百田尚樹さんが描いた戦後の日本を鼓舞した石油商の生きざま:映画『海賊とよばれた男』鑑賞記

電車の中吊り広告で「!」となっていた『海賊とよばれた男』を求めてレンタル店に立ち寄れば・・

新作コーナーの『海賊とよばれた男』の壁

リリースから3日目ながら運良く数本のストックがあり、夜、 楽しみに(DVD)視聴〜

大量入庫ゆえ数本の在庫有り

百田尚樹さん原作ということで楽しみにしていましたが、レンタル前「本、どうしようかな」とは思ったものの

初めて百田尚樹さんの世界観に浸ったのも『永遠のゼロ』の映画版で、まずは上下巻に分かれた原作読むよりも、お手軽かなと。

『海賊とよばれた男』予告編(画像は動画にリンクしています)

百田尚樹さんの世界観

百田尚樹さんの書き下ろしの作品の多くに共通しているのは、日本に生きた日本人の力強い生きざまで

それが自分が百田尚樹さん作品に魅了されている源泉と思っていますが、

本作でもそれは見事に描かれており、レンタル直後に上映時間を確認した際、「145分」とあり、「長っ、、」なんて一瞬及び腰になったものの、

一旦、再生を始めればスクリーン向こう側で展開される世界に一気に惹き込まれていきました。

託された夢

舞台は主として戦後の日本が舞台で、主人公の型破りな石油商が圧力、障壁、理不尽などに立ちはだかられながらも

八方ふさがりとなる中で、下された決断は・・

屈することなく、自身の生きざまが貫かれていくというもの。

日本人としての矜持を胸に宿せる一本

画面に「実話に基づいた」との表記は確認出来ず、相応に脚色が施されているものと推量しますが、

史実に忠実であると、娯楽であるにかかわらず、エンターテインメント作品として見応え十分な作品であったと思います。

一人の勇敢な日本人の生きざまに触れることが出来、鑑賞後、爽快な感覚に浸らせてくれます。

 


Comments

comments