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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:メルボルン出身のマルチプレイヤー タッシュ・サルタナ 日本デビュー

メルボルン出身のマルチプレイヤー タッシュ・サルタナ 日本デビュー

” 「ジミ・ヘンドリックスの再来」と評されるギター・テクニックの持ち主で、弱冠23歳にして20種類以上もの楽器を操るマルチ・プレイヤーとしても高い注目を集めるオーストラリア出身のシンガーソングライター、タッシュ・サルタナが今夏の「サマーソニック」出演のため初来日。

それを記念して、デビュー・アルバム『フロー・ステイト』の国内盤リリースが決定した。

タッシュ・サルタナは、ストリート・ミュージシャンとして地元オーストラリア・メルボルンで活動を続け、その模様がSNSに投稿されたことをきっかけに、無名ながらも2017年3月にデビューEP『Notion』をリリース。

20種類以上もの楽器とエフェクター/ルーパーを駆使した壮絶なパフォーマンスがコーチェラなどで話題となり、

その魂を震わす繊細かつパワフルな彼女のヴォーカルは、エリカ・バドゥやインディア・アリーらと比較されることも多い。

そんな彼女が昨年8月にリリースし、オーストラリア・チャート2位を獲得したデビュー・アルバム『フロー・ステイト (ジャパン・エディション)』には、ネオ・ソウルのようなサウンドに仕上がった「ビッグ・スモーク」、圧巻のギター・ソロが印象的な「シガレッツ」、タッシュのエモーショナルなヴォーカルが際立つ「フリー・マインド」などのオリジナル収録曲に加え、

デビューEPの代表曲「ジャングル」と「ノーション」、そして今年4月にリリースされたばかりの新曲「キャント・バイ・ハピネス」がボーナストラックとして追加収録。国内盤ジャケット写真は、日本のファンのためだけにタッシュ自らが考案したデザインが起用されている。”(出典:Rolling Stone Japan

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:ブランビーズ、ジャガーズに敗れ決勝進出ならず

ブランビーズ、ジャガーズに敗れ決勝進出ならず

” 80分のすべてがジャガーズ(現地発音ではハグアレス)の時間だった。

6月29日(現地時間6月28日午後8時5分キックオフ)にブエノスアイレス(アルゼンチン)でおこなわれたスーパーラグビーの準決勝。

ホームで決戦を迎えたジャガーズが、ブランビーズを39-7と圧倒した。2016年のリーグ参戦以来4 年目で、初のファイナリストとなった。

歴史を作ろう。そんな気持ちにあふれた勝者は、最高の立ち上がりを見せた。ロッカールームからピッチへと続く通路で仲間たちに情熱的に送り出されたジャガーズは、自陣でのキックオフレシーブから積極的に攻めた。

先制トライは3分50秒。敵陣で得たラインアウトから攻めたジャガーズは、相手の防御裏に短めのキックを蹴る。ブランビーズがその処理にもたつくと、SHトマス・クベッリが転がるボールをかっさらいインゴールに入った。

SOホアキン・ディアス・ボニーラのコンバージョンキックも決まり7-0としたジャガーズは、その後も敵陣で過ごし続けた。

7分、12分とPGを追加して13-0とリードを広げる。19分にはPKでブランビーズ陣深くに攻め入り、ラインアウトと後のモールを押し込む。最後はLOトマス・ラバニニが鋭く突進し、インゴールにボールを置いた(Gも決まり20-0)。

前半終了間際、ブランビーFWにラインアウトからパワープレーで攻められ、HOフォラウ・ファインガアにインゴールへ入られるも、20-7で最初の40分を終えた。

情熱的なジャガーズ。勢いに欠けるブランビーズ。その構図は後半に入っても変わらなかった。

決着がついたように見えたのは48分過ぎにホームチームが追加点を挙げたときだった。

ブランビーズがジャガーズ陣で攻めていた。SOクリスチャン・リアリーファノがショートキックを転がそうとした瞬間、FLパブロ・マテーラが猛タックル。ボールがこぼれた。

