シドニーの空室率、2005年以来の高水準
” シドニーの賃貸住宅物件の空き室率が2005年以来最高水準に達したことが伝えられている。
不動産アナリスト企業のSQM Research社が毎月の賃貸住宅空き室統計をまとめているもので、
2018年6月にはシドニーの賃貸不動産の2.8%が空き室のまま借り手のない状態になっていた。ABC放送(電子版)が伝えた。
前月の5月の2.5%から跳ね上がっており、SQM社がデータを記録し始めた2005年以来で最高の数字になっている。
同社のルイス・クリストファー取締役社長は、「毎年初冬には賃貸空き室が増えるものだが、この数字は通常よりかなり悪い。
この業界で仕事をしてきたが、シドニーが買い手・借り手市場になったというのはこれが初めてだ。
シドニー地域はかなりの人口がもっと安い都市や地方に流出していて人口増がやや鈍ってきているところに新規アパートメント・ブロックが大量に出回り始めたことが原因になっている。
シドニーの賃貸はこの1年値下がりを続けており、さらにアパートの供給がどっと出てくることが予想される」と述べている。
また、「最近はシドニーやメルボルンの高い住宅価格を嫌ってQLD州に移住する人が増えており、そのためにブリスベンの賃貸住宅空き室率がこの1年で3.6%から3%に下がっている」と述べている。
パース、ダーウィン両市の空き室率はそれぞれ4.1%、3.5%とシドニーより高くなっているが、
パースの場合には2017年6月の空き室率が5.4%あったことからむしろ改善されている。
メルボルンとアデレードの賃貸住宅空き室率はいずれも2%以下で、キャンベラ、ホバートはさらに1%未満となっている。
また、賃貸料が下がっているのもシドニーだけで、過去1年で住宅の場合2.2%低下、アパートで0.1%の低下となっている。
ただし、住宅で週$709、アパートで週$522と国内でもっとも高い都市になっている。”(出典:NICHIGO PRESS)
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ウサイン・ボルト、セントラルコースト・マリナーズでサッカー選手の夢実現か
” オーストラリア・Aリーグのセントラル・コースト・マリナーズは17日、元陸上五輪金メダリストのウサイン・ボルト氏のトライアル参加に向けた交渉を行っていることを公式サイトで発表した。
セントラル・コースト・マリナーズはボルト氏との間で、6週間の練習参加に向けた交渉を行っているとのことだ。
現時点ではあくまでトライアルのみに向けた交渉であり、選手としての「契約は保証されていない」と強調されている。
「プロのサッカー選手になりたいという、ボルト氏の燃えるような野心のためにクラブがどのような役割を果たすことができるか」について議論を行っているとマリナーズは述べている。
「人類最速の男」と呼ばれ、100メートルなどの世界記録を保持するボルト氏は、昨年夏に陸上選手としての現役生活を引退。
その後は、かねてから意欲を見せていたサッカー選手としての道を本格的に歩んでいくことを目指している。
これまで南アフリカやノルウェーのクラブのほか、香川真司の所属するボルシア・ドルトムントでも練習に参加。
先月10日にはマンチェスター・ユナイテッドの本拠地オールド・トラフォードで行われたチャリティーマッチ「サッカー・エイド」にも出場した。
これまでサッカー選手としてのプロ契約実現には至っていないが、オーストラリアでその夢を叶えられるだろうか。”(出典:FOOTBALL CHANNEL)
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永住権取得も!ブティック・ビザ導入推進へ
” オーストラリアのタッジ市民権相はこのほど、主に地方部の労働者不足を補うため、外国人の労働を可能にする、いわゆる「ブティック(boutique)」ビザの導入を推進する考えを明らかにした。公共放送SBSが報じた。
ブティック・ビザは、不足技能一時補充ビザの対象職業リストに含まれていないニッチな職種について政府の裁量に基づき発給される就労ビザで、これまでに全国で322件が発給。
例えば、ギリシャ移民の入居者が多い高齢者介護施設で、ギリシャ語を話せる介護士に対して発給されている。
