オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:不動産市場動向 ⑤

不動産市場動向 ⑤

” オフィス市場動向(2)メルボルン

2014年 メルボルンCBD投資市場は、昨年の23億6,000万ドルから34億6,000万ドルとなり、過去最高額を記録した。

プレミアムグレードの空室率は5%台となっているものの、2015年には新規オフィスビルの完成予定もあるため、2016年頃までは全グレードの平均では8〜9%台を維持していくと見られている。

平均賃料は緩やかな上昇傾向にあり、インセンティブは横ばいとなっている。”(出典『オーストラリア概要 2015/2016』p137)

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『オーストラリア概要 2015/2016』p137掲載の表を転載

シドニーに次ぐオーストラリア国内の第二の都市ながらプレミアムの平均賃料(高)は650ドルで、シドニーが1,000ドル程度から上方に触れることと比較すると開きが見て取れます。

メルボルンに根を張る自動車製造業が2017年で一斉に撤退することから、工場の跡利用の問題とは別途、本部機能の展開度合いによっては、影響が相場に負の影響をもたらす事も予測されます。

オーストラリア ライフスタイル & ビジネス 研究所

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上記は、Facebookページ「オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所」の2月26日掲載分の記事です。

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