ワラビーズとオールブラックスの選抜チームがライオンズと対戦か、交渉中と報道
” ラグビーのオーストラリア代表とニュージーランド代表が選抜チームを結成し、2025年にブリティッシュ&アイリッシュライオンズ(British and Irish Lions、英国とアイルランドの選抜チーム)と対戦する計画が話し合われていると、2日に報じられた。
2025年にライオンズは、オーストラリアに遠征してワラビーズ(Wallabies、オーストラリア代表の愛称)と3試合を行う予定だが、メルボルン・クリケット競技場(Melbourne Cricket Ground、MCG)で、ワラビーズとオールブラックス(All Blacks、ニュージーランド代表の愛称)の選抜チーム「アンザック・フィフティーン(Anzac XV)」と4試合目を行うことに向けた話し合いが行われている。
オーストラリアラグビー協会(Rugby Australia)のハミッシュ・マクレナン(Hamish McLennan)会長は、英紙デーリー・メール(Daily Mail)に対して「アンザックチームを主催し、2025年にライオンズ戦を行うことをニュージーランド側に持ちかけた。今は彼らがこのアイデアを検討しているところだ」と話した。
マクレナン会長は「間違いなく大一番になるはずだし、MCGに満員の10万人のファンが集まるだろう」と予測し、「ワラビーズとオールブラックスの精鋭がライオンズと対戦すれば、世界中で大きく扱われるはずだ」と続けた。
現在オーストラリア代表は欧州遠征中で、AFPが接触したところすぐにコメントは取れなかったが、同協会は米放送局FOXスポーツ(Fox Sports)に対して、今回のアイデアを推進中だと認めている。
アンザック・フィフティーンは1989年にも豪ブリスベン(Brisbane)でライオンズと対戦し、15-19で敗れたが、選出メンバーはほとんどがワラビーズの選手で、オールブラックスから参加したのはわずか3人だった。”(出典:JIJI.com AFPBB News via Yahoo! JAPAN)
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クイーンズランド州の技能移民、上位は医師とシェフ
” QLD州のほぼ全域で過去12か月、技能移民ビザの申請・承認はシェフと医師が最も多かった。
内務省によると、QLD州でシェフと医師以外の技能移民を求めるのは、ブリスベンのインナー・シティのソフトウェアエンジニアのみ。
過去12か月で技能移民ビザの申請が最も多かったのは医学部卒業生で、発給数も最多だった。
サンシャイン・コーストで過去20年以上にわたってシェフを務めるマット・ドブソンさんは、「過去にこれほど人手不足になったことはない」と話す。
過去6か月ほどスタッフが足りず、出勤するスタッフへの負担が増しており、ドブソンさん自身も週7日、最大80時間勤務するという。
背景に、海外からの労働者がパンデミック後に戻っていないことが考えられる。”(出典:JAMS.TV)
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2022年9月小売売上高0.6%増、物価高が影響
” 豪政府統計局(ABS)が10月31日に発表した9月の小売売上高(季節調整値)は、350億9,630万豪ドル(約3兆3,370億円)と前月比0.6%増、前年同月比17.9%増だった。
9カ月連続の増加となった。多くの小売事業者が故エリザベス女王を悼む「国民の追悼の日」として休日に指定された9月22日に営業したため、食品やアルコール、外食分野への支出を押し上げたが、全体的には物価上昇の影響が強く出たとみられる。
項目別(季節調整値)では前月比で、◇衣服・靴・アクセサリー:29億9,390万豪ドル(2%増)◇食品:136億100万豪ドル(1%増)◇カフェ・レストラン・持ち帰り食品サービス:51億3,240万豪ドル(1.3%増)◇その他:53億8,140万豪ドル(0.2%増)――が増加した。一方、家庭用品は60億7,000万豪ドルと0.8%減、デパートは19億1,760万豪ドルと0.4%減だった。
