「novel:小説」カテゴリーアーカイブ

ポール・オースターの名を一躍世に知らしめたニューヨーク三部作の一作目『ガラスの街』読了

アメリカ文学を代表する作家の一人、Paul Auster:ポール・オースターのニューヨーク三部作の一作目を飾る作品にして出世作『ガラスの街』を読了。

(2019年)夏、翻訳者 柴田元幸さんのイベント⬇︎に参加直前、

<< 2019年8月24日投稿:画像は記事にリンク >> 『デカルトからベイトソンへ 世界の再魔術化』刊行記念トークイベント 佐藤良明 × 柴田元幸 参加記

「何か、サインして頂くのに丁度良いのあるかなぁ」と、書店で物色していた際、あらすじ、文庫の厚さなどから手にしていた作品。

裏表紙からあらすじを引用すると

続きを読む ポール・オースターの名を一躍世に知らしめたニューヨーク三部作の一作目『ガラスの街』読了

新海誠監督が綴った、少年から大人になるまでの三つの恋物語の行方:『小説 秒速5センチメートル』読了

新海誠監督の『小説  秒速5センチメートル』を読了。

(二〇一九年)夏、映画『天気の子』鑑賞後、

<< 2019年9月1日投稿:画像は記事にリンク >> 新海誠監督が描いた、天気を味方にしたものたちが全力で駆け抜けた夏:映画『天気の子』鑑賞記

漠然と『君の名は。』以外の作品について関心を持っていたため書店に立ち寄った際、購入していた経緯。

少年から大人、それそれでの・・

目次に

 第一話「桜花抄」

 第二話「コスモナウト」

 第三話「秒速5センチメートル」

とあり、

最初、短編集かと思いきや、第二話「コスモナウト」ではアングルが女性に切り替えられているものの

続きを読む 新海誠監督が綴った、少年から大人になるまでの三つの恋物語の行方:『小説 秒速5センチメートル』読了

又吉直樹さんが描いた、もがき苦しむ者たちの葛藤:『人間』読了

芥川賞作家、ピース又吉直樹さんの新作『人間』を読了。

刊行記念イベント⬇︎に参加し入手していた著書。

<< 2019年10月11日投稿:画像は記事にリンク >> 又吉直樹さんサイン会 『人間』刊行記念 参加記

初の長編小説ということで全366ページに及ぶ分量もあり、読了時の感想は、まず「長かったなぁ」というのが、実感。

大きくは話しが3つに分かれ、シェアハウスの住人中心に作品展をやることになり、そこで話題を集めた主人公の作品に盗作の嫌疑がかけられ・・

続きを読む 又吉直樹さんが描いた、もがき苦しむ者たちの葛藤:『人間』読了

池井戸潤さんが爽快に描き切った左遷人事で奮起したサラリーマンのラグビーチーム運営奮闘記:『ノーサイド・ゲーム』読了

池井戸潤さんが、ラグビーを素材に描いた小説『ノーサイド・ゲーム』を読了。

TVドラマ放映が終わったばかりで、今更感がありながら、本書を手に取ったのは

最後の一冊、となっていたサイン本販売。

立ち寄った書店で、最後の一冊となっていたサイン本を見つけていたことから。

存分に伝わるリアリティ

本の最後、

“この物語はフィクションであり、実在の会社、人物等のモデルはありません。 “(p404)

と注意書きされているものの

続きを読む 池井戸潤さんが爽快に描き切った左遷人事で奮起したサラリーマンのラグビーチーム運営奮闘記:『ノーサイド・ゲーム』読了

柴田元幸さん訳、スチュアート・ダイベック『シカゴ育ち』読了

柴田元幸さん訳、スチュアート・ダイベック『シカゴ育ち』を読了。

先月(2019年8月)読了した

<< 2019年8月19日投稿:画像は記事にリンク >> 柴田元幸さんが、アメリカにロックもろもろ軽快に語った体温伝わるエッセイ集:『柴田元幸ベスト・エッセイ』読了

『柴田元幸ベスト・エッセイ』に、

” 自分が訳した本はどれも愛着があるが、シカゴのサウス・サイドでの少年時代を描いたスチュアート・ダイベックの『シカゴ育ち』は、とりわけ愛着のある一冊である。”(p26)

とあり、シカゴに滞在歴があり、シカゴ・ベアーズなり、シカゴ・カブスに愛着を持つ者の一人として興味を持った著書(短編集)。

文学で感じてみるシカゴ

シカゴについて、よく入り込んでいける一冊との期待感を持って読み始め

続きを読む 柴田元幸さん訳、スチュアート・ダイベック『シカゴ育ち』読了

新海誠監督が描いた、バッテリーがからっぽになるまで力を使い果たしてしまった主人公たちの夏:『小説 天気の子』読了

映画監督新海誠さんの『小説 天気の子』を読了。

映画『君の名は。』の構成が

<< 2017年1月1日投稿:画像は記事にリンク >> 今さらなんだけど映画『君の名は。』を観に行って、新海誠監督が描き切った世界観に浸ってきた

重層的(「観る度に発見がある」と言われている)であったことから、

新海誠作品を本で読むのに苦戦、

続きを読む 新海誠監督が描いた、バッテリーがからっぽになるまで力を使い果たしてしまった主人公たちの夏:『小説 天気の子』読了

柴田元幸さん訳 スティーヴン・ミルハウザー『私たち異者は』読了

先月(2019年7月)、刊行記念トークイベントに参加した

<< 2019年7月2日投稿:画像は記事にリンク >> 翻訳家 柴田元幸さんに刺激されたアメリカ文学の魅力:柴田元幸 『私たち異者は』刊行記念トークイベント 参加記

『私たち異者は』読了。

イベントに参加していたものの、果たして内容を消化し切れるか自信なく、なかなか手が伸びていかない状況でしたが、

続きを読む 柴田元幸さん訳 スティーヴン・ミルハウザー『私たち異者は』読了

川村元気さんが綴った失われし恋人への想い:『四月になれば彼女は』読了

川村元気さんの『四月になれば彼女は』を読了。

川村元気さんの作品は、先月(2019年7月)読んだ

<< 2019年7月17日投稿:画像は記事にリンク >> 川村元気さんが描いた認知症を患い日々遠のいていく母の存在:『百花』読了

『百花』に続いて2冊目。

読み始めて「あれ、これ短編集?」と思わされましたが、本作は

続きを読む 川村元気さんが綴った失われし恋人への想い:『四月になれば彼女は』読了