オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:ビザ手数料返金、留学生とワーキングホリデー誘致

ビザ手数料返金、留学生とワーキングホリデー誘致

” オーストラリア連邦政府は20日までに、同国に入国可能なビザ(査証)を持つ外国人留学生とワーキングホリデービザ保有者に対し、向こう数カ月以内に入国した場合にビザ手数料の返金を行うと発表した。

留学生やバックパッカーを誘致して国内の労働者不足を補うことが目的だが、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染が広がっていることから、ビザ保有者を呼び込むには手数料の返金だけでは不十分との声も上がっている。地元各紙が報じた。

フライデンバーグ財務相によると、現在海外にいて、オーストラリアに入国可能なビザをすでに持っている留学生は15万人、ワーキングホリデービザ保有者は2万3,500人いる。

これらの留学生が向こう8週間以内にオーストラリアに入国した場合、ビザ手数料630豪ドル(約5万2,000円)を、ワーホリビザ保有者の場合は向こう12週間の入国で495豪ドルを返金する計画だ。政府は同計画に5,500万豪ドルのコストを見込んでいる。

業界団体のオーストラリア国際教育協会(IEAA)のハニーウッド代表は、過去2年間に厳しい状況を強いられてきた大学は留学生を誘致するいかなる政策も歓迎するとしながらも、「国境再開の遅れや航空便の不足、オミクロン株の感染拡大などで、新規の入学申請はすでに大きく減少している」と話した。”(出典:NNA ASIA

留学生を含め渡航を予定、検討している当事者たちにとって予定が立てづらい状況は大いなるストレスと考えますが、

そこに経済的損失が含まれると尚更で、然るべき道筋が示されることは歓迎すべきことですね。

上記はFacebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」の2022年1月23日分の掲載記事です。

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