地域別では、◇首都圏特別区(ACT):6億5,520万豪ドル(1.6%増)◇西オーストラリア州:38億7,640万豪ドル(1.4%増)◇クイーンズランド州:72億5,440万豪ドル(1.1%増)◇北部準州(NT):3億1,550万豪ドル(1.1%増)◇タスマニア州:7億700万豪ドル(0.9%増)◇ビクトリア州:89億9,850万豪ドル(0.4%増)◇ニューサウスウェールズ州:110億7,580万豪ドル(0.3%増)――と増えた。一方、南オーストラリア州は22億1,370万豪ドルと0.2%減だった。
オンライン証券コモンウェルス・セキュリティーズ(コムセック)のチーフエコノミスト、ジェームズ氏は、金利上昇とインフレに反応して、消費者が支出を抑制しているという証拠が増えてきていると指摘。
オーストラリア連邦準備銀行(RBA)はあす11月1日の会合で、金利を0.25ポイント引き上げると予測した。”(出典:NNA ASIA)
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英語力ゼロ、週休3日で月に20万円貯金するワーホリ男性
” 英語力ゼロ、週休3日で月に20万円貯金するワーホリ男性” いまだ低賃金にあえぐ日本を、急速な円安が襲っている。このジリ貧状態から脱するべく我々取材班は、海外の求人事情を追った。
◆英語力皆無でも最低賃金2,000円の農場仕事で荒稼ぎ
海外で一定期間生活ができるビザ、ワーキングホリデーを使い、英語力がほぼゼロの状態で海外に飛び出した男性もいる。オーストラリアに渡った吉田優司氏の英語力は中学生レベルだった。
「とりあえず、行けばなんとかなるだろうと。知り合いがいなくても、求人や賃貸情報を得られるサイトも豊富なので心強いです」
◆月に20万円は貯金
友人からバナナ農園を紹介された吉田氏。英語ができないことも、事前に正直にオーナーに伝えた。
「ひとりでできる仕事をくれましたよ。倒れそうなバナナの木をひたすらヒモで補強するっていう(笑)。週休3日で、一日9時間働き、月給3,200豪ドル(約30万円)。
住む場所もファームが用意してくれて、家賃は1か月で約3万7500円くらい。Wi-Fiは無料。1か月の食費は約2万円で、月に20万円は貯金できました」
◆月収75万円を稼ぐ猛者も
現在、オーストラリアの最低賃金は日本円で2,000円ほど。ざっと日本の2倍だ。その好条件を追い風に月収75万円を稼ぐ猛者もいる。オーストラリアでのワーホリ体験談を発信する堀川真由美氏だ。
「コロナの影響でファームはどこも人手不足です。無料の社宅や、高額時給など条件のいい求人がどんどん増える傾向です。外国の人々は、待遇のいい仕事を求めて世界中飛び回っています。求人情報などはFacebookの移民コミュニティーでも交換されていて、それを頼りに仕事をGETすることもできます」
日本人にも臆しない貪欲さが必要なのかもしれない。”(出典:日刊SPA! via Yahoo! JAPAN)
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カタール大会組織委員会「完璧な国ない」とSocceroosに反論、懸念表明自体は称賛
” 11月開幕のサッカーのワールドカップ(W杯)に出場するオーストラリア代表選手が、開催国カタールの外国人労働者や性的少数者の人権問題に懸念を表明したことに対し、カタールの大会組織委員会は「完璧な国はない」と反論した。
選手の懸念表明自体は称賛した。英ガーディアン紙が28日、伝えた。 組織委は「選手が重要な問題への意識を高めること」を称賛すると指摘した。
外国人労働者の健康や安全を守ることは「優先事項だ」と強調し、どの国でも新しい法律や改革が定着するには時間がかかると理解を求めた。性的少数者に関しては直接の言及はなかった。”(出典:共同通信 via Yahoo! JAPAN)
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Socceroos、FIFAワールドカップ開催国カタールを人権侵害で批判
” サッカーのオーストラリア代表チームの選手らが、来月20日開幕のワールドカップ(W杯)が開かれるカタールについて、人権を侵害していると批判する共同声明が27日、公表された。出場チームからこうした動きが出たのは初めて。
声明はビデオメッセージで、キャプテンのマット・ライアン選手ら代表チームの16選手が登場。
カタールにおける移民労働者やLGBTQ+(性的少数者)の扱われ方を批判している。