多くの場合、ブティック・ビザの保有者は永住権を所得する権利を得られる見込みという。
ただし、雇用主は通常の不足技能一時補充(TSS)ビザの場合と同様に、新聞などに求人広告を出し、求めるスキルにマッチした人材が国内では見つからないことを証明するための労働市場テストを実施する必要がある。
タッジ市民権相によれば、ブティック・ビザの導入によって短期的に最も恩恵を受けるのは、クイーンズランド(QLD)州北部と西オーストラリア(WA)州のゴールドフィールズ。
同相はSBSに対し、観光業が盛んなQLD州北部では、「中国語を話せるスキューバダイビングのインストラクター」のようなニッチな技能が求められていると語った。
またWA州ゴールドフィールズの鉱山では掘削技術者が不足しているという。
これ以外にブティック・ビザが導入される地域や、ビザの発給件数などについては公表されていない。”(出典:NNA ASIA)
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国内世帯の約4分の3、生活費圧迫を実感
” 道路サービス会社NRMAが行った調査の結果、国内世帯の4分の3近くが、特に学校の休み期間中に生活費の圧迫に苦しんでいるとわかった。
ガソリン代を含む交通費の上昇が原因の一つとされる。
国内世帯の年間家計のうち交通費は13.4%を占める。シドニー西部では17%に上った。
ガソリン価格の高騰によって、都市部では交通費が週5ドル42セント増加している。
さらに、家族旅行の費用を貯めるために、70%以上の世帯がレジャー費や娯楽、外食を控えているとわかった。
旅行の頻度はNSW州地方では4分の1近くの世帯が2年ごと、他は60%が年1回またはそれ以下と答えた。”(出典:Jams. TV)
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レッズ、48-27でサンウルブズに5月の雪辱を果たす
” 2018スーパーラグビーの最終戦を勝って締めくくりたかった日本チームのサンウルブズだが、7月13日にブリスベン(オーストラリア)のサンコープスタジアムでレッズに27-48で敗れた。
前半途中まで競っていたが、先週のワラターズ戦に続いて、またしてもハーフタイム前にレッドカードを受けて数的不利となり、勝利が遠ざかった。
スーパーラグビー挑戦3年目のサンウルブズは、チーム史上最多の1シーズン3勝を挙げたものの、南半球のトッププレーヤーたちと競うタフなリーグで13敗を喫し、総勝点14で2年ぶりの最下位となった。
レッズは5月に東京・秩父宮ラグビー場でサンウルブズ相手に惨敗していたが、ホームで雪辱を果たし、6勝10敗(総勝点28)で2018シーズンを終えた。
先制したのはレッズだった。前半4分、強力スクラムを起点に攻めてゴールに迫り、FLリアム・ライトがピック&ドライブでトライを挙げた。
サンウルブズはその後、SOヘイデン・パーカーがPGを2本決めて点差を詰めたが、レッズは23分、20フェイズ重ねた連続攻撃をWTBエト・ナンブリがフィニッシュし、リードを広げた。
28分、今度はサンウルブズがチーム一体となった連続攻撃でゴールに迫ると、レッズのCTBダンカン・パイアーウアが故意の反則を犯してシンビンとなり、レフリーはペナルティトライを宣告した。13-14。
しかしレッズはすぐにPGで加点し、32分にはFBランスがディフェンスのギャップを突いてゴールへ走り抜け、9点差とする。
サンウルブズにとって悪い流れは続き、37分、FLエドワード・カークが密集でレッズ選手の顔面を殴ったことがTMO(テレビジョンマッチオフィシャル)で確認され、
一発退場のレッドカード。サンウルブズは先週のワラターズ戦に続き、前半終盤からの残り40分以上を1人少ない14人で戦わざるを得なくなった。
勢いづくレッズはハーフタイム前、オーストラリア代表でもあるPRタニエラ・トゥポウがパワフルに前進してインゴールに押さえ、追加点。13-29、レッズの16点リードで折り返した。
後半早々、レッズがイエローカードを提示され、10分間だけフィールド上の人数は同数となったが、流れは変わらず、51分(後半11分)、