それを拾ったWTBマティアス・モロニが大きく走り、インサイドをサポートしていたCTBマティアス・オルランドにパス。背番号13はそのままインゴールに入った。コンバージョンキックも決まり、スコアはふたたび20点差となった(27-7)。

盛り上がるスタンド。ファンは大声で歌をうたい、スタジアムは揺れた。

62分、77分とトライを追加したジャガーズは、結局39-7の完勝で決勝進出を決めた。

試合終了と同時に花火が何発も打ち上げられ、それは新たな歴史が刻まれたことを祝福しているようだった。

ファイナルは7月6日。もうひとつのセミファイナル、クルセイダーズ×ハリケーンズの勝者と戦う。”(出典:RUGBY REPUBLIC via Yahoo!ニュース

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:消費者団体Choice、ヘルススター格付け制度の改革を提起

消費者団体Choice、ヘルススター格付け制度の改革を提起

” 国内最大の消費者団体「Choice」は、現在、星の数で表示する健康食品度格付け制度(ヘルス・スター格付け制度)は不備として、根本的な改革を訴えている。ABC放送(電子版)が伝えた。

現在の制度では国内の食品のうち、30%程度しかヘルス・スター格付けを表示しておらず、

さらには健康食品度を計る条件に不備があるため、過度に加工・パッケージ化された食品が5つ星の最高格付けを受けることがある。

これは、「健康に良い栄養」と「健康にリスクのある栄養」を考慮して食品健康度を決めているためで、

Choiceでは、食品を格付けするアルゴリズムを変更し、食品に自然に含まれる以外の加糖に対しては不健康として点数を減らすようにするべきだとしている。

Choiceがアルゴリズムを代えてシリアル食品の採点をしたところ、Nutri-Grain、Uncle Tobyの Plus Protein、Miloなどは4つ星から1星半に転落している。

また、Sanitarium Soy Milk Vanilla BlissとGolden Days Apricot Delightがそれぞれ星1つ分低下している。

Choiceの政策キャンペーン・アドバイザーのリンダ・プルジェデツキー氏は、「現在のヘルス・スター格付けでは食品が正しく格付けされていない」としている。

食品は、エネルギー、飽和脂肪酸、蔗糖、塩が含まれていると減点され、果実、野菜、タンパク質、繊維を含んでいると加点される。

プルジェデツキー氏は、「この制度では乳製品や果実に含まれている自然の蔗糖と加工工程で加えられる蔗糖とを区別していない。

ヘルス・スターは私達が店頭で商品の購入を決める際に重要になっている。だから、加糖分の多い食品の格付けを下げることで公平に扱うことができる」と語っている。”(出典:NICHIGO PRESS

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:ストリートアートのある世界の街角(メルボルン&ボーウェン)

” イギリスの街角からブリュッセルの家々まで、街をキャンバスに見立ててつくられた素晴らしいストリートアート作品を選んでみた。”(出典:msn

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:歩行者の3分の1が化すスマホ・ゾンビ

歩行者の3分の1が化すスマホ・ゾンビ

” シドニーCBDなど市街地を歩く人の約3分の1が、歩きながらスマートフォンなどを使用する“スマホ・ゾンビ”と化していることが、ロードサービス会社NRMAが行った調査で明らかになった。

NRMAは今年4月と5月、シドニーCBDと西部パラマタの交差点などで2万6,000人以上の歩行者を対象に調査を行った。

この結果、スマホやヘッドフォンを装着したまま道路を横断した人の割合は36%だったほか、違法な横断を行った人は7.5%、デバイスを使いながら違法な横断を行った人は3.4%となった。

NSW州の道路で亡くなる人のうち、約17%が歩行者となっており、交通事故に巻き込まれ車両にひかれて死亡する人の数は毎年1,500人以上となっている。

NRMAの道路交通安全の専門家のヴラモイトロス氏は、高齢者、子ども、飲酒をした人は、特に道路を横断する際に高いリスクがあることが分かっているとした上で、「これにスマホが加わるなら、取締りを強化するしかない」と話した。”(出典:Jams.TV

