新海誠監督が描いた「もう一度あの人に会いたい」の思いに突き動かされた少女の大冒険:映画『星を追う子ども』鑑賞記

前日に読了した⬇︎

<< 2020年4月12日投稿:画像は記事にリンク >> 新海誠監督が描いた「もう一度あの人に会いたい」の思いに突き動かされた少女の大冒険:『小説 星を追う子ども』読了

『小説  星を追う子ども』の映画版を視聴。

出典:amazon prime video

他の(新海誠監督)作品と同様、まず映画、そして小説が制作された経緯から、映画がオリジナルということになりますが、

不意に訪れた出逢い、されどうたかたの・・

期待に沿って、小説で拾い切れなかった前後の繋がりが曖昧であった部分に、想像力及ばなかった箇所等が、

映像を視てしっかり繋がり、鑑賞後すっきり腹落ちさせてくれました ^^

新海誠『星を追う子ども』予告編映像

思いに突き動かされ、冒険の果てに得られた・・

本作の制作2011年とのことで、時間は遡り、『君の名は。』、

<< 2017年1月1日投稿:画像は記事にリンク >> 今さらなんだけど映画『君の名は。』を観に行って、新海誠監督が描き切った世界観に浸ってきた

或いは『天気の子』

<< 2019年9月1日投稿:画像は記事にリンク >> 新海誠監督が描いた、天気を味方にしたものたちが全力で駆け抜けた夏:映画『天気の子』鑑賞記

といった近年の作品との比較よりも、スタジオジブリ作品で描かれる世界観に近い印象を抱きました。

内容は、エンディングのみ小説との比較でも唐突というのか、あっさりした印象を強く抱いたものの

冒険の始まり

冒険を軸に展開されていったストーリーは、新海誠監督作品の中で最も惹き込まれ、楽しめた作品でした。

出逢いの尊さを実感

場面は異なれども何度逢うことも叶う人もいれば、ふとした瞬間的な出逢いに、地理的条件等から限られた出逢いも有り、

出逢いと一口に云えども、態様はそれぞれ。

本作を視聴すると、人と出逢うこと、共に過ごせる機会、時間の稀少性、尊さといったことにも思い及ばされ、

特に人との接触、交流が奨励されない状況下、当たり前に思えていたことが、実は多分に感謝すべきこと(≒今、この瞬間は一度限りのものである)であることを示唆してくれるストーリーでもありました。


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