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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:アミューズメント大手ビレッジ・ロードショーに買収提案

アミューズメント大手ビレッジ・ロードショーに買収提案

” オーストラリアでテーマパークや映画館を手掛けるアミューズメント大手のビレッジ・ロードショーは18日、豪ファンドのBGHキャピタルから買収提案を受け、協議入りしたと発表した。

買収額は4億7千万豪ドル(約320億円)程度の見込み。同社は東部のゴールドコーストで大規模なテーマパークを運営するが、新型コロナウイルスの感染拡大で休園が続いている。株価は2月半ばから約5割下落している。

ビレッジによると、1株当たり、最大2.4豪ドル(約165円)で買収提案を受けた。15日の終値よりも36%高い価格となる。

同社はテーマパークの「シーワールド」や「ワーナー・ブラザーズ・ムービーワールド」を運営し、日本や中国など海外の観光客にも一時、人気があった。

ただ、2019年6月期の通期業績は、売上高が前の期比12.7%減の10億豪ドルにまで落ち込み、映画配給事業の赤字などが響き、最終損益も650万豪ドルの赤字となった。

こうした状況下、足元では新型コロナの影響も加わり、身売りの判断に傾いたとみられる。

豪州では、新型コロナによる需要急減で、4月には国内航空2位のヴァージン・オーストラリアが経営破綻した。

外国人の入国禁止など、新型コロナの感染防止措置が長引けば、今後も旅行や観光産業に大きな影響が出る可能性がある。

ビレッジに買収提案をしたBGHキャピタルは、ヴァージンの買収候補としても名前が挙がっている。”(出典:日本経済新聞

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:新型コロナウイルス収束後、国内企業にホテル大幅割引の恩恵か

新型コロナウイルス収束後、国内企業にホテル大幅割引の恩恵か

” オーストラリア企業は、新型コロナウイルス感染症の収束後、ホテル料金の大幅割引が受けられそうだ。

法人向け旅行代理店コーポレート・トラベル・マネジメント(CTM)が予想している。オーストラリアンが伝えた。

CTMのフェラス社長は、新型コロナ関連の規制が解除され、国内の出張が可能になった場合、「市場シェアを獲得するためにホテル経営者による激しい競争が発生」し、大幅なホテル料金の割引が期待されると述べている。

同社長によれば、過去に豚インフルエンザや重症急性呼吸器症候群(SARS)が発生した際にも、短期的な需要の低下に伴い、ホテル料金の割引が行われたという。

同社長はまた、中間管理職以上の幹部社員が安全上の理由からライドシェアや公共交通機関の利用を拒否し、社用車を要求するようになると予想している。

CTMが上位500社のグローバル顧客を対象に実施した調査では、新型コロナ収束後に出張管理の方法が変更されると考えている割合がわずか14%であることが分かった。

フェラス社長は、観光部門はもっと神経質になるかもしれないが、企業は大きく変わるとは考えていないと指摘している。

同調査では、世界の法人旅行の顧客の78%が、新型コロナに関連した出張制限がプロジェクトの遅延につながり、

新規事業の開発や企業と顧客の関係構築、職業訓練に悪影響を及ぼしていると回答しており、旅行が経済回復に主要な役割を果たすと考えていることが示されている。

一方、豪政府統計局(ABS)によれば、3月の短期滞在の外国人入国者は33万1,900人で、前年同月比で60%減少。

中国からが78%減と最大の落ち込みを示し、日本からが75%減、ニュージーランドからが56%減だった。”(出典:NNA ASIA

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:失業率 − 2020年4月

失業率 − 2020年4月

” 5月14日、記者会見に立ったスコット・モリソン連邦首相は、「4月だけで60万人近い雇用の喪失は、国民世帯や社会にとっては破滅的な影響だ」と語った。ABC放送(電子版)が伝えた。

さらに、「この失業率は衝撃的だがまったく予想していなかったわけではない」と語っており、ジョッシュ・フライデンバーグ財相は、「失業者の大多数が女性だ」と語っている。

また、豪統計局(ABS)の最新の数字によれば、失業率は3月の5.2%から4月には6.2%に増加している。

モリソン首相は、「今後、コロナウイルス蔓延防止のために行わなければならなかったシャットダウンの影響が明らかになってくればさらに悪いニュースが現れてくることと思う。

