ルー大柴さん等が演じた神経精神科医院 待合室に集まった6人の患者が繰り広げた人間劇の行方・・:舞台『TOCTOC あなたと少しだけ違う癖』観劇記

先週末は久々のライヴ体感となったCotton ClubでのMICHAEL LANDAU LIQUID QUARTET公演前に実はお楽しみがもう一つ。

2月末に中野にある劇場ザ・ポケットで不意にルー大柴さん主演の舞台『あなたと少しだけ違う癖』が上演されることを知り、

開場時間過ぎのザ・ポケット

キャスティングから興味を持ち、話しの筋をチェックしてみると・・

公演フライヤー裏面

汚言症、計算癖、確認脅迫、過度の潔癖症、反復症、左右対称脅迫/線を踏めない

という普通の人とはかなり?異なる症状に悩まされている患者6人が神経精神科の名医の診療を受けるべく待合室に集まり・・

といったの意のストーリーに興味を持ち、千秋楽公演を観劇。

久方ぶりの劇場体験。

舞台を観に行ったのは、浅野温子さん主戦の『イノチボンバイエ』以来、

<< 2016年9月4日投稿:画像は記事にリンク >> 浅野温子さん主演の舞台『イノチボンバイエ』で、出演者皆さんの演技に人柄に魅了された120分と閉幕後のひと時

その時が2016年9月であったことから、おおよそ2年半ぶり。劇場も今回と同じくザ・ポケットでしたが、

映画と異なり、間近で伝わってくる役者さんたちの演じる熱量であったり、特異で半固定されたシチュエーションから繰り広げられる人間模様であったり、

観劇ならではというのは、これまでなかなか得られていなかった体感で、

話しが進むにつれ自然と惹き込まれていく感覚は懐かしも新鮮で、「これ、最後どうなるんだろう?」のストーリーも「こう来ましたかぁ」と手玉に取られ ^^

2時間の熱演が繰り広げられた終演後の舞台。

何より映画を例にするとロードショーを逃しても後にDVD、オンライン等で挽回出来る手段は得られるものの、

舞台の場合は、劇場内の雰囲気で同じ演目でも一回一回出来は違ってくるであろうし、

今回のように千秋楽を終えてしまえば鑑賞の機会を逃してしまうという条件も作品に影響してくるように思い

キャストの皆さんと最後の2時間を共有しただけの状況ながら、湧き上がって感じた名残惜しさのようなものも、ストーリーとともに印象的でした。


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