オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所:姉妹港一覧

姉妹港一覧

先日より、日本とオーストラリアの自治体で姉妹州、姉妹都市を提携しているところを一覧で取り上げてきましたが、

その中には姉妹港という提携もあるようで、下記が日本の港とオーストラリアの港が、姉妹港となっている一覧となります。*記載事項は港、提携港、所在州、提携年月日の順(出典『オーストラリア概要 2014/2015』)

  • 横浜港、メルボルン港、ビクトリア州、1985.5.24
  • 名古屋港、フリマントル港、西オーストラリア州、1983.4.19
  • 名古屋港、シドニー港、ニュー・サウス・ウェールズ州 2010.11.4
  • 四日市港、シドニー港、ニュー・サウス・ウェールズ州 1968.10.24
  • 大阪港、メルボルン港、ビクトリア州、1974.10.9
  • 水島港(岡山県)、アデレード港、南オーストラリア州、1984.11.29
  • 大分港、ブリスベン港、クイーンズランド州、1994.4.27
  • 油津港(宮崎県)、アルバニー港、西オーストラリア州、2000.2.16

この中で、四日市港を例に姉妹港提携の背景を探ると・・

" 四日市港は、昭和43年にオーストラリアのシドニー港と「両港が友情と協力を基礎として互いに姉妹港の繁栄に寄与し合い、もって日豪貿易の発展を図る」(共同宣言)ことを目的に、姉妹港提携を行った。以来、四日市港は官民一体となって、シドニー港を初めオーストラリアとの親善交流活動を続けている。"
    *出典:四日市市ホームページ(引用文はHPにリンク)

提携のシンボル的な意味合いで港が選択された模様で、提携の前段階にはシドニー港で輸出された羊毛が、四日市港に輸入されてくるという経緯などがあってのこと。

以降、下記のような目に見える形での動きが実施され・・

" 昭和48年には霞ヶ浦緑地公園にオ-ストラリア記念館を開館し、昭和54年には霞1号幹線を「シドニー港通り」と命名、さらに平成11年には霞地区の「シドニー港公園」が再整備された。" *出典:四日市市ホームページ

やがて半世紀を迎える姉妹港の関係が、後世まで伝わるであろうことに発展していっているようです。

都道府県、都市といった行政区分で姉妹関係を提携する考え方は一般的と思いますが、港という発想も興味深いですね。

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上記は、Facebookページ「オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所」の1月19日掲載分の記事です。

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