この疫病は世界各国に甚大な被害をもたらしているが、オーストラリアも同様だ。

国民が互いに支え合って悪いニュースに立ち向かわなければならない」と警告している。

ただし、ロイターズの調査で示されるようにエコノミストの間では4月の失業率は8.3%にのぼるとの予想が強かった。

それについて、フライデンバーグ財相は、「失業率が予想されたよりも低くなったのは政府のJobKeeper制度で政府が事業所の雇用維持を支えたからだ。

今日のこの失業率はコロナウイルスが経済に及ぼす厳しい打撃を示している。

しかし、現在の苦難はまだまだ終わりに遠く、これからますます悪い知らせが入ってくるものと思う」と語っている。

さらに、「新規失業者594,000人のうち、女性は325,000人、また、若年者失業率はこれまでの11.5%から13.8%に拡大している。

このような数字から、コロナウイルスに対する政策として現在のような各種制度が必要になった」と語っている。

JobKeeperプログラムは2020年9月まで6か月の期限で始められた制度で、6月末に一度見直しを受けることになっているが、

これらの暫定的な経済支援策を9月に一気に停止することは経済不況につながるとの声も出ており、モリソン首相は、今後の変更の余地を残す回答をしている。

また、ミカエリア・キャッシュ雇用担当相は、JobSeeker受給者は、従来の「求職活動条件」が停止されており、これも5月22日から6月1日まで延ばさることになったと語っている。”(出典:NICHIGO PRESS

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:ニューサウスウェールズ州で、飲食店が営業再開

ニューサウスウェールズ州で、飲食店が営業再開

” オーストラリアで人口が最多のニューサウスウェールズ州(NSW)では15日、新型コロナウイルスの感染拡大で約2カ月休業していたカフェやレストラン、バーなどの営業が再開した。

一方、NSW州のベレジクリアン首相は、ウイルス感染への警戒を続けるよう呼びかけた。

「海外の多くの地域で規制の緩和に失敗している。NSWがそうなることを避けたい。各自が自身の行動に責任をもってほしい」と強調した。

NSW州の15日の新型コロナ新規感染者は8人。ここ1週間ほどでは最も多い。

一方、人口2位のビクトリア州は大半の規制を継続している。同州では15日、21人の新規感染者が確認された。

NSW州との合計は29人となり、ここ最近の国内の1日当たりの感染者数の平均(20人以下)を超えている。

政府は人々の職場復帰を促し、国内経済を再び軌道に乗せることを目指すが、前日発表された雇用統計では、就業者数が過去最大の落ち込みを記録した。

モリソン首相は最悪の局面はまだ脱していないとの見方を示した。

モリソン首相は7月までにほぼ全ての規制を撤廃し、経済の地歩を固めたい考え。

ただ、豪が新型コロナウイルスの発生源を巡る調査を主張していることで、最大の貿易相手国である中国との関係が悪化。首相の目標達成に影を落としている。”(出典:REUTERS via Yahoo! JAPAN

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:クイーンズランド州政府、ヴァージン・オーストラリア再建支援の方針

クイーンズランド州政府、ヴァージン・オーストラリア再建支援の方針

” 豪クイーンズランド州政府は13日、同州に本社を置き、4月に経営破綻をした国内航空2位のヴァージン・オーストラリアの再建を支援する方針を明らかにした。

同州の投資公社を通じた株式の取得や資金の貸し付けなどを検討するほか、投資ファンドなどと組み買収提案を行う可能性もある。

同州のディック財務相は声明で「(支援の)最大の目的は、コロナ危機収束後の州内の雇用の維持と創出だ」と強調した。

支援手法について「投資公社が、最適なパートナー企業(の有無)や州の関与方法など、あらゆる可能性を検討して州政府に助言する」とした。

ヴァージンの管財人であるデロイトは現在、再建に向け買収提案を受け付けている。

15日を締め切りとし、関係者によると19社が関心を示しているという。

シンガポールの政府系投資会社テマセク・ホールディングスや、米投資ファンドのベインキャピタルの名前が挙がる。

デロイトは15日以降、買収提案のあった対象企業を絞り込み、6月12日までに金額など具体案を提出させる方針だ。”(出典:日本経済新聞

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:商業施設の賃料、売上高に基づいた支払いモデル移行の見通し

商業施設の賃料、売上高に基づいた支払いモデル移行の見通し

” オーストラリアの小売部門投資会社プレミア・インベストメンツが、新型コロナウイルス感染症を背景とした経済的難局の中、これまでのように商業施設のテナントが固定賃料を前払いするシステムは通用しないと主張している。

代わりに、売上高に基づいた支払いモデルに移行し、業績への打撃を施設所有者とテナントで公平に吸収するべきだとした。13日付地元各紙が伝えた。

同社は傘下に文房具ブランドの「スミグル」など7ブランドを保有しており、国内に900店舗以上の小売店を運営している。

封鎖措置の期間に賃料は支払っておらず、営業を再開した後も、業績が新型コロナ流行前の水準に戻るまでは、売上高に対する一定の割合を賃料として支払うとしている。

同社の売上高は今月6日までの6週間で74%減少しており、オンライン販売による売上高が99%増加したにもかかわらず、実店舗への客足の減少を相殺できずにいるという。

プレミアのルー会長は「売上高に基づいた賃料支払いモデルについて、所有者の中には賛成派も反対派もいる。小売業界は大規模な営業改革の必要性に直面しており、賃料モデルの変更は必要だ」とした。

