オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:自由主義、寛容の心得 ②

下記の記事は、Facebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」10月1日付の記事を転記したものです。

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自由主義、寛容の心得 ②

” オーストラリアでは、ゲイとレズを合わせた同性愛者が、人口の10%以上を占めるといわれている。同性愛者は、オーストラリアではすでに市民権を獲得している。

1992年にはゲイの軍隊への入隊禁止が解除された。政界、財界、文化界などでも著名な人が同性愛者であることはそんなに珍しいことではない。

州の首相、大使などの中にも同性愛者の経験をした人がいる。しかし、特別隠し立てをしたり、恥じたりしている様子は伺えない。

また普通の人がそれを非難したり、とやかく言ったりしない。自由なのである。あくまで個人の選択である。

最近では、連邦議会議員の中にも自分が同性愛者であることを公言している人がいる。つまり、ゲイであったりレズであったりしても平等な取り扱いをする、受けるというのが社会通念である。

同性婚も通常の異性間結婚と同じ権利義務を認めている国である。自由で、寛容でお互いを尊敬することが国民性である。”(『豪州読本』12%)

なお、上記は相手方からの開示について触れていますが、こちら側から

“「個人的なことに関しての話題は避けるべきである。たとえば、収入があるとか、車にどれくらい払ったとか、なぜ結婚していないのかとか、先祖は?宗教は?支持政党は?などである。」”(『豪州読本』91%)

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といった注意書きがあり、この感覚を身に付けておいて然るべきですね。私も悪意無く、世間話しの延長で外国人に対してプライバシーに関する質問をしてしまった事がありますが、この辺の感覚は、現地生活で若干揉まれる事で、感じが掴めるようになるものと思います。


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