カタールでは、同性愛は死刑になる可能性がある。人権団体は、同国における外国人労働者の処遇の悪さや死者の多さを問題視している。
選手らはビデオ声明で、移民労働者に関して「効果的な改善策」を要求。同性同士で関係をもつことを犯罪としないことも求めている。
そして、「これらはすべての人に与えられるべき基本的な権利であり、カタールにおける継続的な前進と、2022年FIFA(国際サッカー連盟)ワールドカップの終了の笛の後もずっと続くレガシーを確実にするものだ」としている。
選手らはまた、「これらの問題に取り組むのは簡単ではなく、私たちはすべての答えを持っているわけではない」と述べている。
さらに、雇用主がパスポートを取り上げて労働者を出国できなくする「カファラ」制度を廃止するなど、カタールはいくつかの改革を進めていると指摘。ただ、それらは一貫性がなく不十分だとしている。”(出典:BBC NEWS JAPAN)
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2022年7-9月インフレ率、32年ぶり高水準に加速-国債利回り上昇
” オーストラリアの総合インフレ率は7-9月(第3四半期)に市場予想を上回り、32年ぶり高水準に加速した。
豪準備銀行(中央銀行)の急速な金融引き締めの正当性が裏付けられた。これを受け、豪国債利回りは上昇した。
豪統計局が26日発表したデータによれば、消費者物価指数(CPI)は前年同期比7.3%上昇と、1990年以来の高い伸び。エコノミスト予想中央値では7%上昇が見込まれていた。
豪国債相場は下落し、3年債利回りは一時約10ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇した。
豪統計局によれば、四半期ベースでは住宅(3.7%上昇)やガス(10.9%上昇)、家具(6.6%上昇)の値上がりが主な押し上げ要因だという。
豪統計局は発表文で、「住宅建設業界の人手不足が人件費を押し上げ、住宅価格上昇につながった。素材不足が続いていることで、価格圧力がさらに強まっている」と分析した。
豪中銀はインフレ率が10-12月(第4四半期)に8%をやや下回る水準でピークに達するとみている。
豪中銀が注目しているコアインフレ率の指標、CPIトリム平均は前年同期比6.1%上昇と、エコノミスト予想の5.5%を上回り、2003年の統計開始以来の最高水準となった。”(出典:Bloomberg via Yahoo! JAPAN)
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ジェットスター、2022年9月の欠航率10%で苦情殺到
” オーストラリアの航空大手カンタス航空傘下の格安航空会社(LCC)ジェットスターが、9月に約10%の国内線フライトを欠航していたことが、連邦政府のインフラ・交通経済研究局(BITRE)の調べで分かった。
サプライチェーン(供給網)制約によりエンジニアリングに関する予想外の問題が発生したことが打撃となった。同社には利用者からの苦情が殺到している。25日付オーストラリアンが伝えた。
国内線の欠航率はカンタスが2.5%、ヴァージン・オーストラリアが2%となった。ジェットスターの欠航率は4~5倍の水準だったことになる。
ジェットスターのフライトのうち、定刻より遅れて出発した割合は42.5%、遅れて到着した割合は39.6%となった。
特に、ブリスベン―メルボルン路線とブリスベン―シドニー路線の欠航が多く、欠航率はそれぞれ17.6%、21.2%となった。
■「供給網制約はあと18カ月続く」
カンタスのジョイス最高経営責任者(CEO)は、同社の事業は新型コロナウイルス流行前の水準まで回復したと説明した上で、航空業界のサプライチェーン制約はあと18カ月続く恐れがあるとの見通しを示した。
ジェットスターで問題になったように、航空機メーカーが航空会社に対して迅速に予備部品を供給できないという。
一方でシドニー空港に対しては、国内線と国際線のターミナルを一本化するよう要求した。
単一の巨大ターミナルを確立することで、投資促進につながるほか、乗客の乗り継ぎも容易になると主張している。”(出典:NNA ASIA)
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「冒険」に出たものだけが、大きな果実を手にすることができる