同社は、大多数の店舗について15日から営業を再開するとしている。”(出典:NNA ASIA

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:オーストラリアの著名人 ㉔ 〜 アラン・ジョーンズ

オーストラリアの著名人 ㉔ 〜 アラン・ジョーンズ

” 2GBAM放送で保守派ラジオ・パーソナリティとして固定ファンのあったアラン・ジョーンズ氏(79)が、ドクター・ストップがかかったとして、5月末をもってラジオ番組を引退すると発表した。

番組スロットはジョーンズ氏よりは中道寄りのベン・フォーダム氏が引き継ぐ予定になっている。ABC放送(電子版)が伝えた。

ジョーンズ氏は2001年以来朝のラジオ聴取者電話番組で常に聴取率トップの座を維持してきたが、毎朝の番組を引き受ける激務が健康を害しているとの医者のアドバイスで引退を決意したと語っている。

ただし、今後もスカイ・ニューズやニューズ・コープ社の新聞には執筆すると発表している。

35年の間、ラジオ界だけでなく、政界にも勢力を誇り、聴取率を後ろ盾にしてジョーンズ氏の番組に呼ばれて断った政治家は保守連合労働合わせてもほとんどおらず、

有名なところではマルコム・タンブル元首相が出演を断っているが、ジョーンズ氏は気難しい上に物覚えがいいことでも知られている。

ジョーンズ氏はまた何度も名誉毀損訴訟やラジオ電波の不正使用で破れており、番組で商品を激賞したが、その商品のメーカーが番組スポンサーだということを明示しなかったことでメディア管理機関のACMAから処分を受けている。

また、クロヌラ人種暴動の際には、自分のラジオ番組でシドニー都市圏の白人青年層を煽動、反レバノン人暴動に加担したことで有罪とされている。

さらに、2010/11年のQLD州の大水害では、ロッキヤー・バレーの洪水を地元有力者一家のダムが原因としてラジオで激しい攻撃をした結果、地元のワグナー一家がジョーンズ氏を名誉毀損で訴えた。

2018年、ジョーンズ氏は全面的に敗北し、AM放送局の2GB、4BCとともに375万ドルの賠償金支払いを命じられている。

最近ではジョーンズ氏がニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相を非難する発言をした結果、番組スポンサーが続々と離れていった。それでも、226か月にわたり聴取率トップの記録を誇っている。

ジョーンズの引退表明で与野党政治家、メディア界などから賛辞が寄せられている一方で、「彼の引退を祝う人も多いだろう」とされている。”(出典:NICHIGO PRESS

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:メディア捜索の合法性、司法判断分かれる

メディア捜索の合法性、司法判断分かれる

” オーストラリアで2019年、連邦警察が公共放送ABC本部と新聞記者の自宅を相次ぎ家宅捜索した問題で、それぞれの捜索令状の有効性を巡り、司法の判断が分かれている。

共に機密情報の漏洩を巡る捜査だったが、令状は公共放送に対しては有効、記者宅へは無効とされた。

豪主要メディアはいずれの家宅捜索も報道の自由の侵害にあたると批判している。

豪連邦最高裁は4月中旬、警察がニューズ・コープ・オーストラリアの記者宅を捜索したことについて、捜索令状は無効だと判断した。

報道によると、記者の違法行為の内容を具体的に示していなかったことが理由だ。

ニューズ社が発行するサンデー・テレグラフ紙は18年4月、豪政府が情報機関に市民監視の権限拡大を認める方向で検討していると報じた。

警察は19年6月になって、キャンベラの記者宅でスマホに保存されていた情報をUSBにコピーし、押収した。

一方、同じ時期にシドニーの本部を捜索されたABCが提訴した裁判では2月、連邦裁が令状の発付経緯に問題はなく「令状は有効」との判断を下した。

ABCのデビッド・アンダーソン社長は「裁判で争って悪法を抜本的に改革できるとは思えない」と述べ、上訴断念を発表。情報提供者の保護などのため法改正を求める考えを表明した。

ABCは17年、アフガニスタンに派遣された豪特殊部隊が子どもを含む非武装の民間人を違法に殺害した疑いがあると報じた。

報道は国防関係者から入手した機密情報に基づき、情報提供者はすでに起訴された。

豪メディアの多くはいずれの捜索も報道の自由の侵害だと批判。

19年10月には有力紙「オーストラリアン」をはじめ主要紙が一斉に1面の大半を黒塗りにした新聞を発行し、抗議を表明した。

国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団」による世界各国の報道自由度ランキング(20年)で豪州は26位と、日本(66位)や米国(45位)を上回る。だが、4月15日の最高裁判決を受け、自宅を捜索された記者は「捜査は続いている。(判決は)小さな勝利で、問題の収束にはほど遠い」と述べた。”(出典:日本経済新聞

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