フランシス・ダナリー、27年ぶりで蘇ったユニークでクセになるIT BITESの世界観:Francis Dunnery Acoustic Night 体感記

Chicago Cubs:シカゴ・カブスの世界一に熱狂する数時間前は・・

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南青山MANDALAで開催されたFrancis Dunnery:フランシス・ダネリーのACOUSTIC NIGHT公演へ。

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Francis Dunnery at 南青山マンダラ

Francis Dunneryを観るのは・・

時を遡ること1989年10月12日、西武球場で(当時)近鉄バファローズのRalph Bryant:ラルフ・ブライアントが4打席連続ホームランをかっ飛ばし

(当時)常勝西武ライオンズの王者から引き摺り下ろすことなった象徴的な日、

改装前の渋谷クラブクアトロで開催されたIT BITES公演を観て以来、実に27年ぶり。

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3列目相当、座席からの眺め(開園前)

「フランシス・ダナリーに会える」から・・

来日を知ったのは、音楽のニュースサイトamass でミート&グリートの開催を知ってから。

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出典:amass(画像はサイトにリンク)

行くのであれば、アコースティックではない通常公演(エレクトリック)を選んでいたと思いますが、

「本人と交流出来るなら」と30名限定との抽選に応募し・・ 当選の連絡が届いたので、チケットを購入し迎えた当日。

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南青山マンダラ:開演前の様子.-

フランシス・ダナリー 音楽史

先行して開催された通常公演(11月1日、2日)では、IT BITESの曲オンリーで、

セットリストを見ると ↓

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出典:王様ロック(画像はサイトにリンク)11/2はOnce Around The Worldも演奏された模様

Kiss Like Judas、Midnightなど、私とFrancis Dunneryとの出会いの作品となった ONCE ARUND THE WORLD から

一番好きなRose Marieは、昔から演っていなかったと思うものの

当然セットリストに入るであろうと思っていた曲が選から外れており、意外に思いましたが

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アコギ一本に、ライティングとシンプルなステージ.-

趣向を変えたアコースティック・ナイトでは

1. Revolution

2. Kiss Like Judas

3. Autumn The Rain Man

4. Heartache Reborn

5. Jack Won’t Let You Go

6. Homegrown

7. Still Too Young To Remember

8. I’m In Love

9. Sister Sarah

10. Sunshine

11. Wound And Healing

12. The Big Lad In The Windmill 〜 Give Up And Let It Go

13. Good Life

〜 encore 1 〜

14. Yellow Christian

15. I Believe I Can Change My World

〜 encore  2〜

16. Too Much Saturn

17. Only New York Going On

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曲間のMCも見事^^

と、ソロ転向後にも対象を広げるなど Francis Dunnery のオールタイムといった感じにガラっとセットリストを変更.-

また、最後の2曲は文字通りのアンコール(当初の予定外)といった感じで、

Too Much Saturnはお客さんからのリクエストに応える形で披露されるなど、お腹いっぱいにしてくれる約120分。

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エモーショナルに、人間味溢れるステージ♪

Kiss Like Judas、Still Too Young To Rememberは、「やっぱりオリジナル(エレクトリック)で聴きたかったなぁ」というところも、

It Bites – Kiss Like Judas (Live) Tokyo 1989

恐らくIT BITES在籍時もライヴでは演っていなかったのでは?というSister Sarah(アコースティックで演ってはいけないと喋ってましたが ^^;)の選曲に

何より会場の雰囲気で、その場に居た人たちを引き込むMC(お喋り)に、客いじりに ^^ 演奏力の高さとともに、その人柄が印象に残りました。

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様々な感情を表現した歌にギターワーク♪

Francis Dunneryの真骨頂

ユーモア溢れるMCとは別途、アーティストFrancis Dunneryの真髄を感じたのは、I’m in Loveの演奏前、

「作曲する時、自分の感情を曲に込めようとしていて、それが伝わった時に上手くいったと感じる」と(英語で)話した時に

「なるほど」と思い、音楽に限らず表現活動全般に共通することであろうと思いますが、

「そういえばIT BITESの曲って、エモーショナルなチューンが多いかな」と、

一度聴くと長く脳裏に焼き付けられることが多い作曲面のほか、歌詞にも仕掛けがなされている事が分かるような気がしました。

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27年の間隔(インターバル)を経て・・

最初、IT BITESでFrancis Dunneryを観た時は、既述の近鉄ブライアントの超人的なパフォーマンスに

今回は、シカゴ・カブスの108年ぶりの世界一返り咲きと、振り返る時に忘れ得ぬであろう日が重なりましたが、

四半世紀+αのインターバルを経て、再び同じミュージシャンのパフォーマンスに立ち会えたことも

自分の中で、少し、じゅわ〜っとくるような感慨深いものでした。

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お客さんの心をガッチリ掴んで迎えたエンディング.-

ライヴ後に開催されたミート&グリートの模様は、写真の送付が1週間から10日後とスタッフの方に言われてしまったので、受領出来た頃に改めて。


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