百田尚樹 さんが、2018年に出版し賛否を二分するなど話題を集めた『日本国紀 』に150ページ増量するなど文庫化にあたり新装された『[新版]日本国紀 』を読み始めて
第一章 古代〜大和政権誕生
第二章 飛鳥時代〜奈良時代
第三章 平安時代
第四章 鎌倉幕府〜応仁の乱
第五章 戦国時代
第六章 江戸時代
第七章 幕末
第八章 明治維新
第九章 明治の夜明け
第十章 世界に打って出る日本
第十一章 大正から昭和へ
第十二章 大東亜戦争
第十三章 敗戦と占領
第十四章 日本の復興
終章 平成から令和へ
と、章立てされているうち「第七章 幕末 」(上下巻に分かれた文庫版の上巻相当)まで読み終えたので、そこまでのおさらい。
手に取った(購入したのは)文庫ではなく、オリジナル判子+シリアルナンバー付の愛蔵版 出典:百田尚樹さんTwitter(画像はTweetにリンク)
本書は、
続きを読む 百田尚樹さんが紡いだ古代から令和に及ぶ日本人の物語:『[新版]日本国紀』中間記 →
お笑いコンビ EXITの兼近大樹 さんの『むき出し 』を読了。
昨年末、空き時間に書店に立ち寄った際、
出典:EXIT 兼近さんTwitter(画像はTweetにリンク)
発売直後ヒート↑していた
一冊だけ平積みコーナーで販売されていた本書サイン本
(本書)サイン本を見つけ反応、2021年最後に購入した一冊。
私小説を感じさせられるリアリティ
当初、
“「だいき! 学校どうだったの?」”(p44)
と実名と被る登場人物名に、出身地の北海道の設定に「(兼近大樹さんの)私小説? 」と思いきや
続きを読む EXIT兼近大樹さんが描いた赤裸々、迸る若者が駆け抜けた日々:『むき出し』読了 →
J1通算最多得点記録などの金字塔を打ち立て、2021年限りで現役選手生活に終止符を打った大久保嘉人 さんの『俺は主夫。職業、現役Jリーガー 』を読了。
サイン本入手機会に反応して手元に引き寄せていた一冊。
単身赴任想定からの急展開・・
本書は
” 1月の上旬に移籍の発表があって、1月22日からチームが始動するから、前日の21日に大阪に行くことになった。
「パパは大阪で一人で暮らすからね」
それを伝えたときやった。橙利がいきなりこう言い出したのは。
「俺も行く」
家族のみんなが耳を疑った。
「は? おまえ何言ってんの」
けど、誰も本気にせんかった。理由を聞いたらね、なんて言ったかな。「パパと行きたいから」やったかな。”(p24-25)
との2021年のセレッソ大阪 へ移籍に際して家族報告の場でのよもやの三男からの申し出から実現した父子生活軸に
続きを読む 大久保嘉人さんが振り返った、現役選手最終年によもや訪れた二足のわらじ生活:『俺は主夫。職業、現役Jリーガー』読了 →
筒井康隆 先生の長編『パプリカ 』を読了。
代表作の一つと承知していて、半年ほど前にサイン本を購入 出来ていたところ
購入本に書かれていたサイン
昨年(2021年)末頃から未読であることが気になり出し、年明け落ち着いたところで手に取った経緯。
ズシンとくる夢と現実を行き交う読後感
6日ほどかけて第一部〜第二部の全475ページを読み終え、本数冊を読み込んだかの読後感 ^0^;
あら筋を巻末の文芸評論家 斎藤美奈子さんの「解説 」から引用すると
続きを読む 筒井康隆先生が描いた夢と現実を行き交う研究者/夢探偵の奮闘:『パプリカ』読了 →
格闘家 那須川天心 選手の『天心語録 』を読了。
サイン本販売情報に反応して、
フロイド・メイウェザーと拳を交えるなど、注目の格闘家本をサイン入りで
入手叶っていた一冊。
天心 by 天心
本書は「生き方 」「強さ 」「試合 」などカテゴリー別に、那須川天心選手が発言した言葉を
続きを読む 那須川天心選手が振り返った、過去の発言に込めていた思い:『天心語録』読了 →
クリエイティブ・ディレクター藤島淳 さんが、
” 木村九段の肉声を言葉にしたかった。長く将棋界のトップを維持し、折れても折れても立ち上がる。しかも丸い空気を身にまとっている。木村九段の言葉をどうしても伝えたくなった。”(p7)
