プロ野球(NPB)福岡ダイエーホークス、千葉ロッテマリーンズ、その間MLBでシカゴ・ホワイトソックスなどで世界一を経験された井口資仁さんの『井口ビジョン』を読了。
サイン本入荷情報に反応して入手した著書。
「出遅れた、、」と思っていたところ訪れたサイン本入手機を捉え無事購入.-
本書のタイトルに掲げられたビジョンとは、
” ビジネスにおける「ビジョン」の意味を聞いた後、僕の耳には違和感なくスッとなじんだことを覚えています。
振り返ってみると、僕は「ビジョン」という言葉こそまだ使っていませんでしたが、子供の頃から自分の目指すべき未来像をしっかりと決め、そこに至るまでの過程を逆算し、今取り組むべきことを明らかにするという作業を繰り返してきていました。”(p5)
と井口資仁さんのキャリアを支えたキーワード。本編では
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先週半ば、侍ジャパン 井端弘和監督とスポーツライター西尾典文さんの共著『日本野球の現在地、そして未来』を読了。
(2024年)4月下旬に開催された
井端弘和侍ジャパン監督の奥深い野球愛に痺れた:『日本野球の現在地、そして未来』刊行記念 井端弘和さん ・西尾典文さんトークショー 参加記
刊行記念イベントで入手していた著書。
本書は
” 2023年10月から侍ジャパンのトップチームで監督を務めることになった井端弘和とスポーツライターである私、西尾典文の共著であるが、私(=筆者)が聞き手として井端本人の語った内容を中心にあらゆるエピソードを交えながら、その野球観や野球界への提言についてまとめたものである。”(p6)
という著書で、著者に名を連ねるお二人は
” 筆者が井端と頻繁にやりとりするようになったのは、それほど昔の話ではない。井端が自身のYouTubeチャンネルである「イバTV」で注目しているアマチュア野球選手を紹介する回に「(アマチュア野球をいっぱい見に行ってスポーツライターの西尾典文さんを目指そうかと思っている」と発言したことがきっかけだ。”(p238/註 筆者=西尾典文)
という縁から付き合いが加速。必然、アマチュア野球界について
“日本高等学校野球連盟(高野連)が発表している資料によると、硬式野球部が連盟に加盟している学校の数は05年の4,253校をピークに減少に転じ、23年には3,818校にまで減少している。”(p79)
なる入口論から
” 井端 「まず、ショートの小林がいい選手だっていうのは、前の年の明治神宮大会から見ていて知ってました。その小林をセンターに回してショートを守らせるくらいだから、守備はうまいんだろうなと。」”(p125)
フットワークの軽さから広範囲に及ぶ井端弘和監督のレーダーに引っかかった無名選手の発掘話しまで浅からぬ内容満載。
それを支えているのが
続きを読む 井端弘和侍ジャパン監督が西尾典文さんと語った日本野球:『日本野球の現在地、そして未来』読了 →
(2024年)4月中旬に積み上がっていた
<< 2024年4月14日投稿:画像は記事にリンク >> 桜の季節から大型連休へ向かう最中を並走する 2024年3月購入積読4冊
2024年3月購入積読4冊を1ヵ月余で読み切り、新たに積み上がりし、
l to r:(上段)サバンナ八木真澄、レイザーラモンHG『未確認生物図鑑』, (下段)加山雄三『俺が100歳まで生きると決めた』, 井口資仁『井口ビジョン』, 井端弘和 西尾典文『日本野球の現在地、そして未来』
2024年4月購入積読3冊+1冊。
+1冊としたのは『未確認生物図鑑』が読書=読み込むという類のものではなく図鑑であることから購買記録として加えた次第。
『未確認生物図鑑』記載例(p78-79)
向き合って読み込んでいく3冊は元野球選手本に芸能人本と従来の傾向に沿ったものながら、意識が向かうのは購買量が月間3冊にとどまったことに、
続きを読む 梅雨入りの足音聞かれながら揃いし 2024年4月購入積読3冊+1冊 →
養老孟司先生の『時間をかけて考える 養老先生の読書論』を読了。
タイミング良くサイン本入荷情報に
出典:紀伊國屋書店 新宿本店 X(画像はpostにリンク)
アクセス出来、入手していた経緯。
本書は、タイトルからてっきり本の読み方?