レッズのCTBパイアーウアがFLリーチ マイケルからボールをもぎ取り、自陣から大きくゲイン、サポートしたWTBナンブリにつないで大きな追加点を挙げた。
レッズはその後、さらに2トライを重ね、勝負あり。
それでも、サンウルブズは最後までファイティングスピリッツを示し続け、72分、ゴール前のクイックスローインからCTB中村亮土がトライを奪い返す。
日本代表主将でもあるFLリーチを筆頭にオールアウト、全力を出し切って果敢に挑み続け、75分にはジョージアから来日して仲間となったHOジャバ・ブレグバゼがゴールに持ち込み、意地を見せた。”(出典:RUGBY REPUBLIC)
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世帯電力料金、10年で35%上昇
” オーストラリアの世帯が支払う電力料金が、2008~18年に1,210豪ドル(約9万9,907円)から1,636豪ドルと35%上昇したことが、オーストラリア自由競争・消費者委員会(ACCC)が11日に発表した報告書の中で明らかになった。
送電料金と卸売料金のコストが、上昇分のそれぞれ35%と22%を占めた。
また電力小売りの利益率は上昇分の16%となった。オーストラリアン・ファイナンシャル・レビューが報じた。
ACCCはまた、電力価格の上昇は市場が大手の支配下にあることが原因だと指摘し、特にクイーンズランド(QLD)州の電力発電公社は、3社に分割して民営化すべきだとしている。
これに対して、同州の与野党はACCCに従う考えはないとしている。
ACCCはまた、非現実的な電力設備の信頼基準を掲げていることが電力価格の上昇につながっているとし、州・準州政府の政策も批判した。
このほか、ACCCはQLD州やニューサウスウェールズ(NSW)州、タスマニア(TAS)州の送電施設について、送電企業は自発的に資産価値について評価減を行うべきと指摘。
これにより、投資回収率を抑えることが可能で、原価回収費も抑制できることから、結果として消費者への負担が減るとした。
また、消費者に最大で年間100豪ドルの補助金を提供することも提案している。
ほかに、再生可能エネルギー発電のコストも消費者に転嫁されており、消費者1件当たり最も関連コストが高かったのは南オーストラリア州で06~17年に170豪ドル上昇した。
TAS州が155豪ドルで続き、NSW州とビクトリア州がそれぞれ109豪ドルと93豪ドルとなった。”(出典:NNA ASIA)
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英大学評価機関が選ぶ「世界の理想的な文教都市」トップ30ランキング(アデレード、ブリスベン、キャンベラ、シドニー、メルボルン)
” 英国の大学評価機関であるQS(クアクアレリ・シモンズ社)は、毎年恒例の「世界の理想的な学生都市トップ50」ランキングをこのたび発表した。
同リストは大学で学ぶ学生にとって、最も好ましい都市をランキング形式で紹介したもの。同社が別で発表している「QS世界大学ランキング」に基づく大学の学力評価や、
その他の評価項目(年間学費、生活のクオリティ、就職状況、楽しさ、企業からの評価)などを加味して採点したもの。
有意義で楽しい、充実したカレッジライフを送れるのはどの都市なのか?リストの中からトップ30入りした世界の文教都市をご紹介。”(出典:msn)
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スペンサー・チュニック、メルボルンで集団ヌード撮影を敢行
” オーストラリアのメルボルンで9日、気温約7度の冬の寒さのなか約500人が、米ニューヨークの写真家スペンサー・チュニック氏による集団ヌード撮影に参加した。
撮影が行われたのはスーパーマーケットの屋上駐車場。参加希望者1万2,000人の中から選ばれた500人は、
シースルーの赤い布を身に着けて集まり、チュニック氏の指示に合わせて動いた。
チュニック氏は記者団に対し「参加者が凍えないように早く行動した。素晴らしいアートワークができたと思う」と述べた。”(出典:REUTERS)
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「冒険」に出たものだけが、大きな果実を手にすることができる