オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:キャンベラがロンリープラネット『訪れるべき都市』ランキング3位に

キャンベラが、ロンリープラネット『訪れるべき都市』ランキング3位に

” 著名ガイドブック『ロンリープラネット』が、2018年版『訪れるべき都市』10選を発表した。

しかし、第3位にオーストラリアの首都キャンベラが選出されたことで、同国で物議を醸している。

オーストラリア人の間ではシドニーやメルボルンなどに劣る退屈な都市という認識が定着しているようで、メディアやSNS上では早くも皮肉めいたジョークが飛び交っているようだ。

◆ロンリープラネットは美食の街としてプッシュ
ロンリープラネットでは、国宝、ブティックエリア、美食、文化体験をキャンベラの魅力として挙げている。

編集者たちは、とりわけ食文化に注目したようだ。地元産のミルクとともに味わうコーヒー、農家直送のオーガニック食品を楽しめるカフェ、自然エネルギーをワインセラーなどに活用したワイナリーなど、コンパクトな都市の中に幅広いチョイスが揃う点を魅力としている。

こうしたロンリープラネットの発表について、キャンベラを含むオーストラリア首都特別地域の首長は歓迎の意を示している。

オーストラリア放送協会 によると、首長はスキー、サーフィン、自然など、キャンベラから2時間以内で何でも揃うと述べ、PRに余念がない。

冬期にマイナス9℃ほどにもなる寒さのせいで悪評が高かったようだが、今回の選出を機会に観光客の増加にも期待をかけている模様だ。

◆「キャンベラです。いいえ、誤字じゃないです」
盛り上がるキャンベラをよそに、多くのメディアはロンリープラネットの発表に失笑気味だ。

キャンベラは約100年前に遷都された比較的新しい首都だ。イギリスからの独立に伴い、首都の争奪戦を繰り広げていたシドニーとメルボルンのほぼ中間点にあった田舎町が選ばれた。

以来首都として拡大してきたが、見所に満ちているとは必ずしも言えないようだ。

BBC(10月25日)によると、旅行先として推薦されたことを受け、様々なメディアがジョークを飛ばしている。

ペデストリアン誌は「キャンベラ(そう、キャンベラ)が最も訪れるべき都市に挙がっています」、シドニー・モーニング・ヘラルド紙は「いえ、誤字ではないです」といった茶化しようだ。

オーストラリア放送協会は、退屈な首都を「ラウンドアバウト(環状交差点)と政治家の街」と表現する。見どころのあまりない不毛な街というイメージは、もはやオーストラリア人の間で共通の認識になっているようだ。

◆民間からも疑問の声 都会っぽくないのが良いという擁護派も
メディア以外にも、疑問を感じる人々は多いようだ。小説家であり実業家のドミニク・ナイト氏は、オーストラリア放送協会 に意見を寄せている。

氏はキャンベラのみならず、ロンリープラネットが推奨する他の都市にも賛同できない様子だ。

例えば2位のデトロイトは、不況による荒廃で有名な街だ。キャンベラについてロンリープラネットは魅力が詰まっていると書くが、濃縮したというより単に都市の規模が小さいだけではないかというのが同氏の意見だ。

また、ラウンドアバウトが多いことにも触れ、旅行者をぐるぐる回して都市から出られないようにする都市計画では、と冗談交じりに揶揄する。

一方で、観光地としての魅力はさておき、住むには良い街だという意見もあるようだ。

経済評論家のグレッグ・エリコ氏は、住民の一人としてガーディアン紙で見解を述べている。

キャンベラは「ブッシュ・キャピタル」(田舎町の首都)と言われるものの、都市でありながら地方のリラックスした雰囲気が漂う街であり、住環境は良いとのことだ。クラフトビールやバーなど、アルコールを楽しむにも適しているという。

シドニーからキャンベラへは飛行機でわずか1時間。ロンリープラネットのおすすめを信じて、隠れた魅力の詰まった街を探検してみるのも悪くないかもしれない。”(出典:Newsphere

出典:FIVEaa(画像は記事にリンク)

私個人は2度のキャンベラへの往訪で、記事のニュアンスとは異なるイメージで(都市を)捉えていますが、

国内では物議を醸したようですが、lonely planetの影響力がどの程度(旅行者の増加率)であったか、

また、その評価が後押しされるのか或いは否定されるのか、海外からの旅行者の評価に注目するところです。

オーストラリア ライフスタイル & ビジネス 研究所

スクリーンショット 2015-12-30 22.46.27
Facebookページ:オーストラリア ライフスタイル&ビジネス 研究所(画像は記事にリンク)オーストラリアに関する情報を日々発信しております。是非、いいね!を宜しくお願い致します。
上記は、Facebookページ「オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所の2017年11月1日掲載分の記事です。
オーストラリアにご興味をお持ちの方、Facebookページへの「いいね!」を是非宜しくお願い致します。

 


Comments

comments