オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:チップ(tipping)

下記の記事は、Facebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」11月22日付の記事を転記したものです。

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チップ(tipping)

” オーストラリアでのチップの必要度は日本並みと考えていい。全く不要というわけではないが、一般にはオーストラリア人は期待していないと言える。

日本の一部旅行会社の中にチップを積極的に勧めるところがあるが、その必要はない。以下、オーストラリア政府観光局( Australian Tourism Commission, A Travellers’ Guide, 1991 & 1992)によってチップについて述べよう。

・チップは一般の習慣ではない(not the general custom in Australia ).
・ホテルや飲食店の料金には一般にサービス料は加算されない。チップも不要である。
・空港のポーター、理髪師、タクシー運転手はチップを期待していない。ただし出したいと思えば出してもいい。
・鉄道終着駅のポーターには規定料金がある。
・ホテルのポーターには出したいと思えば出してもいい。
・高級レストランでは料理および飲み物のウェーター(food and drink waiters)には料金の10%以内のチップを渡すのが普通(customary)であるが、サービスが良くなければ渡さなくてもいい。
・どんな場合でも出す出さないはすべてあなた次第である。”(『オーストラリア英語辞典』p303-304)

最後の一項目だけ頭に入っていれば良いような気がしますが、いざ、その国に行って「どっちだろう?」と迷うのが、チップだと思います。

引用のガイドの年次は古いですが、5月のオーストラリア滞在時、一切、チップを払わなかったので、記載内容に大きな変更はないと思います。

ホテルのベッドメイク時、ベッドサイドテーブルに少額硬貨を置いておいたものの、それすら手付かずであったので、日本と近い感覚でいて問題ないと思います。

 


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