オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:メルボルン郊外で、7月1日深夜から外出制限再導入

メルボルン郊外で、7月1日深夜から外出制限再導入

” オーストラリア南東部ビクトリア州は同国第2の都市メルボルン郊外で7月1日、外出制限を再導入する。

同州で新型コロナウイルスの感染が続いているためだ。アンドリュース州首相が6月30日に明かした。豪州では足元の新規感染者の大半が同州で確認されている。

1日深夜から短くても29日まで、生活必需品の買い物、運動、通勤、通学などを除き、自宅から出ないよう指示する。飲食店の営業は配達と客による持ち帰りに限る。

ロイター通信によると、メルボルンに近い10の郵便番号の適用地区に住む約32万人が外出制限の対象になる見通しだ。

豪保健省の6月29日付の報告書によると、過去24時間の新規感染者はビクトリア州が75人で、全国の約9割を占めた。

アンドリュース氏は声明で「体調が悪くても外出する人は多く、ソーシャルディスタンス(社会的距離)のルールも無視されている」と指摘した。

ビクトリア州は豪州で人口が2番目に大きな州だ。5月31日夜には屋内外で集まれる人数の上限を20人に緩めた。

だが州内で新規感染者が増えたため、6月21日夜から屋外で集まれる人数は10人まで、友人・知人宅などに一度に訪問できるのは5人までに抑えていた。

ほかの国でも経済活動の再開に伴う感染の再拡大の芽を摘むため、規制を再強化する事例が目立ってきた。

英政府は6月29日、同国中部レスターで学校の休校や必需品以外の店舗の休業といった規制を再び導入すると発表した。

ドイツ西部のノルトライン・ウェストファーレン州政府も6月23日、同州の郡の一部でロックダウン(都市封鎖)を実施すると表明した。”(出典:日本経済新聞

感染症拡大防止措置において他国をリードし、一歩一歩慎重に対処してきた(印象の)中、後戻りを強いられる事態に、本感染症の厄介さを知らしめられたように、、。

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上記はFacebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」の2020年7月1日分の掲載記事です。

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