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みうらじゅんさんが説く「老いてもなお・・」な日常:『アウト老のすすめ』読了

イラストレーターなど(多方面で活躍されている)みうらじゅんさんの帯によると、

> 息苦しい社会に風穴を開ける珠玉のエッセイ95本

との『アウト老のすすめ』を読了。

発売記念イベント開催に動画の発信等

【還暦過ぎたらみんな同い年】「人生の3分の2はいやらしいことを考えてきた」l アウト老のすすめ

注目を集めている最中、狙いを定めていたサイン本入荷情報にタイミング良くアクセスし入手していた経緯。

出典:紀伊国屋書店 新宿本店 X(画像は一部修正)取り置きし安堵した直後のスクリーンショット

本書は「週刊文春」での連載「人生エロエロ」(2022年11月24日号〜2024年11月7日号)から抜粋、加筆、修正されたもので、タイトルからみうらじゅんさんの老年考?と思いきや・・

” 平日の朝イチ上映回。僕を含めたかつての憧れ組が劇場に30人ほどいた。流石にポンチョ姿の老コスプレイヤーはいなかったけど、それなりに濃いメンツ。言うなれば『アウト老』である。”(p218)

と67歳を迎えているみうらじゅんさんの「老いてなお」といった日常に

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梅雨を迎えクセある内容作揃いし 2025年4、5月購入積読6冊

(2025年)4月中旬に積み上がっていた

<< 2025年4月13日投稿:画像は投稿にリンク >> 桜の時期が過ぎ、春本番、大型連休を見据え揃いし 2025年2、3月購入積読6冊

2、3月購入積読6冊を2ヵ月かけて読み終え、新たに積み上がりし、

l to r:(上段)細田昌志『格闘技が紅白に勝った日』, 大﨑洋『あの頃に戻りたい。そう思える今も人は幸せ』, みうらじゅん『アウト老のすすめ』(下段)宮本慎也 廣瀬俊朗『キャプテンの言葉』, チャンス大城『チャンス大城の霊怖 人怖』, おいでやす小田『幸せってなんですか?』

4、5月購入積読6冊。上段が4月購入分で、下段が5月購入分で何れもサイン本。

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エマニュエル・トッドが断言するアメリカ、ヨーロッパ、そして日本が突き進む現実:『西洋の敗北 日本と世界に何が起きるのか』読了

歴史人口学者・家族人類学者 Emmanuel Todd:エマニュエル・トッドの『西洋の敗北  日本と世界に何が起きるのか』を昨日読了。

(確か2025年)1月頃、YouTubeの推奨で上がってきた ↓

【トランプは「敗北の大統領」となる】ロシア勝利を望む「その他の世界」l 日本の “真の敵”は アメリカだ l EU崩壊の原因はプロテスタンティズム減衰【エマニュエル・トッド】

を視聴し内容に興味を持ち、珍しくサイン無しで入手していた著書。

本書は

 序章  戦争に関する10の驚き

 第1章  ロシアの安定

 第2章  ウクライナの謎

 第3章  東欧におけるポストモダンのロシア嫌い

 第4章  「西洋」とは何か?

 第5章   自殺幇助による欧州の死

 第6章  「国家ゼロ」に突き進む英国 ー 亡びよ、ブリタニア!

 第7章  北欧 ー フェミニズムから好戦主義へ

 第8章  米国の本質 ー 寡頭制とニヒリズム

 第9章  ガス抜きをして米国経済の虚飾を正す

 第10章  ワシントンのギャングたち

 第11章 「その他の世界」がロシアを選んだ理由

 終章  米国は「ウクライナの罠」にいかに嵌ったか  一九九〇年ー 二〇二二年

 追記  米国のニヒリズム ー ガザという証拠

 日本語版へのあとがき ー 和平は可能でも戦争がすぐには終わらない理由

の章立てに沿って、事細かに論が展開されていきます。

特徴的なことは

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野生爆弾くっきーさんの視点で振り返る昭和と平成の流行り:『愛玩哲学』読了

野生爆弾くっきーさんの

 > 平成昭和の流行が流行を振り返る!

との視点から上梓された『愛玩哲学』を読了。Xで発信された情報をもとに立ち寄ってみたサイン本を見つけ、

「まだあるかなー」と入店した書店で在庫確保.-

くっきーさん独特の世界観に関心あったことから購入した経緯。

そでに

” 私の初期中期時代脳記憶をふんだんに蘇らせて紙に置いた次第です。”

と記された本書は

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伊東勤さんが振り返った西武ライオンズが強かったわけ:『黄金時代のつくり方 あの頃の西武はなぜ強かったのか』読了

