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オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所:連邦政府、HUAWEIの5G参入を禁止

連邦政府、HUAWEI 5G参入を禁止

” 2018年8月23日、環球時報は、オーストラリアがファーウェイ(華為技術)に対し、次世代通信規格である5Gを使った同国の無線ネットワークへの参入を禁止したと伝えた。

記事は、ファーウェイのオーストラリア支社によるツイッターへの投稿を紹介。

それによると、「われわれは先ほど、ファーウェイとZTE(中興通訊)が5G技術サービスを提供することを禁止するとの通知をオーストラリア政府から受け取った。

これは消費者をひどく失望させる結果だ。ファーウェイは5G技術の世界的リーダーであり、これまで15年にわたってオーストラリアに安全で信頼性の高い無線技術を提供してきた」と述べている。

これに対し、中国のネットユーザーから「これが西側のいわゆる市場経済なのか?」など、

オーストラリアを批判するコメントが多数寄せられたが、「向こうがいらないと言うなら別にそれでいいんじゃないか」「別にののしるようなことではないだろう。

世界中が中国に従うと決まっているわけではないし。時が経てば後悔するかどうか分かる」などのコメントもあった。

また、「ちょっと調べてみたが、オーストラリア国民は非常に支持しているようだね。

ファーウェイはスパイ企業で個人情報を盗んでいると思っているようだ」「俺たちだってグーグルを禁止しているしなあ」との指摘や、

中国国内からはツイッターが閲覧できないためか「環球時報はなぜツイッターを見られるのかが知りたい」との疑問を寄せるユーザーもいた。”(出典:Rccord  China via livedoor NEWS)

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オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所:オーストラリア大陸発見「エンデバー号」の残骸発見か

オーストラリア大陸発見「エンデバー号」の残骸発見か

” 18世紀の英探検家ジェームズ・クック(通称キャプテン・クック)が太平洋の探検航海で使用した「エンデバー号」とみられる帆船の残骸が、米東海岸近くの海域で見つかった。

米豪の合同調査チームが19日までに発表した。エンデバー号は沈没から200年以上所在が分かっておらず、英米などのメディアは「歴史的な発見」と伝えている。

見つかったのは米東海岸のロードアイランド州ニューポート近くの海域。調査チームは声明で「ほぼ特定したが、さらに詳しい調査が必要だ」と説明している。

エンデバー号はクックがオーストラリアやニュージーランドなどに到達した際に使用され、英国がこれらの地域を植民地とするきっかけとなった。

その後「ロード・サンドイッチ号」に改名され、米独立戦争で英海軍の運搬船として使われたが、1778年に他の船と共に沈没したとされる。”(出典:時事通信社

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オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所:拡大するイチゴに針混入騒動

拡大するイチゴに針混入騒動

” オーストラリアで、イチゴなどの果物から縫い針が相次いで発見され、全国的な混乱を招いている事態を受け、大手スーパーマーケットは21日までに、縫い針の販売を一時中止する措置を取った。

今月、クイーンズランド(Queensland)州で縫い針が混入したイチゴが発見されて以降、全国各地で果物からピンや縫い針が見つかったとの通報が100件以上寄せられている。

同国の二大スーパーマーケットの一つ、ウールワース(Woolworths)は、縫い針を一時的に商品棚から撤去する「予防措置を取った」と発表した。

大半の事例はソーシャルメディア上でのいたずらや悪ふざけだと考えられているが、警察は騒動に関連し、これまでに未成年者少なくとも2人から事情を聴取。

模倣犯によるものとみられるケースも相次いでおり、警察は最初の犯人の特定を急いでいる。

問題を受けて、政治家らはこぞって農家への支援を表明。イチゴを食べたりカットしたりする様子を動画に収めてアピールした。

スコット・モリソン(Scott Morrison)首相は、妻が作るイチゴのパブロバ(豪などで作られるメレンゲ菓子)のレシピを公開し、「これまで食べた中で最高のパブロバだ」と力説した。”(出典:livedoor NEWS

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オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所:3人に2人が将来を悲観視

