オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所:2018年第4四半期、総求人数1.7%増

2018年第4四半期、総求人数1.7%増

” 豪政府統計局(ABS)発表の最新データによれば、2018年第4四半期(10~12月)の総求人数は1.7%増(同年第3四半期比)と微増だった。

17年第4四半期の5.5%と比較するとかなり下回った。10日付オーストラリアン・ファイナンシャル・レビューが伝えた。

州別(実測値)で見ると、ニューサウスウェールズ州が前期比約4%増の8万6,300件となったほか、◆ビクトリア州:6万6,800件(約8%減)◆クイーンズランド州:3万8,000件(約8%増)◆南オーストラリア州:1万900件(約9%減)◆西オーストラリア州:2万8,600件(約3%増)◆タスマニア(TAS)州:3,500件(約16%増)――などとなった。

ABS労働統計部門のジャービス部長は、「求人数は将来の雇用状況を測る主要指標。今回の数字を見ると、経済は成長しているが緩やかで、力強い成長期の終わりを示している」と分析した。

一方でナショナル・オーストラリア銀行(NAB)のチーフ・エコノミスト、カルホーン氏はABSのデータは建設や観光など一部業界で誤った印象を与えていると懸念する。

「建設業では集合住宅の建設認可数が大幅に減少しているのに対し、なぜ求人数が増加するのか」と指摘した。”(出典:NNA ASIA

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統計上の推移から、オーストラリア経済が注視を要するべき状況であることは間違いないようです。

オーストラリア ライフスタイル & ビジネス 研究所

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