オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:不動産市場、日本資本が再流入

不動産市場、日本資本が再流入

” オーストラリアの不動産市場で、日本など海外投資家による資本流入が勢いを増している。英不動産サービス大手ナイトフランクがまとめた「オーストラリアン・キャピタル・ビュー」は、直近では様子見していた日本の機関投資家らが、再びオーストラリア市場に戻りつつあると指摘した。

同報告書によると、25年第2四半期(4~6月)のオーストラリアの商業不動産投資額は82億豪ドル(約7,868億円)に減少し、上期合計は170億豪ドルと前年同期比1%減となった。

世界的な政策不透明感が大型取引を抑制したが、引き続き幅広い投資家層が底値感を持って参入機会をうかがっているという。

海外資本は第2四半期に全体の42%、26億豪ドルを占めた。米国投資家が中心となり、日本やシンガポール、カナダからの動きはやや鈍かったとした。

ただし日本勢の存在感は徐々に強まっているという。同報告書は、日本資本は人口減少で成長余地が限られる国内市場に代わり、成長が見込める海外市場への分散投資を加速しているとした。また、東京証券取引所の改革で企業に高い資本効率が求められるようになったことも背景にあるという。

オーストラリア市場ではシドニーとブリスベンを中心に、工業不動産の資産価値は4四半期連続で上昇した。建設コストの高騰で新規供給が抑制されており、今後も賃料上昇と資本成長が期待される。オフィス市場も高グレード物件の空室が限られ、回復の兆しが見え始めている。利下げ基調や資金調達コスト低下を追い風に、後半は取引の回復が見込まれているという。”(出典:NNA  ASIA

日本との結びつき(の強まり)をうかがえたのは好意的にとらえたい一方、長きに及んで高止まりしている不動産市場への動きが過熱してしまうことへの懸念も同時に抱かされました。

上記はFacebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」の2025年8月31日分の掲載記事です。

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