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:イズラエル・フォラウ選手、解雇処分確定からのその後

イズラエル・フォラウ選手、解雇処分確定からのその後

” ラグビー元オーストラリア代表のスター選手で、同性愛者への暴言を繰り返して同国ラグビー協会(Rugby Australia)から解雇されたイズラエル・フォラウ(Israel Folau)が開設したクラウドファンディングページが24日、「差別」と「排斥」の懸念があるとして閉鎖された。

かつての雇用主であるラグビー協会を訴えようとしているフォラウは、裁判の費用を工面するため300万オーストラリア・ドル(約2億2400万円)の寄付を募り、すでに7000人から70万オーストラリア・ドル(約5200万円)以上を集めていた。

しかし、21日にクラウドファンディングサイトGoFundMeに開設された同ページにアクセスすると、「申し訳ありませんが、あなたがリンクを入力したキャンペーンは見つかりません」というメッセージが表示された。

同サイトでオーストラリアの地域マネジャーを務めるニコラ・ブリットン(Nicola Britton)氏は、発表文の中で「きょうわれわれはイズラエル・フォラウのページを閉鎖し、寄付したすべての人に全額返金するつもりだ」と記した。

「定期評価を行った結果、われわれはこのキャンペーンが利用規約に違反しているという結論を下した」

「われわれは一企業として、LGBTIQ(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、インターセックス、クィア)の人々の平等をめぐる闘いに全力を尽くしており、そうした問題に参画するための環境づくりを促進している」

「われわれはGoFundMeが市民の多様な議論に関わることを歓迎しているが、差別や排斥の助長は許容しない」

敬虔(けいけん)なクリスチャンとして知られるフォラウは、ソーシャルメディア上でゲイや自分が罪人とみなす人々には「地獄が待っている」と書き込み、先月協会の審議会で「重大な」行動規範違反を犯したと認定された。

これを受けてフォラウは、自分の行為は聖書の言葉を引用しただけであるとして、オーストラリアの雇用監視機関である公正労働委員会(FWC)に申し立てを行っている。

オーストラリアのメディアは、フォラウが世界で最も高い給与を手にしていた選手の一人であり、数百万ドルもの不動産ポートフォリオを所有していることに触れるなど、このクラウドファンディングは批判を呼んでいた。

寄付用のページが閉鎖される中、ネットボールのオーストラリア代表で最多出場記録を持つ選手が、このクラウドファンディングキャンペーンをインターネット上にリツイートしたにもかかわらず、

ニュージーランド代表でフォラウの妻であるマリア・フォラウ(Maria Folau)に制裁を科さなかったことで同競技を批判した。

オーストラリアのネットボールチーム、アデレード・サンダーバーズ(Adelaide Thunderbirds)に所属するマリアは、ツイッター(Twitter)上で夫のキャンペーンを拡散していた。

ネットボール・オーストラリア協会(Netball Australia)とサンダーバーズは、同競技内のすべての環境に注意を向けているが、彼女の行為はソーシャルメディア規定に抵触していないという旨の発表文を公開した。

元オーストラリア代表のキャプテン、リズ・エリス(Liz Ellis)氏は、同協会の姿勢は「十分でない」と述べた。

エリス氏は23日、「われわれの競技には、同性愛嫌悪の人々が入り込む余地はない」「同性愛嫌悪を支持、承認しているようにみえる人は歓迎されない」とツイッターに投稿した。

「マリア・フォラウのプレーを見るのは好きだが、ネットボールには彼女の夫のような考え方を支持してほしくない」”(出典:AFPBB News via Yahoo!ニュース

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:ミッチ・ウィシュノウスキー選手のオーストラリアンフットボールからNFLへの挑戦

