Jake E. Lee率いるRED DRAGON CARTEL Japan Tour 2015に行って、メンバーとも交流してきた

元Ozzy Osbourne:オージー・オズボーン、自身が結成した元BADLANDSのギターリスト、Jake E Lee:ジェイク・E・リーが率いる

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RED DRAGON CARTEL のJapan Tour 2015 東京公演2日目に行ってきました。

Jake E Leeと私

チケットは公演前日に手元に届いたもので、当日行けなくなった方を通じて巡ってきた、この機会。

洋楽を聴くようになった中学生時代には、既にOzzy Osbourneのギターリストとしてロックスターとしての地位を確立しており、

日系の血が入っていることで、ファンの思い入れを強くしていた部分もあったと思います。

私自身の急展開の背景にOzzy時代、BADLANDSの曲は大概、頭に入っていたものの、

RED DRAGON CARTELは真っさらなで、当日になってセットリストを確認しながら、Youtubeで予習。

カッコイイ〜♪ なんて思った代表格の

RED DRAGON CARTEL “Deceived” (PV)

Deceivedは「セットリストから外れているのかぁ・・」と。

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日本公演直前のWest Hollywood(2015.9.6)でのセットリスト.-

ライヴ+、のお楽しみ

入手した券では、公演前のサウンドチェック、Meet & Greet:ミート&グリートに参加する事ができ、早めに会場のCLUB QUATTRO入り。

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到着時の眺め

2週間前のHELLYEAH公演の際で久々にCLUB QUATTROに来たと思ったら、連発といった感じに。

また、それまで全然ライヴがご無沙汰であったのに、HELLYEAH、LOUDNESSと来て

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<< 2015年9月8日投稿:画像は記事にリンク >> LOUDNESS “3oTH ANNIVERSARY THUNDER IN THE EAST”公演にミート&グリート付きで行ってきた

RED DRAGON CARTELの3週連続のナマ音も、7月には何れの公演のチケットは手元になかったという急展開。

1. Soundcheck(サウンドチェック)

定員40名(若しくはそれ以内)で列を作り、まずはサウンドチェック見学(写真撮影NG)。

ホール内に足を踏み入れればLED ZEPPELINの”Communication Breakdown”が演奏されており

ライヴのレパートリーに入っていなかったと思うので、ファン向けの演出?と思ったり。

VocalのDarrenはファンに愛想を振りまくも、ステージの主のJakeはニット帽にサングラス姿で

殆ど客席側には背中を向けており、ややその後の展開が不安になるような・・。

(ファンを交えての)リハーサルは30分程度。Ozzy Osbourne時代の「暗闇にドッキリ」で話題性もさらった”Shot In The Dark”と

もう1曲(曲名分からず)を通しでやった以外は、本当にリハーサル、音合わせといった感じ。

VAN HALENのリハーサルを観に行った時は、ライヴでは演らないような曲も取り上げファンサービス的な意味合いを感じましたが

今回は、演出が抑えられ本当のリハーサルといった様子。最後はJakeが弾いているギターの弦が切れた事で終わったような感じ。

2. Meet & Greet(ミート&グリート)

Darrenの「一服したら、また戻ってくるから(英語)」の挨拶で、第2部 Meet & Greetへ。

まずは、メンバーとの写真撮影との事。スタンバイ中の写真撮影自由、本番では自分中心にメンバーと一緒に撮ったり、

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with RED DRAGON CARTEL.- もっと笑ってたと思ってたんだけどなぁ ^~^;A

その後、Jakeと2ショット写真。サウンドチェックの時の様子とは一転、気さくにファンの求めに応じる手厚いファンサービスに

一気に親近感を抱き、ファン度を高められました -^~^ –

それから再びサインを貰うための列に並び直して、メンバー個別にサインを。

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サイン会の様子.- 手前から:Jake, Darren, Anthony & Jonas.-

ここは腕の見せ所と、実家に眠っていたお宝に陽の目が当たる機会となり、

Jake E Leeが初レコーディング作品となった(デヴュー前の)ROUGH CUTT時代の

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“LA’S HOTTEST undigned ROCK BANDS”のオムニバス盤を持参し・・

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Jakeもしばしペン、会話を小休止して、それに見入ってくれました。

