オールブラックス(All Blacks)をキャプテンとしてワールドカップ制覇に導いたリッチー・マコウの苦悩と栄光:『突破!リッチー・マコウ自伝』中間記

(ラグビーニュージーランド代表)All Blacks:オールブラックスのキャプテンとして、

ワールドカップ2011年及び2015年大会を優勝に導いたRichie McCaw:リッチー・マコウ元選手『突破!リッチー・マコウ自伝』を読み始めて

半分あたりのところまで来たので、そこまでのおさらい。

ダン・カーターと共に一時代を築いたレジェンド

本書を読もうと思ったのは、7、8月にリッチー・マコウと共に長くオールブラックスの中心選手として

ワールドカップ2015年大会制覇などに貢献したDan Carter:ダン・カーター選手自伝を読み、

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「ダン・カーター(の自伝)読んだなら、次はリッチー・マコウでしょう」とばかり、

amazonでの読者レヴューが今ひとつであるようにも感じたこと、約400ページに及ぶ厚みなどにひるんだものの、好奇心から敢行。

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World Cupを掲げるRichie McCaw(巻頭に挿入されている写真から)

オールブラックスのキャプテンという重責

翻訳本にありがちな読みづらさ、記述の多くがゲーム内容を文字で振り返るパートであるなど、

読んだ内容が頭に入ってきづらい感覚は拭えませんが、リッチー・マコウ本人でしか語れぬ事柄であったり、

ニュージーランドのメディア等からの追及を受けての苦悩の日々(主に2007年ワールドカップでのフランス戦に関して)であったり、

一見、あらゆる競技の代表チームの中で高い勝率を誇るオールブラックスの主将で栄光に満ちたキャリアと思いきや・・ 光と影で、後者(影)の部分が印象に残ります。

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知られざる内側からみたオールブラックス

目次(CONTENTS)に目をやると、「序文」から「謝辞」に至るまで23章に分かれ、残すところ9章。

日本に居ると、なかなかうかがい知れぬスポーツシーンの一大アイコンとも云うべきオールブラックスの内情、

或いは最強チームを率いることの経験談など、本書でしか得られないであろう内容について楽しみにしたいと思います。

 


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