筒井康隆先生が小説のお約束を排して挑んだ長編:『虚人たち』読了

筒井康隆先生の長編『虚人たち』を読了。

タイトルは長く承知していて、

サイン本入手機会、最後の一冊に滑り込み購入

サイン本入手機会に遭遇し、手元に引き寄せていた経緯。

お約束無しで繰り広げられるストーリー

購入前にチェックしたamanonでの本書の紹介で

>同時に、しかも別々に誘拐された美貌の妻と娘の悲鳴がはる >かに聞こえる。自らが小説の登場人物であることを意識し  >つつ、主人公は必死の捜索に出るが…。小説形式からのその >恐ろしいまでの“自由”に、現実の制約は蒼ざめ、読者さえも >立ちすくむ前人未踏の話題作。泉鏡花賞受賞。

とあり、作品への興味を深めていましたが、実験的であるがゆえ頭の中でストーリーの中の情景を描いてくことが「難しかったなぁ」と。

” 妻と娘が誘拐されました。今電話をしているこのわたしは彼女たちの夫であり父である人間です。念の為に言いますと妻の夫であり娘の父です。

彼女たちがわたしの眼の前で誘拐されたのではないにかかわらず二人が誘拐されたのではないにかかわらず二人が誘拐されたことは疑いのない事実であり別べつの犯人によって誘拐されたこともまた確かなのです。”(p39)

という事件を端緒として

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:クイーンズランド州政府、電気自動車購入補助金制度発表

クイーンズランド州政府、電気自動車購入補助金制度発表

” 3月16日付ABC放送(電子版)は、QLD州政府の「Queensland Zero Emission Vehicle Strategy 2022-2032」制度発表を伝えた。

アナスタシア・パラシェイQLD州首相が発表したこの制度は、電気自動車の一括支払い購入に対して州政府から$3,000の補助金が出るという内容で、

現在、ペトロールが1リットル$2.20にもなり、これまでの石油価格を押し上げる条件に加えて、2月末に産油国のロシアがウクライナを侵略したことに対して世界のほとんどの国がロシアとの経済断絶措置を取っており、石油価格上昇に拍車をかけている。

そのため、自動車燃料高騰は当分続くとみられており、消費者にとっては電気自動車への乗り換えのインセンティブになることが予想されている。

ただし、すべての電気自動車購入が補助金の対象になるわけではない。

今後3年間の電気自動車購入補助金制度のため、QLD州政府は4,500万ドルの予算を見込んでおり、さらに1,000万ドルが各地の充電ステーション設立に充てられることになっている。

補助金対象になるのはまず電池電源式電動機駆動で価格は$58,000を上限としている。

マーク・ベイリー運輸相は、「NSW州のように自動車価格上限を$68,000としている州もあるが、QLD州政府は、もともと高価な自動車を購入できる経済的ゆとりのある人に補助することはこの制度の趣旨ではない」と語っている。

さらに、「州の電気自動車普及率は次第に向上しつつあるが、まだまだ限られている。

2021年1月には2,862台だったが、今年になって8,000台になっている。この補助金で電気自動車新車購入が増えれば、近い将来に電気自動車の中古が出回るようになるはず」と語っている。

また、「補助金制度で自動車メーカーがさらに低価格の車両を発表するようになることを期待している」とも語っている。”(出典:NICHIGO PRESS

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Tokyo FMも聴くようになって魅了された曲紹介 Volume 12 〜 Adele, Janet Jackson & Stevie Wonder

Tokyo FMも日中のBGMとして聴くようになり、On Airされた曲に「!」とさせられた記録集 第12弾.-

最初は、曲に聞き覚えあった

  Adele – Skyfall(Lyric Video)

Adele

作品に見覚え?ながら、007シリーズで流される曲らしいスケール感が雄大に歌い上げられているところ刺さりどころを♪

続いて

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:クルーズ船発着2022年4月半ばに解禁

クルーズ船発着2022年4月半ばに解禁

” オーストラリア政府は15日、外国との間を往来する大型クルーズ船の発着を来月解禁すると発表した。

4月17日に期限切れとなる発着禁止措置を更新しない。経済活性化や「コロナとの共存」を図る現在の政策に合わせ、約2年ぶりに解禁に踏み切る。

豪政府は2020年3月、世界各地でクルーズ船の乗客が相次いで新型コロナウイルスに感染したことを受け、クルーズ船の入港を禁止。外国人の入国制限を含む厳しい水際対策も導入した。]

その後、ワクチン接種が広がったことを踏まえ、今年2月に外国人旅行者の入国を条件付きで全面的に容認するなど、コロナ禍で導入した制限措置の緩和を進めてきた。

豪メディアによれば、クルーズ船の禁止による国内経済への打撃は100億豪ドル(約8,500億円)に上る。ハント保健相は発着解禁について「豪州の国境再開に合わせたもので、新型コロナへの緊急対応でかじ取りに成功したことを示している」と強調した。”(出典:JIJI.com via Yahoo! JAPAN