3人に2人が将来を悲観視

” 先進経済諸国の成人は、「現在の子供の世代が大きくなる頃には親の世代よりも貧しくなっている」と考えていることが明らかになった。

このデータは、アメリカのワシントン特別区所在のピュー・リサーチ・センターが毎年世界各国の経済的姿勢を調査、発表するもの。シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

子供の世代が親の世代よりも豊かになると楽観視しているのはオーストラリアでは28%という低率で、先進経済平均の34%よりはるかに悲観的という結果になっている。

また、子供の世代が親の世代より貧しくなるという回答の率は2013年には53%だったが最新の調査では65%と急増している。

また、「現在の経験と将来の期待」のギャップの大きさでは、調査対象の27か国中、オーストラリアは4番めにギャップが大きく、「現在の経済状況」を良いと考えている回答者は67%、

これに対して「将来の経済状況が良くなる」と考えている回答者は28%に留まった。このギャップの大きい国は1位がオランダ、次いでスエーデン、ドイツとなっている。

報告書では、「現在の経済状況を高く肯定的に評価している国で将来に対しては悲観的になっているというのは目を引く。

報告書の著者、ブルース・ストークス氏は、「この調査からだけではなぜオーストラリア国民が子供の世代の経済について批判的なのかは説明できない。

オーストラリアは不況シリーズの一世代が続いた。ひょっとすると人々はこのような経済状況が続くことはないと考えるのかも知れない」と分析している。

また、オーストラリアのシンク・タンク、グラッタン・インスティチュートのジョン・デイリーCEOは、

「実質賃金上昇が停滞しており、また住宅価格高騰に対する懸念もあってこのような悲観的な心理になっていることも考えられる」と分析している。”(出典:NICHIGO PRESS

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オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所:高城剛さんが明かす、大麻解禁状況 ②

高城剛さんが明かす、大麻解禁状況 ②

” だが、ここで問題が起こる。これまで順調に合法化までつぎこんだが、販売免許の仕組みが整備されていなかったため、医療用大麻の流通が整わず、現在でも患者が入手できないという問題に直面しているのだ。

海外からカンナビノイド医薬品を輸入するにも、許可の手続と費用の面で問題があり、合法化したにも関わらず旧来からの違法な国内産の大麻を使わざるを得ない。

これは、薬草として大麻を利用することを認めたのではなく、医薬品として医療用大麻を合法化する制度を導入したために起こった歪みともいえるだろう。

国内で高品質な医療用大麻を生産して、製薬会社が安全な医薬品に加工し、それを医師が患者へ処方できるようになるには、もう少し時間がかかると思われる。”(『大麻ビジネス最前線』位置 No.1781/1790)

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オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所:高城剛さんが明かす、大麻解禁状況 ①

高城剛さんが明かす、大麻解禁状況 ①

” 女性活動家のルーシー・ハスラムは、息子のかんがきっかけで、医療用大麻の合法化を訴えた。

彼女は2014年に市民団体を立ち上げ、ニューサウスウェールズ州政府を動かし、2015年、州政府は合法化に向けて法案を提出することを決定した。

同年、難治性てんかんを患う患う孫娘をもつ夫婦から約30億円もの寄付が寄せられ、州の医療用大麻研究開発センターが発足した。

そしてついに、2016年、州政府は麻薬法を改正し、医療目的に限った栽培が許可されるようになった。

さらに同年10月には、連邦政府によって医療目的での大麻栽培を合法化する法案が可決された。”(『大麻ビジネス最前線』位置 No.1781)

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オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所:再生可能エネルギー 25.6%で過去最高に