為書きの要望もなんかも聞いて貰えたり、各メンバーと軽い挨拶などを経て、そんなこんな振り返ってみれば「あっ」という間に感じられた特典が終了し、一旦、会場の外へ。

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3. pre-show

前回のHELLYEAHは整理番号3番と、「もうこれは前に行くしかないでしょう」と

過去の苦い経験から「オールスタンディングの前は嫌だなぁ」なんて思っていたものの無傷で生還。

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<< 2015年9月4日投稿:画像は記事にリンク >> HELLYEAH “BLOOD FOR BLOOD 2015 TOUR IN JAPAN”で体感したバンドとファンの絆、魂が躍動する80分

今回は20番台の半ばという事と、サインの入ったアイテムなどを鞄を抱えていたので、

「出来たらPA卓を取り囲むように並べらられた椅子席に行きたいなぁ〜」と。

数えたところ22席しかなく、相当数Jake前に陣取るファン数は予想出来たものの、

関係者用とみられる「RESERVED SEAT」のプレートも置かれ、「どうかなぁ〜」なんて思っていたところ

PA卓真裏の壁際の絶好席を確保。嬉しいというより「手荷物を気にせず、ショウを楽しめるな」と、ホッと安堵 〜

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まだ、場内に30人もいないくらいホール内(開演50分前くらい).-

そこから、だいたい開演まで1時間弱。去年もRED DRAGON CARTELで来日にしており、

以降、新譜が出たわけでもないので、当日券の販売も行われていた状況下、

「今回、どの位入るんだろう」なんて興味本位的な関心があったものの・・

開演時間が近づくにつれ、フロアに、自分の後方ゾーンにと、続々とスペースが埋め尽くされていき、90%以上の動員に達していたような。

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開演10分前。だんたん隙間も無くなってきました・・

Jake E Leeのブランクが長かった事を考慮すると、この根強い人気はさすがですね。

4. Showtime!!

ほぼ定刻(19:00)通りに、場内が暗転し、DrumsのJonas Fairleyの「コンニチハ〜」の掛け声から

オープニングはOzzy時代の”The Ultimate Sin”でスタート〜

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OP:♪ The Ultimate Sin.-

ホール中頃やや後ろの中央部のほぼ真ん中という座席から音はバランス良く聴き取れ、

耳は3週連続の爆音で慣れているはずなのに、終演した翌日は一番の耳鳴りであったという(苦笑)

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メンバーの出入りが多く、Jake E Leeのソロ・プロジェクト色が強いものの、4人の仲は良さそうでコンビネーションも良かったです.-

ショウは全体で90分弱と短め。アンコール無しという最近では珍しい構成ながら

最後、”Bark At The Moon”が来た時点で、「これがラストだ」とファンとの合意も出来ていた事で、来場者の満足度は高かったと思います。

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当日(2015.9.16)のセットリスト.- *5曲目は、正しくは”Now You See It (Ozzy Osbourne)”

個人では一夜漬けならぬ当日漬けといった感のRED DRAGON CARTELの曲は追いきれなかったものの

Jakeのキャリアを網羅的にフィーチャーしたセットリストで、BADLANDSの”Rumblin’ Train”ではブルーズ・ジャムといったアプローチも採られ、

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ピックをドラムスティックに持ち替えての Rumblin’ Train 中のブルーズ・ジャム

終盤のクライマックス(Feeder〜Dreams In The Dark〜Bark At The Moon)へ雪崩れ込む

▪️RED DRAGON CARTEL “Feeder” (PV) 

(ショウ)中盤をよく引き締めていたように思います。

Jakeらしいミドル・テンポでタメの効いたブルーズ・ロックをベースに、Ds.のJonasのプレイもシンプルなキットながらアグレッシヴだったし

B.のAnthony Espositoも堅実、客席にLYNCH MOBのTシャツを着たファンを見付けて上機嫌の様子。

また、Darrenの声もツボに入るハスキーな感じに声量も良く出ていたし、本職はHAREM SCAREMでのDs.(ドラム)なのでしょうかな?

堂々としたパフォーマンスに、フレンドリーなMCも印象的で、各部分がバンドとして上手く機能し、一体化されていたように感じました。

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Ending:♪ Bark At The Moon.-

何より終演後、心底、自分がギター中心のハードロックに魅了されている事を再認識させてくれるライヴでした。

Jakeのロックスター然とした佇まいに、ギターを弾くアクションが決まる! 決まる!!

変な先入観からRED DRAGON CARTEL甘く見ていたけど、Jake以外のメンバーが固定されて、

それこそJakeに準じる格のあるミュージシャン(John Corabi、Tony Franklinとか)がラインアップに加わったら、化けていく予感も夢見させてくれました。


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