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またしても岸田奈美さんの100文字ですむことが2000文字で伝えられる日常に惹き込まれた:『傘のさし方がわからない』読了

作家 岸田奈美さんの『傘のさし方がわからない』を読了。

昨年(2021年)企画されたサイン企画に合わせ、年末に購入/送付した本が

出典:岸田奈美のnote(画像は記事にリンク)

2月に返送されてきていた経緯。

岸田奈美さんの著書は、昨秋以来 ↓

<< 2021年9月21日投稿:画像は記事にリンク >> 岸田奈美さんが綴った愛ある日常が心に沁みた:『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』読了

通算3冊目で、巧みな文章表現に魅了、期待しての購入。

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:洪水被害車2万台、新車価格と納車に影響

洪水被害車2万台、新車価格と納車に影響

” オーストラリアのクイーンズランド(QLD)州とニューサウスウェールズ(NSW)州では洪水により約2万台の自動車が損害を受け、多くの無保険車が買い替えを余儀なくされている。

専門家によると、これにより新車の納車がさらに遅れるとともに、価格も上昇する見通しという。自動車専門サイトのドライブが14日伝えた。

国内ではすでに、生産の制限と出荷の遅れを受け、ほとんどの新車は購入から納車まで3~12カ月の待機期間がある。

業界アナリストによると、今後数カ月に損害を受けた2万台の自動車の代わりを見つける必要があることから、供給のボトルネックがさらに悪化し、価格がさらに押し上げられる見込み。

業界団体オーストラリア保険カウンシル(ICA)によれば、自動車が洪水の被害を受けた保険契約者から保険会社に対する請求は、QLD州では少なくとも9,700件、NSW州では8,300件に上っている。

アナリストらは、今後数週間で請求件数がさらに増えると予想。無保険車も加えると、被害に遭った自動車は3万台近くになるとみている。

自動車業界の専門家は、被保険者の車が償却された場合、全国的なコンピューターシステムに移行し、再登録することはできないが、無保険車はその限りではないと指摘。

中古車の購入者に対し、洪水被害を受け、適切な修理を受けていない自動車を買わないよう警告している。”(出典:NNA ASIA

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街中で音楽認識アプリShazamを稼働させ edbl & Ella McMurray, Rosie Frater-Taylor & Psymon Spine Feat. Barrie のデータにアクセスして曲を改めて楽しめた♪(Shazam #90)

街中などで、ふと耳にした曲に「!」とさせられ音楽認識アプリShazamを稼働させ、改めて曲を楽しめるようになった記録集第90弾.-

今回は、シリーズのど定番McDonald’s(滞在時にBGMされた曲)特集♪

最初は、どこぞで耳にしたことあるようなサビの

  edbl & Ella McMurray – Simple(Official Audio)

edbl & ella McMurray

出典:Shazamの検索表示画面をスクリーンショット

ホーンセクション絡むソロパートなど、ゆったり優雅な気分を引き出してくれるチューンです ^^

続いて、

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:ジョシュ・フライデンバーグ財相に燃料税引き下げ要求

ジョシュ・フライデンバーグ財相に燃料税引き下げ要求

” 2021年から徐々に続いてきた石油値上がり傾向は2022年3月に入って遂に1リットル2ドルを超えるところも出てきており、NTのアーネムランドの遠隔地では1リットル3ドルにもなっている。

そのため、自動車燃料に課せられる燃料税率引き下げを求める声が出て来ている。3月13日付ABC放送(電子版)が伝えた。

スティーブン・マーシャルSA州首相が連邦政府のジョシュ・フライデンバーグ財相に宛てて書簡で要望したもので、次期予算で燃料税率引き下げを求めたもの。現在の燃料税は1リットルあたり44.2セントに設定されている。

スコット・モリソン連邦首相は、「連邦政府は他の国と話し合い、備蓄を放出し、価格を引き下げる方向で作業を進めている」と語っている。

燃料税はサービスステーションなどのポンプで購入するペトロール、ディーゼル燃料に一定率で課せられる税金であり、1リットルあたり44.2セントと定められている。

今週末に選挙を控えたマーシャル州首相は、連邦財相に書簡を送り、「5月予算案で燃料税率を引き下げ、国民の家計を少し楽にしてもらいたいと依頼した。

連邦政府にとっては燃料税は大きな財源だが、現在、ドライバーは大きな出費を強いられている。

これだけ燃料価格が高騰すると、世帯の生活費にも影響が現れるばかりか、国の生産性にまで響いてくる。

重要な物資を全国に配送しているすべてのトラックにも支障が出ており、非常に難しい状況になっている。短期的にでも燃料税率緩和があれば救われる」と述べている。

燃料税率引き下げの可能性を質問されたスコット・モリソン連邦首相は、「燃料税率は国内全域の燃料価格ばらつきとは何の関係もない。

答は、予算は今月末に発表されるということだし、燃料税についていえば一定税率に決まっており、市場価格の変動には無関係だ」と語っており、税率緩和はないことを示唆している。”(出典:NICHIGO PRESS

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「冒険」に出たものだけが、大きな果実を手にすることができる