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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:気候温暖化、更に悪化と予想

気候温暖化、更に悪化と予想

” 気象局とオーストラリア連邦科学産業研究機構(CSIRO)が発表した最新報告「The State of the Climate 2020」によると、オーストラリアは気候変動にさらされており、この変動は今後悪化を続けていくという。

報告によると、オーストラリアでは今後、山火事がより大規模な災害につながることが懸念され、海抜の上昇、干ばつの長期化、気温の上昇、突発性の降雨が予想される。

気温に関しては1910年から国内の平均気温が1.5度上昇しており、今後も上昇を続けるとみられている。

気象局の気象環境予想サービスマネジャーのブラガンザ氏は、「オーストラリアでは春と夏を中心に、山火事の発生する危険性が高くなる日数が年々増えている」と述べ、これは気温の上昇と関連性があると指摘している。”(出典:JAMS.TV

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:西オーストラリア州を除く全州、準州がクリスマスまでの州境閉鎖解除に合意

西オーストラリア州を除く全州、準州がクリスマスまでの州境閉鎖解除に合意

” 11月13日に開かれた全国閣僚会議で、WA州を除き、全州・準州がクリスマスまでに州境閉鎖を解除することに合意した。ABC放送(電子版)が伝えた。

オーストラリア国内はNSW州で既知の感染源による少数の市中感染が見られる他は、VIC州が14日間連続で陽性者、死者ともゼロを記録しており、ごく限定的なウイルスの市中潜伏が想定されるだけになっている。

全国閣僚会議では、連邦首相、州首相、準州主席大臣が州境閉鎖解除に同意したが、マーク・マクガワンWA州首相は、「州境閉鎖はほとんどの州、準州に対しては解除するが、VIC、NSW両州の住民については2021年までは現在の閉鎖措置を続ける」と主張した。

スコット・モリソン連邦首相は、「2021年に入っても州境開放を続けるため、公衆衛生措置を講じることにも合意があった」と語っている。

さらに、「州境開放を続けるためには、ビジネスや施設の感染予防対策検査や社会的距離その他のコロナウイルス安全対策はこれからも日常生活の一部になることを全国民が受け入れなければならない。

そうすることでコロナウイルス感染を恐れることなく事業を続け、働き、将来の生活の決定をしていくことができる。規制したり解除したりを繰り返していては将来の展望も生まれない」と語っている。

全国閣僚会議の後、SA州政府が、12月1日よりVIC州との州境を再開すると発表した。

さらに、QLD州政府も、規制を大幅に緩和し、多人数の集会ができるなどの変化があるが、NSW州のシドニー都市圏に指定しているようなホットスポットはこれからも維持され、QLD州への旅行が制限される。”(出典:NICHIGO PRESS

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:メルボルン郊外ボロニア在住男性が振り返った人生最高の間違い

メルボルン郊外ボロニア在住男性が振り返った人生最高の間違い

” 豪ビクトリア州メルボルン郊外ボロニア在住の男性が、自分の“幸運”に気付いたのは今月9日(月曜日)のことだった。

男性は毎週土曜日に当選番号が発表される豪宝くじ“タッツロット(Tattslotto)”で当選を果たしており、運営局から電話を受けたのだ。

タッツロットとは1~45の中から6つの数字を選ぶ宝くじで、男性はちょうど車を運転中だった。

「運営局からならきっと、いいニュースに違いない」―そんな気持ちで道路脇に車を停めると、「あなたが同じ数字で購入したタッツロット2枚が当選しましたよ。

当選金額は約1億5,950万円なります」と信じられないような展開が待っていた。

男性は「え!2枚買った覚えはないけど? そ、そりゃすごいね。ありがとう」と返事をしたものの、胸の高鳴りはおさまらない。

実は男性は毎週ネットで宝くじを購入しており、「自分ではボタンを1回しか押したつもりはないんだけど、同じ数字で2回クリックしてたみたいだ。

1回当たっただけでもクレイジーなのに、まさかダブルで当たるとは。こんなことが起こるなんて、信じられないよ。

これまでの人生の中で最高の間違い(Best mistake ever)だね」とのちのインタビューで語っている。

この男性の場合、まず選んだ6つの数字全てが一致し、1枚のチケットにつき約7,870万円(1,028,920.70豪ドル)を、

さらにボーナスとなる7番目の数字が一致したことで1枚の合計が約8,080万円(1,056,289.10豪ドル)にアップし、トータルで約1億5,950万円の当選となった。

