オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所:決済手段で加速する現金離れ

決済手段で加速する現金離れ

” 国内で、タップ・アンド・ゴーやオンライン決済が近年の主流となり、消費者の現金離れが進んでいる。

連邦準備銀行(RBA)によると、オーストラリアは世界で6番目に電子決済機器の使用が多い。

主に現金で支払いを行う世帯は37%。10年前は69%だった。

ニューサウスウェールズ大学で経済学を担当するリチャード・ホールデン教授は、「3年以内にも、非現金社会になる可能性がある」と予想する。

一方、現金を持たない人が増えるにつれ、現金を乞う路上生活者が困窮する可能性があると慈善団体らは心配する。

サルベーション・アーミーは2017年、募金施設にタップ・アンド・ゴー機能を設けた。

同団体は500か所でタップ・アンド・ゴーを開始したが、全募金額700万ドルのうち電子決済によるものはわずか1%とされる。

設置費用は1台につき650ドル、さらに加盟店手数料がかかる。

RBAは2月、携帯電話やメールアドレスの認証によるリアルタイムの決済システムを導入したが、展開に時間がかかっているとして銀行大手4行を批判している。”(出典:Jams TV

現金への依存度が高いとされる日本でも、昨年(2018年)からPayPay 「100億円あげちゃう」キャンペーンのインパクトから急速に認知度が高まった印象ですが、

オーストラリア国内居住者でなくとも各種決済手段を選択できる環境の整備は、短期滞在の旅行者などにとっても歓迎すべき状況と考えられますね。

オーストラリア ライフスタイル & ビジネス 研究所

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上記はFacebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」の2019年1月3日分の掲載記事です。

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