都知事選挙体感記

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一八日間の漠然とした高揚

昨日の20時過ぎ「あぁ、呆気なく終わっちゃったなぁ・・」と。個人では、郵政選挙の時、2005年の郵政選挙の際に

小泉(純一郎首相/当時)演説を聞いた事がなかったので、今回、細川護熙候補の応援に帯同されると聞いて

時間の許す範囲で街頭2回、個人演説会1回、目の当たりにする事が出来ました。

その他、ツイキャスでも結構聞いたので、すっかり魅了されました。特に、最終の新宿アルタ駅前の演説は

吹雪の中での演説となり、終わった後に「細川コール」が沸き上がるという熱狂ぶりで、

ナマを体感している自分としては、「行っときゃ良かったなぁ」と後悔させられるくらい。

それでも、何より迫力あったのは、南相馬市から来られた桜井市長の演説でした。(2月4日に紹介のものと別アングル/短縮版)

今日、私のFacebookのニュースフィードに流れてきた内容では・・

「都民の意向はわかった。それで、いつ原発を東京都内に作り始めるんだ?まさか、他県の原発から電気を送ってもらおうなんて虫のいい考えをしてるんじゃないだろうな。」

との鋭い指摘、、

高揚の正体

何が、そんなに心動かされていたんであろうと考えてみましたが・・

  • 自分の過去の過ちを認めて、権力に怯まず立ち上がった覚悟(実際、妨害工作が凄まじかったようで)
  • 自身の利益は一切なく、純粋にこれからの日本を支える世代の立場に立っていたひたむきさ
  • 演説の内容に夢があり、新しい世界を描いていたこと

あたりが、自分を含め各地の演説に足を運んだ人たちの心に響いたんだと思います。

候補者自身も熱かった

と、当初は小泉さんに興味を持っての行動でしたが、細川さんに対しても演説を聞いているうちに

  • 世間で思われている殿様とのイメージとは裏腹に、脱サラして孤立無援の状況下で政治の道を志した事
  • 熊本県知事の座に固執せず、一旦、身を引いた後、国政の矛盾を感じ、一人で日本新党を立ち上げ、政権交代の足掛かりを作った事
  • 優雅とも思える隠遁生活から国の在り様に懸念を覚え、苦手としながらも、人前に曝される立場への復帰を決心した事

補足は⇒ 2月4日のエントリー を。

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生き様が伝わる事の得難さ

政策全般について明るくないので、果たして誰が勝つ事が東京都にとって一番良かったのか言い切れませんが、

今回、70を過ぎ一旦表舞台から姿を消した首相経験者二人が起こした行動は覚悟を決めた人たちの生き様を感じました。

選挙中に感じていた「これから新しい局面を迎えるかも」の高揚感。

選挙戦が終わった今にして思うと、「夢を見させてもらっていたんだな」と分かり、あの熱気が何とも名残惜しいですなぁ・・

そして、話しは逸れる・・

寝癖を直す時間は無かったものの、SP包囲網の掻い潜った瞬間は逃しませんでした。って、ちょっとミーハーでしたね ーー;

細川護熙 -0210wp

 


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