常松裕明さんが迫った大崎洋さんが吉本とお笑いに賭けた痛快な日々:『笑う奴ほどよく眠る 吉本興業社長・大崎洋物語』中間記

大崎洋 吉本興業ホールディングス代表取締役会長の半生に、「噂の真相」の常松裕明さんが迫った

笑う奴ほどよく眠る  吉本興業社長・大崎洋物語』を読み始めて、全376ページ

 第一章 難波大阪篇

 第二章 疾走篇

 第三章 疾風怒濤篇

 第四章 漂流篇

 第五章 死闘篇

と章立てされているうちの 第三章 疾風怒濤篇 まで読み終えたので、そこまでのおさらい。

大崎洋さんが、百田尚樹チャンネルに出演されていた際に

百田尚樹チャンネルに出演されていた大崎洋さん(画面中央)

披露されたエピソードの数々が、仰天とさせられる内容で且つ笑い満載で、その際に本書が紹介され、即買い求めていた経緯。

過酷な日々、そしてダウンタウンとの出会い

序盤は、大崎洋さんが

” 「人事から聞いたけど、君は三人の新人の中で一番デキが悪いらしいな」”(p21)

と、当初は大学卒業を控えながら就職する意欲もそぞろであったところ周囲に流されとりあえず志願してみた吉本興業に採用され、

鬼上司 木村政雄さんのもと、

” 「だって、あんまりにも無茶苦茶やらされてるやん。おまえもおまえで何も言わへんし、見てられへんかったんや」”(p115)

とあまりのこき使われ様(ex. 芸能界では、仕事のダブルブッキングはマネージャーが一番やってはいけないミスだ。タレントの体はひとつしかないのだから当然だ。どころが木村さんは、涼しい顔でダブルどころかトリプル、フォース・ブッキングも当たり前のスケジュールを組んできた。/p87)に、

社内の揉め事の発端になってしまう状態をひたむきさで乗り越え、

” 東京から追い返され、大阪にも居場所がなかった僕は、ヒネた気分で下を向いてばかりいた。

そのどん底でふと目線を上げた時、たまたまそこにいてバチッと目が合ったのが、NSCの生徒たちだ。

その生徒たちから「ちょっとネタを見てもらえますか?」と声をかけられた時に、僕の居場所はそこにできていたのだ。”(p171)

と、生徒たちの中には

” そんな中で、ひときわ汚くて目つきの悪いコンビがいた。

浜田雅功と松本人志。

まだ高校を出たばかりで、浜田は五分刈り、松本はパンチパーマが伸びたゆな髪形をしている。

悪魔か疫病神か泥棒か、とにかくそんなツラだった。”(p130)

と、運命を決定づけるダウンタウンとの出会いから、燻っていた才能を輝かせるべく場=心斎橋筋2丁目劇場でブームを巻き起こすといったところまで。

尋常ならざるひたむきさ

大崎洋さんのお名前は、かつて読んだ松本人志さんの著書や昨年(2019年)、社会からバッシングの対象となった闇営業問題で吉本が批判の矢面に立たされた際などに再び耳にしていましたが、

エリート街道を邁進されてきたキャリアとは裏腹なトホホながらも、愚直に尋常ならざるひたむきを発揮し、目の前の仕事に、そして、信じたお笑いの地位向上、未来に向き合ってきた日々が痛快に伝わってきていて、中、後半の展開に興味津々とさせられています ^^


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