「novel:小説」カテゴリーアーカイブ

橘玲さんが描いた国際金融の内幕:『タックスヘイブン』読み始め

連休明けから読み始めた橘玲さんの『タックスヘイブン』が、

全6章あるうちの1章を読み終え、感じが掴めてきたので、これまでのおさらい。

橘玲さんの書籍は本書で9冊目となるはずですが、小説は初めて。

本書に書かれてあるような内容をノウハウといったような形で出版すると差し障りがあるため、小説の体を取っているとか、そのような背景があったものと記憶していますが、

内容の一部を抜粋すると・・

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百田尚樹さんが武士の生きざまを通じて描いた日本人の矜持:『影法師』読了

百田尚樹さんのTwitterで

出典:Twitter(画像はツイートにリンク)

とあり、興味を持ち購入した『影法師』を読了。

百田尚樹さんの書き下ろしの場合、上下巻に分かれる場合が多い印象ですが、

本作は(文庫版)1冊。それでも400ページに迫る分量。

最初は、人物関係が頭に入らずらかったですが、中盤くらい差し掛かり、徐々に構図がつかめてきて

そこからは一気にといった感じで読了まで。

琴線に触れる日本人としての矜持

本作もまた、『永遠のゼロ』や『海賊とよばれた男』と同じく、力強い日本人の生きざまが描かれており、

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又吉直樹さんが描いた若き演劇人の焦燥と切ない恋愛の軌跡:『劇場』読了

お笑いの世界から処女作『火花』で芥川賞を受賞し、

華々しく文壇デヴューを飾った又吉直樹さんの二作目となる長編小説『劇場』を読了。

夢見、葛藤し、居場所を見つけながらも悶々とする日々の果てに・・

下北沢の舞台で脚本、演出などを手がける演劇人と、演劇の世界を夢見て上京してきた女性の出会い、同棲生活を通じて

絡み合い、すれ違う感情のやり取りを軸に、同じ世界で評価を確立していく者への焦燥感などが描かれています。

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百田尚樹さんが描く、江戸後期に囲碁界で繰り広げられた「名人」を懸けた棋士たちの死闘:『幻庵 下』読了

百田尚樹さんの最新作『幻庵  下』読了。

『幻庵  上』を読了してから、

<< 2017年2月27日投稿:画像は記事にリンク >> 百田尚樹さんが描く、江戸後期に囲碁界で繰り広げられた「名人」を懸けた棋士たちの死闘:『幻庵 上』読了

しばしインターバルを挟み、再開してから429ページを(断続的な読書で)のべ六日で読了。

しっかり『幻庵  上』の設定が頭に入っていないところに、話しがどんどん被さっていくことに不安を覚えていたものの

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百田尚樹さんが描く、江戸後期に囲碁界で繰り広げられた「名人」を懸けた棋士たちの死闘:『幻庵 上』読了

本の帯に

“『永遠の0』で作家デビューして10年、ずっとこの小説を書きたかった。”

という一文が踊る百田尚樹さんの最新作『幻庵  上』を読了。

囲碁を題材にした小説で、私にとっての囲碁は幼少の頃の祖父とのコミュニケーションツールで初心者ながら

1月に参加したサイン会↓の対象書籍という縁で購入した一冊。

<< 2017年1月23日投稿:画像は記事にリンク >> 百田尚樹さんの世間のイメージと真逆な気さくな人がらに触れてきた:『幻庵』刊行記念サイン会参加記

折り返し地点ながら408ページに及ぶボリュームで、筋を追い切れていないところはありますが、

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百田尚樹さんが寓話を通じて問うた、日本が置かれている現状、日本が迎え得る未来:『カエルの楽園』読了

永遠の0』をはじめとする作家として、またTV番組等のご出演でもお馴染みの百田尚樹さんの『カエルの楽園』を読了.-

オンラインの世界を徘徊している最中、本作の存在を知り ↙︎ 興味を持ったものですが

出典:百田尚樹さんTwitter(画像は投稿にリンク)

(2016年9月時点)30万部に迫る売り上げを記録しても、殆ど書評が載ることがないという事態に百田尚樹さんは懸念を示され、

出典:LITERA(画像は記事にリンク)

そのことを当然とする見方↑も示される方もいらっしゃるという・・ とにもかくにも話題の書/物議を醸している一冊。

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フィリップ・K・ディックが『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』で読者に問い、説いたこと

先日読了した ↓

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<< 2016年11月23日投稿:画像は記事にリンク >> フィリップ・K・ディックが描いた映画『ブレードランナー』の原作本で描いた世界:『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』読了

『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』の「訳者あとがき」で興味深い記述があったので、今回取り上げたいと思います。

著者のPhilip K. Dick:フィリップ・K・ディックについて紹介している部分。

フィリップ・K・ディックが定義する「人間」

キャリアを通じての全体は・・

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フィリップ・K・ディックが描いた映画『ブレードランナー』の原作本で描いた世界:『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』読了

映画『ブレードランナー』↓

の原作本としてお馴染み『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』を読了.-

『ブレードランナー』は遥か昔に鑑賞していたものの、辛うじてパッケージのデザイン程度の記憶にとどまり、

内容の方は、ほぼゼロからという状態。電車などの移動時間中に断続的に読み進めていくには

背景の特殊性や登場人物の多様性など、筋を追いづらかったですが、

中盤あたりからバウンティーハンター(賞金稼ぎ)とアンドロイドの戦いがクローズアップされてからは、

読み進めていくのが楽しくなっていった時間経過。

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