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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:「評判のいい国・地域」ランキング 2016年度版

「評判のいい国・地域」ランキング 2016年度版

” アメリカのコンサルティング会社であるレピュテーション・インスティテュートが2016年度版の「評判のいい国・地域」ランキングを発表している。

このランキングは主要先進8カ国(G8)の4万8,000人が調査対象の国・地域を、訪問先としての安全性や政策の先進性など16項目の基準で評価し、ランク付けを行ったものである。

・・中略・・

素晴らしい評価とされる80ポイント以上の国はないが、評価が高い評価とされる70~80ポイントの国には14カ国が入っている。日本は14位でぎりぎりながらも強い評価の国だ。

評価の高い国

1位 スウェーデン(78.34)

2位 カナダ(77.82)

3位 スイス(77.00) 

4位 オーストラリア(76.84) 

5位 ノルウェー(76.18)

6位 フィンランド(75.16)

7位 ニュージーランド(74.68)

8位 デンマーク(74.25)

9位 アイルランド(74.11)

10位 オランダ(73.90)

11位 オーストリア(72.44)

12位 イタリア(71.68)

13位 イギリス(71.08)

14位 日本(70.97)

“(出典:児玉克哉

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:オンライン売上高200億豪ドル突破、実店舗の5倍の速さで拡大

オンライン売上高200億豪ドル突破、実店舗の5倍の速さで拡大

” 今年6月までの1年間でオーストラリアのオンライン小売売上高が201億豪ドル(約1兆5,492億円)と、初めて200億豪ドルの大台を超えたことが、ナショナル・オーストラリア銀行(NAB)の調べで分かった。

オンライン売上高の伸びは2011年に記録した約30%以来減速してきたものの、実店舗売上高の5倍の速さで拡大しており、全体の売上高2,969億豪ドルの6.8%を占めるという。4日付オーストラリアン・ファイナンシャル・レビューが伝えた。

6月の国内小売りのオンライン売上高は前月比で1.1%、前年同期比で16.9%それぞれ増加したのに対し、海外小売りは0.5%、0.9%増と豪ドル安が響いたようだ。

オンライン小売売上高のうち、国内の支出が80.1%を占めており、豪ドルが対米ドルでパリティー(等価、1豪ドル=1米ドル)に近づいた3年前の75%から伸びている。

また、年間売上高250万豪ドル以下のオンライン中小小売企業の売上高成長率は過去12カ月間で22.2%となり、全オンライン売上高の37%を占めている。

項目別では、メディアが前年同期比23.3%増(全オンライン売上高の16.5%)と堅調な伸び。

持ち帰り食品も、宅配ピザの注文アプリの展開などで56.1%増(5.8%)と拡大している。大手スーパーマーケットのコールズやウールワースが占める食品雑貨は、9.3%増(17.9%)となった。

一方、デパートは6月に前月比で2.2%減、前年同期比でもわずか1.7%増。これに対して、オンラインでのファッション売上高は昨年18.8%増加した。”(出典:NNA.ASIA

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:豪英クリケット優勝トロフィー

豪英クリケット優勝トロフィー

” Ashes   the Ashes

It’s great to play an innings that helped Australia take the Ashes. (オーストラリアの優勝に寄与するイニングスをプレーできてたいへんうれしく思います)

ー これは、試合に活躍したオーストラリアの選手が新聞記者の質問に答えて感想を述べた言葉である。

このashes(灰、遺骨)が「優勝」を意味するようになったのは、次のような報道に由来する。

1882年、イギリスでの豪英クリケット試合でオーストラリアが初めて勝った。

翌日のイギリスの新聞はユーモラスにこう報じた ー

「English Cricket died at the oval(球場) on 29th August, 1882… the body will be cremated, and the ashes taken to Australia.」

(イギリス・クリケット氏は1882年8月29日球場で死亡致しました。・・・遺体は火葬に付し、その遺骨(ashes)はオーストラリアに運ぶことになりました)

この話にはもう一つおまけがついている。翌年シドニーで行なわれた豪英試合では、今度はイギリスが雪辱した。

その時オーストラリアのある婦人団体がクリケット球場のwicket(捕手のところにある柱を燃やし、その灰を骨つぼ形のトロフィーに収めた。

それがイギリスに運ばれ、現在ロンドンのロード・クリケット球場に保存されているが、豪英のどちらが勝ってもトロフィーの移動はないので、象徴的な存在となった。)”(出典:オーストラリア英語辞典)

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:オーストラリア準備銀行が、史上最低の1.50%に利下げ

オーストラリア準備銀行が、史上最低の1.50%に利下げ

” オーストラリア準備銀行(中央銀行)は2日、政策金利を1.75%から、史上最低となる1.50%に引き下げると発表した。

3日から実施する。利下げは今年2回目で、5月以来3か月ぶりとなる。

豪中銀は物価上昇率の目標を2~3%としているが、最近は伸びが鈍っており、利下げでデフレを防ぐ姿勢を鮮明にした。

中銀のスティーブンス総裁は声明で「最近のデータで、物価上昇率が非常に低いことが確認された」と、利下げを判断した理由を説明した。”(出典:読売新聞

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:映画とテレビ ⑤ ー ドキュメンタリー、商業テレビ

映画とテレビ ⑤ ードキュメンタリー、商業テレビ

” オーストラリアの映画産業はまた、ドキュメンタリーや商業テレビ作品でも世界的に名声を得ています。

米国で大成功した俳優には、サイモン・ベイカー(メンタリスト、ガーディアン)、レイチェル・グリフィス(シックス・フィート・アンダー、ブラザーズ&シスターズ)、ポーシャ・デロッシ(アレステッド・ディベロップメント、アリーmyラブ)、アンソニー・ラパグリア(ウィズウト・ア・トレース)などがいます。

