政治学者 姜尚中さんが示した銃乱射事件から垣間見える闇
AERA.dot に掲載された政治学者 姜尚中さんの「『NZは治安のいい土地なのに』という報道に疑問がある」と題されたクライストチャーチでの銃乱射事件に関するエッセィを読み、
ニュージーランドにおける銃社会たる現状と、オーストラリアの
” 豪州のキャンベラにはウォーメモリアル(戦争記念館)があります。ここに行くと豪州は、英米のほとんどの対外戦争に参加して勝利していることがわかります。
かつての白豪主義から多文化主義へとかじを切りましたが、移民政策は厳しく、極右政党が勢力を増しています。
私は以前から豪州には白人至上的なものが伝搬しやすい社会の土壌があるのではと思っていました。
そのうえで、犯人の欧州旅行の経験が異様な行動に駆り立てるきっかけになったのでしょう。
一方、米国の戦争や対外的な政策と比較的距離を置き、たくさんの移民も受け入れていたのがNZです。 “(出典:AERA.dot )
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世界中から支持を集めるメルボルンのエッグボーイ
” 3月15日にニュージーランドのモスク2か所で発生したクライストチャーチ銃乱射事件。
この事件で逮捕されたブレントン・タラン容疑者の出身国、オーストラリアのフレイザー・アニング上院議員が、テレビの生中継中に卵をぶつけられ、卵をぶつけた少年を殴る事態が発生しました。
こちらがその時の映像です。
事の発端は、クライストチャーチ銃乱射事件発生後、同議員がイスラム教を「ファシズムと同等の宗教」というコメントを発したことです。
卵をぶつけた少年は、メルボルン在住のウィル・コノリーという名前の17才ということが判明しています。
この少年はインターネット上で「エッグボーイ(Egg Boy)」と命名され、瞬く間に世界中から賛同の声が集まりました。“エッグボーイ”は、一時警察に拘束されましたが、その後は釈放されています。
「親愛なるエッグボーイへ 人種差別主義者のアニング上院議員に対して、オーストラリア政府がすべきこと以上のことをしてくれた君の勇気に大変感謝します。敬具
『Twitter』ユーザー」というツイートに代表されるように、世界中で“エッグボーイ”を支持する動きが強まっています。
メルボルンには“エッグボーイ”を称賛する壁画が登場。
メルボルン出身でアメリカのプロバスケットボールリーグ、NBAで活躍中のベン・シモンズ選手は、「エッグボーイ」と書かれたシューズを履いてゲームに出場。
フロリダで開催中の音楽フェスティバル『2019 Rolling Loud Miami』は、“エッグボーイ”に無料チケットをオファー。
Money for EggBoi [リンク ]
https://www.gofundme.com/money-for-eggboi
クラウドファンディングサイトの『ゴーファンドミー(GoFundMe)』では、“エッグボーイ”支援のプロジェクトが立ち上がりました。
裁判などにかかるであろう費用とより多くの卵を目的とした資金集めですが、記事執筆時点では、目標金額5万ドル(約550万円)のところ、8日間で3304名の支援者から7万9022ドル(約868万円)を集めることに成功しています。
Remove Fraser Anning from parliament [リンク]
https://www.change.org/p/the-prime-minister-remove-fraser-anning-from-parliament
一方、『Change.org』ではフレイザー・アニング上院議員の辞任を要求するキャンペーンが立ち上がっています。
アニング上院議員の辞任に賛成する150万人の署名を求めるキャンペーンですが、記事執筆時点で、すでに141万7311 人の署名が集まっています。
※画像:
https://www.gofundme.com/money-for-eggboi
※ソース:
https://www.news.com.au/lifestyle/real-life/news-life/egg-boy-will-connollys-rise-to-fame-around-the-world/news-story/0d8f6a7fe439e32e99f432ef61c06560 “(出典:ガジェット通信 via livedoor NEWS )
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ため息がでるほど美しい世界の図書館26選(南オーストラリア州立図書館)
” 世界最古の歴史ある壮麗な図書館から、有名建築家が設計した近未来的なモダンなデザインまで。
本嫌いなひとでも1日ゆったりと居すわってしまいそうな、世界中のバラエティ豊かな「美しい図書館」を選りすぐってご紹介します。”(出典:msn )
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アデレードで電動スクーター運転者に違反通告
” SA州アデレード市で2月から始まったライム色貸し電動スクーター試験実施期間中にメタンフェタミンが検出された1人を含め3人がライセンスを取り消され、260人ほどが警察の警告を受けている。ABC放送(電子版)が伝えた。
電動スクーターは2月15日に始まったアデレード・フリンジ・フェスティバルと同時に発足しており、アデレードの市街地を走ることができるようになった。
それがこの週末には同市内だけで10万台を数えるようになると予想されている。
しかし、警察の記録によると電動スクーター合法化以前と同じように法律を守らないライダーが多く、警察の警告を受けた者は264人にのぼり、20人が違反通告を受けている。そのほとんどがヘルメット非着用だった。
ヘルメットはスクーターに備え付けになっているはずなのだが1か月で既に100人以上がなくしたり盗まれたりしている。
