オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:2021年1~6月の金生産量、中国を抜き世界1位

2021年1~6月の金生産量、中国を抜き世界1位

” オーストラリアの金生産量が2021年上半期(1~6月)に157トンに上り、153トンだった中国を初めて上回って世界最大になったことが、資源コンサルタント会社サービトン・アソシエイツの調べで分かった。公共放送ABCが伝えた。

中国は2007年以来、世界最大の金生産国で、オーストラリアは過去約10年間、世界2位だった。

サービトンのクローズ取締役は、オーストラリアが中国を抜いた主な理由は、オーストラリアの金の生産増ではなかったと指摘。

中国の金鉱山で安全上の問題があり、数人の死者が出たため、現在、いくつかの鉱山で調査が行われているとした上で、両国の今後半年間の動向を見極める必要があると述べている。

一方でオーストラリアの金生産量は増加傾向にあり、19/20年度は328トンと過去最高を記録。20/21年度は321トンで2番目に多かった。

市場調査会社IBISワールドの調べによれば、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の影響で世界経済の見通しが引き続き不透明であることから、金への投資が進んでおり、今年の金部門の売上高は11.6%増加する見通し。増産と金価格の上昇が成長につながっているという。

豪政府統計局(ABS)のデータによると、オーストラリアの第2四半期(4~6月)の金探鉱への支出額は前期比19.3%増の4億2,980万豪ドル(約347億円)だった。”(出典:NNA ASIA

資源大国のイメージは持っていましたが、金について屈指の埋蔵量を誇ることは本記事で学ぶことになりました。

上記はFacebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」の2021年9月14日分の掲載記事です。

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