” 定期的に書評を書いていると、こんなに溜まるものか、と思う。本書で二つ目の書評集である。”(p2)
と思いきや書評集で、
続きを読む 養老孟司先生の読書(書評集)を通じて学べた:『時間をかけて考える 養老先生の読書論』読了 →
週中(5/8)現役時代、川崎フロンターレ及び日本代表でサッカー界を牽引された中村憲剛さんの『中村憲剛の「こころ」の話』を読了。
本書は、先月オンラインで ↓
<< 2024年4月21日投稿:画像は記事にリンク >> 『中村憲剛の「こころ」の話 今日より明日を生きやすくする処方箋』刊行記念 中村憲剛さんトークイベント&サイン会 視聴記
概要について触れていましたが、川崎フロンターレの内科チームドクターとして出会った(本書監修者)木村謙介さんからの
” エリート街道を突き進み、何かを成し遂げた人が、自分の人生観や「こころ」の持ちようについてつづった書籍は、自分自身も目にする機会があった。
一方の自分は、学生時代は全く日の当たる場所を歩くことのなかった、いわば非エリートだ。先生は、そんな非エリートである自分が、挫折を乗り越え、自分自身と向き合い、「こころ」を鍛え、育てていったことで、日本代表にまで駆け上がり、 J1リーグという日本最高峰のプロサッカーリーグで優勝を達成し、40歳まで選手生活を続けたことは多くの人の参考になり、希望になると言ってくれた。”(p3-4)
という助言に、
” 僕自身が向き合ってきた日常や「こころ」の変遷、「こころ」の在り方は、多くの人が楽しく、そしてよりよく生きるための参考になるのではないか、と。”(p4)
との考えに達し上梓に至った著書。
第1章 心って、何だろう?
第2章 信頼を得るための処方箋
第3章 コミュニケーションの処方箋
第4章 生きる知恵と考える力の処方箋
第5章 挫折・失敗から学ぶための処方箋
第6章 人生の質を高める心の処方箋
と章立てられ、
” 心が揺れるから面白く、心が揺さぶられるから楽しく、そして心が揺れ動くから驚き、感動もする。”(p16)
なる前提に、
続きを読む 中村憲剛さんが振り返った「こころ」が辿ってきた軌跡:『中村憲剛の「こころ」の話』読了 →
ギターリスト Marty Friedman:マーティ・フリードマンの『マーティ・フリードマン自叙伝 音旅のキセキ』を読了。
(2024年)3月下旬に開催された
<< 2024年3月24日投稿:画像は記事にリンク >> マーティ・フリードマン イベントに約10年ぶりで参加:『マーティ・フリードマン自叙伝 音旅のキセキ』発売記念イベント 参加記
発売記念で入手していた経緯。
本書について、マーティ(・フリードマン)さんは
” この本を作ろうと思った理由についてシンプルに言えば、「僕がどれほどおもしろい人生を送ってきたかを知ってもらいたかったから」ということになると思う。”(p19)
と冒頭の「旅路に向けて」で述べられ、
TOUR-01 少年マーティの形成
TOUR-02 本格的バンド活動の始まり
TOUR-03 ジェイソン・ベッカーとカコフォニーとソロ・アルバム
TOUR-04 90年代とメガデス時代
TOUR-05 メガデスで感じた達成感・・・そして脱退
TOUR-06 ソロ・アーティストとしてのアイデンティティ
TOUR-07 TOKYO LIFE!
TOUR-08 音楽がつないだ日本でのキセキ
TOUR-09 ソロ・アルバムへの情熱 ー すべては音楽のために
TOUR-10 まだまだ音旅の途中
という章立てに沿い、マーティさんが語った内容が300ページに迫るボリュームで文章化されています。
・・Megadeth、そして日本 〜
本編では、
” ヘンな話、よく自殺せずに済んだと思うくらいだよ。自殺とまで言うとちょっと話が大袈裟になってしまうけど、僕の心は松浦亜弥とかに夢中なのに、実際に仕事としてやってるのはスラッシュ・メタル。その両極端な状況によく耐えられたものだな、と今でも思う。”(p173)
に、
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百田尚樹さんと有本香さんが中心となり2023年秋に結党された日本保守党の公式本『日本保守党 日本を豊かに、強く。』を読了。
発売時から本書を承知していて、「出ないかなぁ」と期待していたサイン本販売情報に
X で販売情報がポストして数十冊が瞬く間に捌けていった『日本保守党 日本を豊かに、強く。』サイン本
即反応して入手していた経緯。
本書は、
” 二〇二三年六月十六日は「日本の終わりのはじまり」と後世の歴史家に記されるでしょう。百年に一度の大悪法、LGBT理解増進法(以下、LGBT法案)が参議院で可決・成立しました。日本を根底から破壊するこの天下の悪法を強引に押し通す自民党の姿を見て、私は堪忍袋の緒が切れました。もはや自民党に自浄能力はありません。私は、真の保守新党を立ち上げることを決意しました。”(p12)
という百田尚樹代表の日本保守党結党に至る発火点に、
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先月(2024年3月)頭に積み上がっていた
<< 2024年3月3日投稿:画像は記事にリンク >> 春の訪れとともに馴染み感軸に揃いし 2024年1-2月購入積読4冊
2024年1-2月購入積読4冊を4月上旬に読み終え、新たに積み上がりし
百田尚樹 有本香『日本保守党 日本を豊かに、強く。』, 養老孟司『時間をかけて考える 養老先生の読書論』, マーティ・フリードマン『マーティ・フリードマン自叙伝 音旅のキセキ 』, 中村憲剛『中村憲剛の「こころ」の話』
2024年3月購入積読4冊。
大作を含まず月4冊(≒週1冊)程度の購買量であればプレッシャーもかからず程良い感じ。
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「冒険」に出たものだけが、大きな果実を手にすることができる