現役選手時代 西武ライオンズ(現 埼玉西武ライオンズ)で中心選手として黄金期を築いた伊東勤さんの『黄金時代のつくり方  あの頃の西武はなぜ強かったのか』を読了。

サイン本に反応し購入

(2025年)2月、ふらっ〜と立ち寄った書店でサイン本を見つけ即反応していた次第。

本書は

” ありがたいことに、私には「西武黄金期の正捕手」「常勝西武の司令塔」といった「まくらことば」があります。

元プロ野球選手にとっては、監督やコーチといった指導者になるにせよ、テレビやラジオで野球中継の解説をするにせよ、新聞や雑誌で記事を書くにせよ、わかりやすいキャッチフレーズやまくらことばがあるのは大きなメリットです。

西武黄金期の正捕手 ー。

・・中略・・

本書では、そんな仲間たちや指導者たちと一緒に築き上げた「西武ライオンズ黄金時代」について、あらためて語ろうと思います。

私たちが心血を注いだ「西武ライオンズ」とはどんなチームだったのかを、余すことなく語ろうと思います。”(p5-6)

というタイトルに沿った前提のもと、

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アントニオ猪木さんの実弟 猪木啓介が明かす兄の実像:『兄  私だけが知るアントニオ猪木』読了

アントニオ猪木さんの実弟 猪木啓介さんの『兄  私だけが知るアントニオ猪木』を今朝読了。

先月(2025年3月)開催された

<< 2025年3月19日投稿:画像は記事にリンク >> 弟から見たアントニオ猪木さんの生前の姿が胸に響いた:『兄 私だけが知るアントニオ猪木』刊行記念 猪木啓介 ・藤波辰爾トークショー 参加記

刊行記念トークショーで入手していた著書。

” 本書は、猪木家の末弟である私から見た、5歳年上の兄・猪木寛至の「人間の記録」である。ブラジルへの移民、力道山との出会い、新日本プロレス、政治と事業、4度にわたる結婚、そして晩年の兄弟断絶と闘病。70年余に及んだ兄弟の歴史を、すべてここに記した。”(p5-6)

という主旨で、数多に及ぶであろうアントニオ猪木本が出版されてきた中、

” 新日本プロレス時代からそうだが、兄貴は一切、雑誌や新聞記事の類を読まない。取材は受けるが掲載された記事は読まないし、本を出しても、自分で原稿を書いているわけではなく、内容をチェックするのは側近かマネージャーだ。”(p237)

と記載される中、アントニオ猪木さんご自身のフィルターは当然の如く通っていませんが、血縁、身内の立場から書かれた貴重な著書であろうと注目した次第。

記述には

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泉ピン子さんに学ぶ逆境との向き合い方:『終活やーめた。 元祖バッシングの女王の「ピンチを福に転じる」思考法』読了

俳優 泉ピン子さんの『終活やーめた。 元祖バッシングの女王の「ピンチを福に転じる」思考法』を読了。

先月(2025年3月)に開催された

<< 2025年3月8日投稿:画像は記事にリンク >> 泉ピン子『終活やーめた。元祖バッシングの女王の「ピンチを福に転じる」思考法』刊行記念 トークイベント&サイン本お渡し会 参加記

刊行記念 トークイベント&サイン本お渡し会 で入手していた著書。

本書は

” 昭和や平成の時代よりも老害が排除されやすい世の中だけど、様々なピンチを撥ね除けたピン活人生には自信がある。

古いものに価値があるように、古い考えにもたぶん価値はある。そう思って、私のピン活人生を本にまとめることにした。

言葉で説明するだけだと今の人にはとっつきにくいかもしれないので、熱海での私の平凡が暮らしの写真も合わせて公開することにした。

私の拙い経験でも、もしかしたらピンチに直面している誰かの励みになるかもしれない。年齢を問わず、今がピンチだと感じる人に手に取っていただけたら嬉しいです。”(p.005)

との思いを土台に、FRaUweb掲載記事に大幅な加筆修正が加えられ書籍化。

印象に残った箇所を以下に幾つか抜き出すと、一つタイトルにも掲げられたバッシングがキーワードになっていますが

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桜の時期が過ぎ、春本番、大型連休を見据え揃いし 2025年2、3月購入積読6冊

(2025年)2月上旬に積み上がっていた

<< 2025年2月9日投稿:画像は記事にリンク >> 寒々した日々から暖かな春に向かいし時期に揃いし 2025年1月購入積読4冊

2025年1月購入積読4冊をじっくり約2ヵ月かけて読み終え、新たに積み上がりし

l to r:(上段)齋藤隆『37歳で日本人最速投手になれた理由 これからの日本野球』, 『終活やーめた。 元祖バッシング女王の「ピンチを福に転じる」思考法』, 野生爆弾くっきー!『愛玩哲学』(下段)伊東勤『黄金時代のつくり方 あの頃の西武はなぜ強かったのか』, 猪木啓介『兄 私だけが知るアントニオ猪木』, エマニュエル・トッド『西洋の敗北』

2025年2、3月購入積読6冊。

期間が2ヵ月に跨ったのは2月購入分が(画像左下の)西武ライオンズ(現 埼玉西武ライオンズ)で選手及び監督としても活躍された伊東勤さんの『黄金時代のつくり方 あの頃の西武はなぜ強かったのか』1冊に止まったため。

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