ロバート・デニーロが、ボクシング界の名伯楽レイ・アーセルを演じた『ハンズ・オブ・ストーン』鑑賞記

ロバート・デニーロ:Robert DeNiroが、ボクシング界で20人の世界チャンピオンを育てた名伯楽レイ・アーセル(Ray Arcel)を演じた

Robert De Niro出演作でありながら、まったくノーマークであった『ハンズ・オブ・ストーン』

『ハンズ・オブ・ストーン』をDVD鑑賞。

『ハンズ・オブ・ストーン』予告編

レンタル店に立ち寄り、「何かないかなぁ・・」と物色していたところ

本作の予告編が流れ、ロバート・デニーロの声に反応し、(ロバート・デニーロ)出演作であることを知り、即レンタルを決意したもの。

もっとも、タイトルにもなっている石の拳ことRoberto Duran:ロベルト・ディランのライフストーリーを描いた作品でもあり、

Ray Arcel(Robert De Niro)& Roberto Duran(Edgar Ramirez)

ロバート・デニーロ出演の有無にかかわらず、見ることになった作品ではあろうと思います。

ロベルト・ディランの半生、そして運命の出会い

貧しい幼少期に、アメリカ統治下のパナマでの理不尽さに・・ ハングリーなパナマ児童が

ボクシングの才能をストリートファイトから昇華させていき、世界チャンピオンを目指すところで

ボクシング界の表舞台から撤退を余儀なくされていたレイ・アーセルを紹介され、二人三脚で世界を目指し、

世界チャンピオンへの最後のピースを得たロベルト・ディラン(中央)

ストーリーのハイライトは再選を含むSugar Ray Leonard:シューガー・レイ・レナードとの対戦。

ボクシング史に残り、生涯の友情を育むことになったSugar Ray Leonartとロベルト・ディラン

リマッチでは物議を醸した「ノー・マス」の苦悩も描かれており、

ロバート・デニーロのボクシングを扱った作品と云えば、『レイジング・ブル』がお馴染みですが、

両作品ストーリーに惹き込んでいく演技は言うまでもなく、本作もボクシングファンにも興味深い作品に仕上がっていると思います。

 


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