再生可能エネルギー 25.6%で過去最高に

” オーストラリアの全国エネルギー・マーケット(NEM)に8月に供給された電力のうち、

世帯の太陽光発電を含む再生可能エネルギーが占める割合が過去最高の25.6%に上ったことが、

独立系シンクタンクのオーストラリア・インスティチュート(AI)の最新報告書で分かった。

新しい風力や太陽光発電所の稼働が増えていることが貢献した。17日付シドニー・モーニング・ヘラルドが伝えた。

8月までの1年間の全電力網へのエネルギー供給に占めるクリーンエネルギーの割合も16.1%と過去最高となった。

世帯や企業へ電力を供給するNEMの電力量は全電力網の約8割に当たる。

8月の電力の卸売価格は、南オーストラリア州で1メガワット時(MWh)72豪ドル(約5,770円)と全国で最低となった。

同州では世帯の太陽光発電を含めた再生エネルギーによる電力供給は全体の58%を占めた。

ビクトリア州では1MWh79豪ドルとなり、再生エネルギーの割合は18.9%と、3年前から50%増加している。

AIは、特に4月以降に風力発電量が14%拡大し、太陽光発電量は倍増しており、新しい発電所の稼働は今後も続くとしている。

向こう2年で再生可能エネルギーによる発電量は、エネルギー大手AGLエナジーが閉鎖予定のリデル石炭火力発電所の発電容量の約2倍ほど拡大する見込みという。

■世界石炭投資、丸紅に続き縮小へ

一方、米国のシンクタンク、エネルギー経済・財務分析研究所(IEEFA)は、

丸紅が、再生可能エネルギーへの移行に向け石炭火力発電所の新規開発から撤退することを決めたことを受け、

韓国ポスコや独シーメンスなどの石炭投資国際大手もこれに続く可能性があると指摘した。”(出典:NNA ASIA

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オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所:ワラビーズ、ゴールドコーストでロス・プーマスに屈す(2018 ラグビーチャンピオンシップ)

ワラビーズ、ゴールドコーストでロス・プーマスに屈す(2018 ラグビーチャンピオンシップ)

” 2015年のラグビーワールドカップで二度目のベスト4入りを果たしたあと、9勝24敗と苦しみ、世界ランキングは10位まで下がった時期もあったアルゼンチン代表だが、復活を印象づける敵地での大きな勝利となった。

南半球のビッグ3に挑む「ラグビーチャンピオンシップ」の第4節。9月15日にオーストラリアのゴールドコースト(シーバス・スーパー・スタジアム)で同国代表“ワラビーズ”と対戦し、23-19で熱闘を制した。

アルゼンチン代表“ロス・プーマス”がオーストラリアの地でワラビーズを倒したのは35年ぶり2回目(通算6勝目)。

今大会からアルゼンチン代表の指揮を執るマリオ・レデスマ ヘッドコーチは、2015年から昨年10月までオーストラリア代表のFWコーチとしてマイケル・チャイカ ヘッドコーチを支えた人物で、最大級の恩返しとなった。

序盤にFBエミリアノ・ボフェリが自陣から50メートル超のPGを決め先制したアルゼンチン。

11分に相手SHウィル・ゲニアにトライを奪われたが、4分後には取り返した。

スクラムからのバックス展開で敵陣深くに入り、さらに攻めたて、CTBヘロニモ・デラフエンテがゴール前まで切り込んだあとポップパスを受けたSOニコラス・サンチェスがフィニッシュし、逆転した。

シーソーゲームとなり、オーストラリアは19分、ラインアウトからの1次攻撃でWTBイズラエル・フォラウが抜け、

さらに軽快なフットワークで3人のタックラーを振り切り、ゴール左隅にトライを決めた。

だがアルゼンチンは36分、自陣深くからFLパブロ・マテーラが力強い走りでビッグゲインしてつなぎ、

敵陣22メートルライン手前でボールをもらったWTBバウティスタ・デルギーが外から内へ鋭く切り込んでゴールに持ち込み、17-14と再びゲームをひっくり返し前半を終えた。

アルゼンチンは、後半早々にゴールラインを割ったアタックはスローフォワードが確認されトライは認められなかったが、48分(後半8分)にPGで追加点。20-14となる。

流れを変えたいオーストラリアは55分、モールでゴール左に迫ったあと右へ大きく展開し、FBデイン・ハイレットペティがコーナーに飛び込み、1点差とするが、

アルゼンチンは77分にFBボフェリがロングPGを決め、4点差に突き放した。

逆転するためにはトライを奪うしかないオーストラリアは、試合終了間際のラストアタックで敵陣深くに入り、右へ展開してWTBフォラウがゴールに迫ったが、

アルゼンチンのLOトマス・ラヴァニニが必死のカバーディフェンスで落球させ、直後、試合終了の笛。南米の雄が35年ぶりの勝利に歓喜した。”(出典:RUGBY REPUBLIC

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