オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:シドニー、メルボルンの住宅競売成約率、2年ぶり高水準

シドニー、メルボルンの住宅競売成約率、2年ぶり高水準

” オーストラリアのシドニー、メルボルンの6月の住宅競売成約率は、それぞれ2017年9月と18年2月以来の高水準となった。

特にメルボルンでの成約率の向上が著しいという。1日付のオーストラリアン・ファイナンシャル・レビューが伝えた。

不動産情報サイト、ドメインによると、シドニーの6月29日の競売成約率は67.6%(競売数428件)、メルボルンは73.2%(競売数463件)となった。

ただし、シドニーの成約率は競売結果の40%が未報告の段階のため、今後60%前後に減る可能性もある。

前週のシドニーの成約率は55%だった。メルボルン住宅市場の方がシドニーよりも回復が早く、その理由は集合住宅の建設が人口増加の強い伸びに追いついていないことにあるという。

■州首都の多くは住宅価格が底値

一方、オーストラリアの州首都の多くは現在、長期的な住宅競売成約率の低下や住宅市場センチメントの後退の後、

住宅価格が底値を突いたとみられることが不動産アドバイザーのヘロン・トッド・ホワイト(HTW)の分析で分かった。

HTWによると、住宅価格の下落でシドニーやメルボルンでは約50万豪ドル(約3,800万円)前後の予算での住宅購入の選択肢が広がっているという。

HTWの住宅部門責任者は「シドニーでは郊外や通勤時間にこだわらなければ、一戸建て、集合住宅の両方で(50万豪ドル前後で)住宅が購入しやすくなっている」と述べた。”(出典:NNA ASIA

先月(2019年6月)の記事⬇︎

<< 2019年6月18日投稿分:画像は投稿にリンク >> 住宅価格、底入れの兆し:

の続報といった内容で、買い手にとっては背中を押されるような状況とも言えそうです。

オーストラリア ライフスタイル & ビジネス 研究所

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上記はFacebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」の2019年7月3日分の掲載記事です。

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