ドキュメンタリー監督ではデニス・オルーク、ボブ・コネリーとデイビッド・ブラッドベリなどが挙げられます。

オーストラリアのドキュメンタリーは次の映画祭で紹介されてきました。

  • トロントのホットドックス映画祭
  • マルセイユのサニーサイドオブザドック映画祭
  • アムステルダム・ドック映画祭
  • オーストラリア国際ドキュメンタリー会議

“(出典:オーストラリア貿易促進庁

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:映画とテレビ ④ ー 多様なロケ地と最先端技術

映画とテレビ ④ ー 多様なロケ地と最先端技術

” オーストラリアの自慢は、映画ロケ地に適した、壮大で多彩な景観です。未来を思わせる都市景観、荒涼たる砂漠、ブドウ畑、自然のままの海岸線、民族色豊かな街角、砂ぼこりにまみれたアウトバックの町、山岳地帯、砂丘、北部の熱帯雨林、工場群、ヨーロッパスタイルの村などをロケに用いることができます。

オーストラリアには、高度に熟練した技術クルーと、世界レベルのスタジオ設備があるため、海外撮影先として人気があります。

また、季節が逆であることと、時差の関係で、北半球の撮影スケジュールを補完する場所として利用することもできます。

さらに、撮影コストは、米国を平均30%下回ります。また、政府が税制上の優遇措置で支援しており、海外の作品誘致に役立っています。

1998年5月にシドニーでオープンしてからすぐに、フォックススタジオ・オーストラリアは、世界で最も引っ張りだこのスタジオ設備のひとつとなりました。

南半球で最大の専用スタジオコンプレックスと、最も設備の整ったフィルムラボが自慢です。

ハリウッドの大ヒット映画、マトリックスとその続編、スターウォーズII、マッドマックス、クロコダイルダンディー、ベイブ、ミッションインポッシブルII、スーパーマン・リターンズはいずれもオーストラリアで撮影されました。

また、アカデミー賞を受賞したアニメ映画ハッピーフィートもオーストラリアで制作されました。”(出典:オーストラリア貿易促進庁

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:映画とテレビ ③ ー 充実した制作体制

映画とテレビ ③ ー 充実した制作体制

” 裏方の世界に目を向けてみましょう。オーストラリアには、ハイレベルの技術・編集スタッフ、最先端のスタジオ設備が整っており、世界中の映画・テレビ業界人から熱い視線が注がれています。

映画産業は、オーストラリア経済に大きく貢献しています。このため政府は、財政支援を集中管理する機関「スクリーン・オーストラリア」を設立し、映画への更なる個人投資を奨励しています。

また、国際的な映画制作プロジェクトをオーストラリアに誘致する活動も盛んです。さらに国内企業と外国企業が提携してスムーズに映画制作を進められるような条約の整備を積極的に進めています。

海外の映画会社が認可されたオーストラリア企業や施設を使用して映画を制作した場合、クランクアップまでの経費のうち1,500万豪ドルを越えた分については、15%の払い戻しが受けられるという規定があります。

また、オーストラリアの視覚効果技術スタジオを使うなどポストプロダクションでの支出では、500万豪ドルを越える分について同じく15%の払い戻しが受けられます。

この場合、映画の撮影そのものはオーストラリア国外でおこなわれていてもかまいません。

オーストラリアで制作された映画の数は、この10年で大きく増えました。これらのほとんどはアメリカ映画ですが、ほかの国でも、オーストラリアでのロケが増加傾向にあります。

オーストラリアで制作された大作映画としては、『マトリックス』シリーズ、『スターウォーズ』シリーズのエピソード2とエピソード3、『ハッピーフィート』などがあります。”(出典:オーストラリア貿易促進庁

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:映画とテレビ ② ー 銀幕のスター達

映画とテレビ ② ー 銀幕のスター達

” オーストラリアは、世界的に有名な映画俳優をたくさん輩出してきました。

米国アカデミー賞受賞者のケイト・ブランシェット、ラッセル・クロウ、ニコール・キッドマン、ジェフリー・ラッシュ。

そして、エリック・バナ、メル・ギブソン、ヒュー・ジャックマン、ナオミ・ワッツ、故ヒース・レジャーなどなど、世界的に大人気のスターが目白押しです。

テレビ業界でも、ゴールデン・グローブ賞を獲得した俳優アンソニー・ラパリアや、レイチェル・グリフィスらの活躍が見逃せません。

また、サイモン・ベイカー(『堕ちた弁護士』)、トニ・コレット(『United States of Tara』)、ドミニク・パーセル(『プリズン・ブレイク』『ドクター・ハウス』)らが出演した人気テレビシリーズは、世界中に配給されました。”(出典:オーストラリア貿易投資促進庁

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