実施した。

調査によると、「従業員の昇給を予定している」と回答した雇用主の割合は、46年間にわたる調査の中で最も高かった。銀行や製造業、建設業、技術、エンジニアリングの分野の労働者は、特に昇給が大きいとみられている。

一方、「3%以上の昇給は妥当だ」と考えている従業員は84%に上り、「現在の給与に満足している」との回答は31%にとどまった。

ヘイズのオーストラリア・ニュージーランド部門のデリジアニス社長は、「熟練労働者の不足により、雇用主は当初の予定よりも高い給与を提示せざるを得なくなった」と述べた。

「国境開放で労働力不足は緩和されるが、問題の解決にはならないと考えている」と回答した雇用主は半数以上に上り、「国境開放が労働者不足の解決に役立つか疑問に思う」との回答は4分の1を占めた。”(出典:NNA ASIA

党名に冠された通り、労働党政権樹立で労働者の権利に政策的な力点置かれていくことになるでしょうが、切迫した事情も伝わり例えば日本と比較すると景気の良い話しで・・

上記はFacebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」の2022年6月11日分の掲載記事です。

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