先日、参加した下記イベント

の対象書籍である『日本ラグビーの歴史を変えた桜の戦士たち』が、
読み始めてから3分の1程度のところまで来たので、一旦まとめ。
続きを読む ラグビー日本代表全31選手が振り返ったラグビーワールドカップ2015:『日本ラグビーの歴史を変えた桜の戦士たち』読み始め
先日、参加した下記イベント
の対象書籍である『日本ラグビーの歴史を変えた桜の戦士たち』が、
読み始めてから3分の1程度のところまで来たので、一旦まとめ。
続きを読む ラグビー日本代表全31選手が振り返ったラグビーワールドカップ2015:『日本ラグビーの歴史を変えた桜の戦士たち』読み始め
” 第2のパラドックスは、高水準の失業に代表される経済不況にありながら、インフレに悩まされてきたという事実である。
周知の通り、インフレとは好況期の経済加熱により、需要の増加に生徒が追いつかず物価が上昇することである。
オーストラリアの状況はこれとは異なり、不況のなかで消費需要が低迷しているにも拘らず、賃金上昇に支えられて物価が騰貴してきたのであり、今日多くの先進国が直面している状況である。
こうした状況のもとで、オーストラリアの経済戦略として、短期的戦略と長期的戦略とを分けて考える必要がある。
つまり、短期的な戦略としては、いわゆる比較生産費説に従って、資源賦存状況から判断して第1次産品の輸出を振興する戦略である。
この場合の問題点としては、対外的には、主要輸入国が種々の輸入制限的措置を課していること、
さらにGATTにおいて輸出補助金の削減が合意されたとは言え、EUや米国などの競合的輸出国が依然として形を変えた輸出補助金を維持しているため、第1次産品の交易条件(相対価格)が低迷していることである。
WTO交渉の過程で、この点は徐々に改善されていくことが期待されるが、完全に実現するまでには時間を要するであろう。
また国内的には、一次産業中心では失業を吸収しがたいという雇用対策の面での問題がある。
長期的戦略としては、輸入代替的工業代替化を図っていくことである。
しかし、現実的にはこうした比較優位部門としての第1次産品輸出促進戦略か輸入代替的工業化かという両極端の二者択一の問題ではなく(いわゆる産業間貿易または垂直分業の推進ではなく)、
各産業部門をある程度は維持しつつ、経済構造に伸縮性を持たせた上で、各々の産業部門内で比較的競争力のある分野にシフトしていくという戦略、いわゆる産業内貿易(または水平分業)を推進して行くことが課題となろう。
オーストラリアは日本以上に貿易依存度の高い国であり、国際市場とのかかわりなしには経済政策を論じることができない。
その点で、上記の経済戦略は、WTOの新ラウンド合意が難航し、FTAが乱立する中で、オーストラリアの持続的発展のための国際化対応の戦略に他ならない。 “(出典『オーストラリア入門 第2版』p281-282)
読者登録しているメルマガ(メールマガジン)は幾つかあるもの殆ど読めていない中、
放送作家の安達元一さん発行のメルマガは、動画メインで送信されてくるため、このところ視聴する機会が多く、
先日の内容は印象的であったので、取り上げたいと思います。
” オーストラリアは2つのパラドックスに直面している。その第1は、人口希少国でありながら、失業を抱えているというパラドックスである。
これは次のように説明される。通常、一国が工業部門を持続させるには最低5,000万人の人口が必要と言われる。
オーストラリアはわずか2,000万人弱の人口(註:2015年2月現在の人口約2,400万人)しかもたない。
工業生産には「規模の経済性」が重視される。この程度の人口規模では、国内生産物に対する十分な有効需要が存在せず、国内生産を拡大すればすぐ過剰となる。
さらに地理的に孤立しているため、近隣に工業製品の輸入国を持たない。
逆にオーストラリアの近隣には、ASEAN諸国や東アジアなどの急速に工業化を進めている地域が立地していることから、
国内市場が 小さいことが工業部門の発展を阻害しているといえる。
しかし他方で、オーストラリアは失業問題を抱えている。
周知の通り、工業部門は第1次産業部門などに比べて労働吸収力あるいは雇用創出力が大きいが、
現在のオーストラリアの産業構造はサービス業を中心とする第3次産業が国内総生産の70%を占め、ついで第1次産業が大きな比重を占めている。
労働吸収力の大きな工業部門が人口不足のために育たないが故に労働雇用が少なく、その過小な人口をも雇用しきれずに失業を抱えているのである。”(出典『オーストラリア入門 第2版』p280-281)
去年の秋頃から世に言う幹事、5〜15人規模の集まりを企画する役回りを担い、
先の2月29日も「4年に一度の日、印象に残る過ごし方をしましょう」との呼びかけから、月曜日ながら10名程度が集い終電近くまで旧交を温めていました。
多くの場合、会の途中、若しくは終わってから感謝され、「やって良かったなぁ」と思うものですが、
いかんせん集まっている時間に対して準備期間の方が長く、もどかしい思いをすることもしばし。
今回、一連の機会に感じていたことを備忘録的にとどめておこうと思います。
” ABC放送(電子版)は、「一般世帯の電力使用量は減っているのに電力料金は上がっている」とする豪統計局(ABS)の発表を伝えている。
ABSのデータによると、2008年から2014年までの期間に一般世帯の平均電力料金は61%増加しているが、2002年以来、世帯あたりの電力使用量は7%減少している。
豪エネルギー消費者協会によると、電力料金値上げの最大の原因は、一般に「電柱と電線」と呼ばれる送配電インフラストラクチャで、家庭電力料金の40%を占めている。
この電力使用量には住宅ソーラー・パネル発電量も含まれており、電化製品の省エネ化の結果と考えられている。
グリーン・マーケッツのトリスタン・エディス・エネルギー・アナリストは、「一般家庭レベルで省エネ化が進んでいる。
しかし、残念ながら、電力の独占企業状態を規制しなければ必要以上に電力料金が上がることになる。
また、再生可能エネルギー発電率目標や廃止された炭素税なども電気料金をわずかに押し上げたが、最大の原因は電力会社が要りもしないインフラストラクチャに巨額を注ぎ込みすぎたからだ。
2007年に規制当局が目を離している隙に送配電企業が浪費を始めた。後に全く必要としていない設備に投資していたことが明らかになった」と語っている。”(出典:日豪プレス)
クエンティン・タランティーノ監督の新作『ヘイトフル・エイト』鑑賞で久々映画館(シネマコンプレックス)へ。
「映画館へは、いつ以来だろう?」と遡ってみれば ↙︎昨年(2015)年11月以来.-
その時と同じく鑑賞の動機は、(毎月1日の)映画の日ということで、「何かあるかなー?」とレヴュー等を参考にして決定。
続きを読む クエンティン・タランティーノが仕掛ける密室での悪党たちの駆け引きに引き込まれた:『ヘイトフル・エイト』鑑賞記
先月(2015年2月)末にアメリカはハリウッドで開催されたアカデミー賞、
「作品」「脚本」など主要部門は逃したものの「編集」「録音」など最多6部門を受賞した『マッドマックス 怒りのデスロード』.-
鑑賞したオーディエンスの満足度に対して、興行収入が結び付かなかった側面もあるようですが
受賞の有無を問わず、映画ファンの心に残る一本にはなっていたとは思いますが、
権威あるオスカーが授与されたことで、その(2015)年を代表する一本に箔がついたといえる結果になりました。
続きを読む オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:『マッドマックス 怒りのデス・ロード』第88回アカデミー賞で最多6部門受賞