との思いから上梓に至った『木村一基 折れない心の育て方 一流棋士に学ぶ行動指針35 』を読了。
将棋は脇目で眺めているといった距離感も、何となく木村一基 前王位のことはお名前が頭に刻まれており
昨年(2021年)末のサイン本入手機会に
三冊(種類)あったうち最も将棋に寄せられていないであろう著書で本書(サイン本)を選択
飛び付いていた経緯。
偉業を実現した不屈のメンタル
木村一基九段は、
” 羽生善治九段や藤井聡太2冠は中学生でプロ棋士になった。一方、木村九段がプロになったのは23歳の時。年間わずか4人しかプロに上がれない三段リーグを抜けるのに6年半を要している。
親しい仲間は先にプロになる。後輩にも先を越される。青春を、歯がボロボロになるほど奥歯を噛みしめながら過ごした。”(p3)
そして、プロ入り後
続きを読む 藤島淳さんが迫った木村一基九段の思考の軌跡:『木村一基 折れない心の育て方 一流棋士に学ぶ行動指針35』読了 →
ナイツ塙宣之 さんの『極私的プロ野球偏愛論 野球と漫才のしあわせな関係 』読了。
在宅時、TVで塙宣之さんが司会/編集長代行を務める「球辞苑 」が放映されていると
たいがい見入ってしまい、番組を通じて野球愛を十二分に感じていましたが、サイン販売を知り即反応し購入。
本書は
はじめに 野球と漫才のしあわせな関係
第1章 塙の「極私的ジャイアンツ論」
第2章 野球と漫才のしあわせな関係
第3章 僕と野球と、漫才と
第4章 「塙的ベストナイン」を作ってみたらこうなった!
第5章 芸人版東京ダービー 巨人・塙宣之 vs ヤクルト・出川哲郎「性格と芸風と、ひいきチームの不思議な相関関係」
あとがきのようなもの やっぱり、野球と漫才のしあわせな関係
との章立て(別途、おまけのあとがき 、特別企画1・2 )に沿って、リトルリーグに入った兄の背中を追う形で始めた野球で
” 元々、運動神経が悪かったこともあったと思うけど、そもそも近視でボールがよく見えない。だから、キャッチボールすらロクにできないんです。当然、周りの子どもたちから笑われ、からかわれました。・・中略・・
子ども心に「オレ、ちょっと間違えちゃったかな・・・」って、小学生にしてすでに人生の選択を誤ったことに気づきました。
技術的に未熟だからコーチには叱られる。同級生や先輩たちには笑われる。それで、練習も2回、いや3回かな?とにかく、その程度しか通わないうちに、リトルリーグを辞めていました。
これが、人生最初の挫折でした。”(p87)
という躓きはじめも、
続きを読む ナイツ塙宣之さんを夢中にさせた野球と漫才の醍醐味と近似性:『極私的プロ野球偏愛論 野球と漫才のしあわせな関係』読了 →
2022年最初の積読本は、2021年12年購入分
l to r:(上段)百田尚樹『[新版]日本国記<愛蔵版>』、藤島淳 木村一基『木村一基 折れない心の育て方 一流棋士に学ぶ行動指針35』、兼近大樹『むき出し』(下段)大久保嘉人『俺は主夫。職業、現役Jリーガー』、ナイツ 塙宣之『極私的プロ野球偏愛論 野球と漫才のしあわせな関係』、那須川天心『天心語録』
で、6冊。
今回もすべてサイン本きっかけで、スポーツもの中心に、歴史もの、ハウツー本、お笑い芸人による書き下ろし小説。
積読解消の日・・
1月に12月に買った本を読めている安心感に、今月も比較的軽めのタイトルが並んでいて、『[新版]日本国紀 <愛蔵版>』は出版形態から扱い保留ながら概ね2週間ほどで読み切れるであろうと。
別途、積み残しはありながらも、積読解消の日が見えてきたように ^^
まずは筋金入りのジャイアンツファンとしてもお馴染み、ナイツ塙宣之 さんに『極私的プロ野球偏愛論 野球と漫才のしあわせな関係 』から。既に読み終えたので、読了記は近々に。
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