オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:自由主義、寛容の心得( シドニー・ゲイ・アンド・レズビアン・マルディグラ)

下記の記事は、Facebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」9月30日付の記事を転記したものです。

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自由主義、寛容の心得( シドニー・ゲイ・アンド・レズビアン・マルディ・グラ

” この国( オーストラリア)は性に対しても自由で寛容である。日本人の持つ性に対する慇懃さはあまりない。羞恥心も強くない。若い世代からフリーセックスは一般的である。(・・中略・・)社会の秩序を乱さなければ自由なのである。

シドニーでは毎年ゲイとレズビアンの祭典がある。真夏の恒例行事として世界中から注目を集めている。世界最大と言える同性愛者のイベント「シドニー・ゲイ&レズビアン・マルディグラ」である。

1980年に始まり、毎年2月から3月にわたり、開催される。期間中、コメディ&ダンス・パフォーマンス、映画祭、音楽イベント、スポーツイベント、同性愛に理解を求めるワークショップなど、さまざまなイベントがシドニーの市内各地で行われる。

特に最終日、中心街のオックスフォード・ストリートを中心に行われるパレードには世界各国からの参加があり、数万人ものレズ、ゲイが思い思いのファッションやパフォーマンスで街を行進する。

100台以上の山車が出て、街は見物人で溢れる。沿道には何十万人もの観衆が集い、政財界トップからのお祝いのメッセージが届き、オーストラリア全土にTV中継される。

きらびやかな衣装、セクシーな衣装を身に着けた同性愛者たちが、一堂に会して繰り広げる絢爛豪華なパレードは必見である。よく知られているリオのカーニバルを超えるほどの祭典である。

もちろん、シドニーだけではなくメルボルン、アデレードでも同じように、ゲイとレズビアンの祭典が毎年それぞれ時期は違うが、2〜3週間にわたって開催されている。”(『豪州読本』12%)

アメリカでも候補者選択の争点になる話題で、いわゆる保守とリベラルの対立なのかもしれませんが、先般の首相交代に際しても(同性愛が)重要事項となっていたようです。

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「シドニー・ゲイ&レズビアン・マルディグラ」については承知していませんで、「リオのカーニバルを超えるほどの・・」の一文に「本当?」なんて反応しましたが、本祭典について検索してみると、記述に準じるとみられる様子も幾つか検索されました。

なお、開催時期(ref. wikipedia)は「毎年2月の第二木曜日にはじまり3月の第一土曜日」と、結構、長丁場ですね。


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