タッツロットの数字は毎週、家族みんなで選んでいるそうで、男性は「1~45の番号を書いた紙を箱に入れて、家族に1枚ずつ引いてもらうんだ。

家族が選んだ数字だから、特別な意味があるね」と明かした。ちなみに当選番号は、1、3、7、8、15、35だという。

男性は当選金の使い道を聞かれると「まだそこまで頭が回ってないよ。

当選したって考えるだけでどうにかなりそうな感じだからね。でも妻は当選金の一部をチャリティ団体に寄付するだろうね」と答え、こう続けた。

「チャリティ団体の名前を書き出して、箱に入れるって手もあるね。どの団体に寄付するか、くじ引きで決めるんだ!」”(出典:Techinsight via livedoor NEWS

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:スコット・モリソン首相 (2020年)11月17日来日

スコット・モリソン首相 (2020年)11月17日来日

” 政府は12日、オーストラリアのモリソン首相が17~18日に来日すると発表した。

17日には菅義偉首相と会談する。自衛隊と豪軍が共同活動する際の法的な扱いを定める円滑化協定といった安全保障分野での協力などについて協議する。

菅首相が国内で外国首脳と会うのは就任後初めてとなる。

加藤勝信官房長官は12日午前の記者会見で、日豪関係について「基本的価値と戦略的利益を共有する特別な戦略的パートナーだ。

パートナーシップが一段と深まることを期待する」と述べた。”(出典:日本経済新聞

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:連邦政府、ニュージーランドと締結のトランス・バブル 地域拡大を計画

連邦政府、ニュージーランドと締結のトランス・バブル 地域拡大を計画

” 今週に予定されている全国閣僚会議で、スコット・モリソン連邦首相は、現在、オーストラリアとニュージーランド(NZ)の間に結ばれている「トランス・タスマン・トラベル・バブル」をアジア地域のいくつかの国、地域に拡大する考えを州首相に伝える考えを示した。ABC放送(電子版)が伝えた。

モリソン連邦首相は、「オーストラリアは、現在NZとだけ結んでいるトラベル・バブルをアジア地域に拡張し、いくつかの国との間の行き来には14日間のホテル隔離を免除することを考えており、

日本、韓国、シンガポール、台湾などアジア地域のいくつかの国と話し合いを進めている」と語った。

ただし、外交筋も政府筋も、話し合いはまだ打診段階であり、何か月先に大幅な緩和があるというわけではないと強調している。

現在、NZとオーストラリアとの間のトラベル・バブルでは、NZ居住者はオーストラリアのいくつかの州に入って14日間のホテル隔離を義務づけられていない。

一方、NZはまだオーストラリア居住者の自由な入国を認めておらず、オーストラリアに一旦入ったNZ居住者も含め、NZ到着後には14日間の隔離が義務づけられている。

モリソン連邦首相は、ヨーロッパやアメリカなどの地域はまだ厳しい状態だが、「アジア地域、特に台湾や中国のいくつかの省など北アジアやシンガポールなどとはそれなりの取り決めができるのではないかと考えている。

低リスク諸国との間では適切な隔離手続きを通して旅客の交通が可能なのではないかと考えている」と語った。

オーストラリア政府は日本、韓国の政府とも、旅客交通の緩和について話し合っている。

モリソン首相は各州首相や準州主席大臣にこの計画を提出するが、自由な行き来が実現するのはまだ先のことになる。

また、オーストラリア国内で一部の州が州境を閉鎖しており、海外にまだ何万人ものオーストラリア人が足止めされている状態では一部の国とはいえ、国境を開くことには困難がつきまとうと考える省官僚もおり、

さらには旅客の往来が始まった後でコロナウイルスのリスクが大きくなった時にどうするかという問題も残っているとの懸念も出ている。”(出典:NICHIGO PRESS

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:(2020年)10月企業景況感、コロナ以来初のプラスに

(2020年)10月企業景況感、コロナ以来初のプラスに

” ナショナル・オーストラリア銀行(NAB)は10日、オーストラリアの10月の企業景況感(business conditions)指数が、前月から1ポイント上昇の1だったと発表した。

2月以降で初めてプラス圏に入った。企業信頼感(business confidence)指数は、9ポイント上昇の5。

新型コロナウイルスの感染第2波から脱しつつあるビクトリア(VIC)州で大きく回復し、2019年半ば以来の高水準となった。

NABは非農業部門の約400社を対象として、10月22日~30日に調査を実施した。

同指数は、ゼロポイントを超えた場合は「楽観」が「悲観」を上回っており、ゼロポイント未満は「悲観」が「楽観」を上回っていることを示す。

景況感指数は現在の景況に対する満足度を示し、信頼感指数は向こう3カ月間の短期景況見通しを示している。

主要指数は、売上高が前月比4ポイント上昇の8となったほか、◆利益:3ポイント上昇の4◆雇用:1ポイント上昇のマイナス5 ◆新規受注:3ポイント上昇のマイナス4 ◆在庫:4ポイント上昇のマイナス1――が上昇した。輸出は横ばいのマイナス4だった。