また、血中アルコールの読みが0.143あった違反者を最高に5人が飲酒運転で検挙されるなどしており、3人はその場でライセンスを取り上げられている。
またランドル・モールで器物損壊が1人、また身許情報でウソをついた者が1人逮捕されている。
取り締まりに当たっている警察のボブ・グレイ警視は、「私達の目的は安全な交通であり、そのために全力を尽くしている」と語っている。
電子スクーターは世界の100を超える市町で事業を行っており、現在アデレードでは500台が走り回っている。
ライム社では、「スクーターの台数の倍のヘルメットを用意しており、500個のヘルメットがどこかにあるはずなのだが、スクーターから持ち去られているようだ」と語っている。”(出典:NICHIGO PRESS )
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エアコンの効いた車中で残暑をしのぐコアラ
” 南半球のオーストラリアは秋を迎えたばかりですが、残暑の厳しい状況が続いています。
そのオーストラリアで、野生のコアラが暑さをしのぐためか、冷房が効いた車の中に座り込んでいる様子を撮影した動画がインターネット上に投稿され、話題となっています。
オーストラリア南部、南オーストラリア州で18日、ワインを生産している男性が畑仕事を終えて自分の車に戻ったところ、後部座席に野生のコアラが座り込んでいるのを見つけました。
男性がフェイスブックに投稿した動画からは、水をあげたり、声をかけたりしても、コアラが座席に爪をたてて車内から出て行こうとしない様子が分かります。
男性が「頼むから出てってくれ」と背中を触ると、コアラはようやく車内から飛び出して、木の上へと戻っていきました。
南半球のオーストラリアは秋を迎えたばかりですが、この日の最高気温は29度を超えていて、
動画を見た人からは「コアラは冷房が効いた快適な車内を独り占めしたかったんだろう」などとコメントが寄せられ、インターネット上で話題となっています。
ただ、環境省の担当者は「新聞紙や傘を使ってコアラを車内から出してあげたほうがよかった。
野生動物は手でたたいたり、ひっぱったりしないでほしい」と注意を呼びかけているということです。”(出典:NHKニュース&スポーツ via gooニュース )
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サンウルブズ 2020年シーズン限りでスーパーラグビー除外
” 世界最高峰リーグ「スーパーラグビー」(SR)に参戦している日本のサンウルブズが来季限りでSRから除外されることが決まった。
SRの運営団体「サンザー」などが22日、発表した。日本ラグビー協会は記者会見で、「経済的条件で折り合いがつかず、契約合意に至らなかった」と説明した。
SRは2021年から参加チーム数を現在の15から14に減らして総当たり制とする計画で、サンウルブズが削減対象となった。
日本側は、大会方式変更に伴う放映権料の積み増し分など約10億円の支払いを求められ、拒否したという。
サンウルブズは16年から参戦。日本代表に準ずるチームとして創設され、19年W杯日本大会に向けた代表強化に寄与してきた。21年以降もサンウルブズを存続させるかは今後検討する。”(出典:朝日新聞DIGITAL )
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失業率 − 2019年2月
” オーストラリア連邦統計局が21日に発表した2月の雇用統計は、就業者数の伸びが続いたことで失業率が約8年ぶりの水準に低下した。
統計を受けて中銀による利下げの観測が後退し、豪ドルは大きく上昇した。
2月の失業率は4.9%と、2011年6月以来の低水準となった。
2月の就業者数は前月比4,600人増加。増加分は全てパートタイムだった。
2月の就業者数の伸びは1月(改定値)の3万8,300人と比べると小幅にとどまったが、労働市場の全体的なトレンドが引き続き好調であることを裏付けた。
豪就業者数は年率2.3%のペースで増加しており、人口増加率の1.6%を上回っている。
ただ、2月の労働参加率は65.6%と、1月の65.7%から低下した。
統計発表を受けて豪準備銀行(中央銀行)による利下げの観測が後退し、豪ドルAUD=D3は0.6%上昇した。(出典:REUTERS )
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移民受け入れ15%削減へ
” オーストラリアのモリソン首相 は20日、都市部での人口集中の緩和に向け、年間の移民受け入れ人数を15%近く削減し、一部移民については3年間は主要都市への居住を認めない方針を示した。
同国では、住宅価格の上昇や人口過密に対して有権者の不満が高まっており、一部では人口増加がこうした問題を引き起こしたとの声が出ている。
モリソン首相は、年間の移民受け入れを従来の19万人から引き下げ16万人とすると発表。
キャンベラで記者団に「これはオーストラリア国民が対策を望んでいた問題だ」と語った。
首相は、新たな技能ビザで移住する最大2万3,000人も移民制限の対象で、永住権が取得できるのは主要都市以外に3年間居住した後になると説明。
コールマン 移民相によると、人口に対しインフラが不足しているメルボルン、パース、シドニー、ゴールドコーストへの居住は認められない。
また、今後の永住権申請では要件を厳格化し、居住地と職場の住所を示す証拠の提出が必要となるという。
昨年9月のリーチテルによる世論調査では、シドニーに住む人の63%が同市への移民の制限を支持すると回答した。”(出典:REUTERS via Yahoo!ニュース )
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