ミッチ・ウィシュノウスキー選手のオーストラリアンフットボールからNFLへの挑戦

” サンフランシスコ・49ersが4巡目のピックを使って獲得したパンター(P)ミッチ・ウィシュノウスキーが、多彩なキックでチームメイトたちを感心させている。

パンターとしてプレーするために2014年にカリフォルニアのサンタ・バーバラ・シティ大学に加わり、後にユタ大学へ移って2016年にレイ・ガイ賞を受ける以前、ウィシュノウスキーはオーストラリアンフットボールの選手だった。

ウィシュノウスキーは『NBC Sports(NBCスポーツ)』のポッドキャストの中で「オーストラリアンフットボールの経験を重ねていく上で、多くのパントを学ぶような形になる。

全てのパントに妥協点があるんだ」と話し、さまざまな種類のパントについてその性質を説明した。

49ersの望みは、ウィシュノウスキーのスペシャルチーム加入が、昨シーズンにオーストラリア出身のPマイケル・ディクソンがディビジョンライバルであるシアトル・シーホークスに与えたのと同じような効果を生むことだ。

今のところ、チームメイトたちはウィシュノウスキーが披露するパントに魅了されている。

レシーバー兼パントリターナーのトレント・テイラーはNBCスポーツ・ベイエリアのジェニファー・リー・チャンにこう述べている。

「彼のハングタイムはすごく長いんだ。落ちてくるのを待って、あまりにも長く止まっているように感じる。

そうやって長いこととどまっていると、いろいろと考えすぎるようになる。だから彼は優れているんだ」”(出典:NFL JAPAN

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:地方空港、警備強化要求に危機感

地方空港、警備強化要求に危機感

” 連邦政府のピーター・ダットン内務相は、全国的に空港警備強化を進めており、地方空港の荷物検査施設の稼働コストを各空港が負担することを要求している。

地方空港は市町郡などの自治体が運営しており、人員や資材の緊急の輸送に不可欠なため、赤字を抱えて経営しているところが多く、

連邦政府の要求に従えば空港経営そのものが危うくなると危機感を訴えている。ABC放送(電子版)が伝えた。

広大な面積を抱えるオーストラリアでは遠く離れた町の経済活動にとって空港は不可欠で、空港使用料などによる収入の不足分は地元民の税金でまかなわれ、年間50万ドルの赤字経営というところも珍しくない。しかも、空港施設の近代化などでさらに出費を強いられている。

しかし、空港の存在が、外からの投資や地元企業援助、観光などを支えている。

しかし、警備強化のコスト増を航空会社が負担することになると、航空路線そのものが成り立たなくなる可能性も大きい。

カンタス航空の地方路線の場合、定員40人以上の航空機を使っており、州都の空港のような検査設備が必要になるため、空港では4人から5人の職員増員が必要になる。

そうなると年間の空港運営経費は、連邦政府の見積もりで53万ドルから76万ドル程度は膨れあがる。

連邦政府は、地方64空港の検査施設設置に5,000万ドルの予算を組んでいるが、検査場の人員の経費を負担する気はないことを明確にしている。

6月、連邦議会上院地方航空事業調査委員会は、ダットン内務相の要求する地方空港警備強化対策で地方空港の運営そのものが危なくなるとの判断を出しており、連邦政府の補助を勧告している。

しかし、ダットン内務相の広報担当官がABC放送に声明を送り、「新しい設備の運営コストは空港が負担するものとする。民間航空部門は警備コストも負担しなければならないというのが歴代連邦政府の方針だ」と述べている。

レックス・パトリック・センター・アライアンス上院議員は、「空港警備は連邦の警備問題であり、地方自治体に負担させるべきものではなく、連邦政府が負担すべきだ。

そうでなければ、国家的な警備のコストを地方の住民が負担するか、航空路線乗客が負担することになる。これはまったくおかしな話だ」と語っている。

また、パトリック上院議員は、調査委員会の一員として、地方航空路線はすでに大都市間の航空路線よりも運賃が高く、地方住民に対する不公平になっているとの報告書を出している。

また、空港警備増強を要求する連邦政府が、地方空港における警備増強の経済的影響を分析もせずに警備増強を求めていることに対しても厳しく批判している。(出典:NICHIGO PRESS

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