州別の景況感は、タスマニア州が10ポイント下落したものの13ポイントで最も高かった一方、VIC州がマイナス9ポイントと最も低かった。

一方信頼感は、ゼロを超えないものの、ニューサウスウェールズ州、VIC州、クイーンズランド州、南オーストラリア州で上昇した。

産業別の景況感は、卸売りと運輸、サービスで上昇。卸売りは16ポイント、小売りも12ポイントと好調だった。一方で、資源と製造は下落した。

NABのチーフエコノミストのオスター氏は、国内経済は今年上半期の落ち込みから上向きに転換しており、経済活動が拡大すると共に回復していくと予想している。また、「雇用や民間設備投資の回復は今後の企業信頼感が鍵となる」と述べた。”(出典:NNA ASIA

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:シドニー大晦日花火大会など祝賀規制内容発表

シドニー大晦日花火大会など祝賀規制内容発表

” 11月9日、コロナウイルス下の今年、シドニー大晦日(NYE)花火大会などの祝賀の夜の規制内容が発表された。

また、11月8日午後8時までの24時間に9,500人が検査を受け、市中感染はゼロだった。ABC放送(電子版)が伝えた。

まず、毎年午後9時と元旦午前零時に点火される盛大な花火大会も今年は「2,3分」に短縮される。

また、コロナウイルス感染を警戒し、人の集まるおそれのあるシドニー都心部の花火観望名所は閉鎖される。

また、NYEのシドニー都心部への立ち入りも予約または入場券持参に限るとされている。

さらに、一部の公共スペースは医療や救急関係従事者に提供されることになっている。

グラディス・ベレジクリアンNSW州首相は、「12月31日のシドニー都心部入域はホスピタリティ施設の予約などが必要。

パブ、レストラン、バーなどの予約をしていなければNYEにシドニー都心部に来ることはできない。

例年なら街頭に大勢の人が集まってくるが今年はありえないことと考えてもらいたい。

ただし、私企業のオフィス・スペースは、コロナウイルス規制に適合するプランを用意していれば、花火見物も可」と発表している。

医療、救急関係従事者に提供されるのはシドニー・ハーバーに面した花火観望の一等地で、州政府からコロナウイルス対策に献身してきた人々への感謝の印として、

短縮された花火大会を間近で観賞してもらおうというもの。NSW州では2日連続して市中感染ゼロを記録した。

ベレジクリアン州首相は、「今年は私もシドニーの花火大会を自宅で見ることにしている。このような規制は今年だけであってほしい。

大晦日午後9時の家族向け花火も今年は実施せず、零時を過ぎてからごく短時間の花火だけになる」と語っている。

11月8日午後8時までの24時間の新陽性者は、ホテル隔離中の海外帰国者7人のみだが、南部高原地域と、シドニー都市圏北東部には警報が続いている。”(出典:NICHIGO PRESS

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:通勤者回復で、オフィス稼働率上昇

通勤者回復で、オフィス稼働率上昇

” オーストラリアでは新型コロナウイルス感染拡大が抑制されつつあることから、オフィスに通勤する従業員が回復傾向にあり、

10月にはロックダウン(都市封鎖)が実施されていたメルボルンを除く各州都の中央商業地区(CBD)のオフィス稼働率が上昇したことが、業界団体のオーストラリア不動産評議会(PCA)の調査で分かった。オーストラリアンが伝えた。

同調査によれば、メルボルンを除くCBDのオフィスでは、通勤者の数は毎月増加。

各州政府が新型コロナ関連の規制を緩和していることが、企業にとって従業員をオフィスに呼び戻す上で最も重要な要因となっており、公共交通機関と職場の安全性が最も影響力の強い懸念材料になっている。

10月のオフィス稼働率が最も増加したのはキャンベラで、前月比で17ポイント上昇。

パースが14ポイント上昇、ブリスベンが9ポイント上昇で続いた。シドニーでは5ポイント上昇したものの、新型コロナ危機以前の水準の半分以下にとどまっている。

PCAのモリソン最高責任者は、雇用と経済活動を支える上でCBDにオフィスを持つ企業が重要な役割を果たしていることを考えると、

オフィス稼働率の上昇は国内経済にとって心強いニュースだと指摘。正常な状態に戻ることが景気回復の重要なステップだと述べている。

■シドニーのオフィスビルへの投資熱高まる

コロナ危機にもかかわらず、シドニーのオフィスビルへの投資需要は底堅く、国内外の投資家が少なくとも総額で5億豪ドル(約375億円)相当のオフィスビルの買収を狙っているもようだ。

現状ではCBDへの通勤者が少ないため、バイヤーはマッコーリーパークやノースシドニーなどの郊外のオフィスビルにも投資対象を広げており、

シンガポールの政府系不動産開発会社キャピタランドはAMPキャピタルが運営するファンドからマッコーリーパークのオフィスコンプレックスを3億豪ドルで買収することを目指しているという。”(出典:NNA ASIA

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