一穂ミチさんが描いた複雑に思い交差する六通りのそれぞれ:『スモールワールズ』読了

一穂ミチさんの『スモールワールズ』を読了。

訪れる書店の幾つかの大々的なディスプレーに、サイン本販売機会も何回か訪れ、

(右下角)「サイン本どうしようか・・」と何度かの入手機会に、内容への興味から買い逃しを懸念し決断 ^^

帯の内容に興味を掻き立てられ購入。

やがて(いわゆる)直木賞候補作にもノミネートされ、

出典:公益財団法人日本文学振興会 ウェブサイト(画像は記事にリンク)

読前に更に興味を掻き立てられ、読み始め。

六話、唯一無二なる・・

本書には

 ネオンテトラ

 魔王の帰還

 ピクニック

 花うた

 愛を適量

 式日

の六篇が収録。

書店員の評価に、共感誘われる帯に踊るコピーに

帯に踊るコピーの締めは、

> 愛おしい私たちの世界。

とあり、ほのぼの系のストーリーを勝手に思い描いていましたが・・

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:当局、記事使用巡りFB・Googleと新聞業界の団体交渉提案

当局、記事使用巡りFB・Googleと新聞業界の団体交渉提案

 ” オーストラリア競争・消費者委員会(ACCC)は1日、国内の新聞業界団体、カントリー・プレス・オーストラリア(CPA)に対して、ニュースコンテンツを巡り米フェイスブックおよびグーグルと団体で交渉する権限を与える提案をしたと明らかにした。

CPAには約160の国内紙を発行する81の報道機関が加盟している。ACCCによると、CPAは、加盟機関がフェイスブックとグーグルとコンテンツの支払い契約を結ぶことができるよう許可を求めている。

ACCCのシムズ委員長は「160紙を発行する機関に団体交渉を認めれば、フェイスブックおよびグーグルとの間に存在する交渉力の不均衡をかなり解消することができる」と説明した。

オーストラリア議会は今年に入り、フェイスブックとグーグルに対して、ニュース記事使用料を国内報道機関に支払うことを義務付ける法案を可決した。”(出典:REUTERS via Yahoo! JAPAN

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J-WAVEな日々に魅了された曲紹介 PART 164 〜 Joe Sample, Nubiyan Twist feat. Ego Ella May & Beabadoobee

日中のBGMをJ-WAVEとしている日々に、On Airされた曲に「!」とさせられた記録集 第164弾.-

最初は、アーティスト名は知っていた(はずだ)けど、曲は知らなかった

 In All My Wildest Dreams 

Joe Sample

名前を確認して意外な感じがしましたが、寛ぎを得るにピッタリな選曲で、他(の曲)もこういったテイストなんでしょうかな?

続いて

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:大学の留学生、中国が監視。「学問の自由」に脅威 

大学の留学生、中国が監視。「学問の自由」に脅威

” 国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチは30日までに報告書を公表し、オーストラリアの大学で中国政府の監視活動を通じて「学問の自由」が危ぶまれていると警告した。

中国共産党を批判したり、民主化運動への支持を表明したりする中国人留学生や教員に対し、親中派による嫌がらせや脅しが横行している。

報告書作成に当たり、豪州の大学に在籍する中国と香港からの「民主派」留学生24人、教員22人に対する聞き取り調査が行われた。

中国に批判的なメッセージをツイッターに書き込んだ学生は、中国の両親が警察に呼ばれて警告を受けたと説明。

豪州で香港の民主化を求めるデモに参加した中国人の学生は、中国人の同級生から「あなたを見張っている」とメッセージを受け取り、他の人からも悪口を言われた。

調査では多くの留学生が自己検閲を強いられていることも分かった。ある学生は「豪州に来たが自由ではない。ここで政治について話すことはできない」と話した。

報告書は「豪州の大学は留学生の授業料に依存している一方、中国政府やその代弁者による脅迫や監視をめぐる懸念には目をつぶっている」と指摘。大学や政府に対応を求めた。

タッジ豪教育相は報告書を受けて「外国の主体による大学へのいかなる干渉も容認することはできない」とツイート。情報機関や議会の情報安全保障委員会から助言を求める方針を示した。”(出典:JIJI.COM via Yahoo! JAPAN

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Akira Takasaki and Evolutionを観に出た神戸&大阪旅行が脳裏に刻まれし 2021年6月

残すところ1時間と少しで、6月も終わり=2021年も半分が終わるという節目、そんな頃合いで今月30日間を振り返ると・・

やはり、真っ先に思い起こされるのは

<< 2021年6月20日投稿:画像は記事にリンク >> AKIRA TAKASAKI AND EVOLUTION公演で、念願のBUDDHA ROCKを存分に体感してきた

生音はタイミングがズレて逃していたBuddha Rockを体感すべくAkira Takasaki and Evolutionを観に出掛けた一泊二日の大阪旅行。

上掲のブログ、Akira Takasaki and Friends及びAkira Takasaki 両公式アカウントからいいね!頂戴しました ^^ 出典:Twitter通知画面

ライヴ前は、神戸(市内)の流泉書房を往訪し、

<< 2021年6月23日投稿:画像は記事にリンク >> 筒井康隆先生本をたくさん買い込んでいた神戸の流泉書房へ行ってきた

街の本屋さんの良さを体感し、

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:76ers ベン・シモンズ選手、Boomers:オーストラリア代表での東京オリンピック参加辞退

76ers ベン・シモンズ選手、Boomers:オーストラリア代表での東京オリンピック参加辞退

” 6月29日、フィラデルフィア・76ersのベン・シモンズが東京オリンピックの参加を辞退することを、バスケットボール男子オーストラリア代表が発表した。

オーストラリア代表のブライアン・ゴールジャン・ヘッドコーチは「ぜひチームに参加して欲しかったという気持ちはあるものの、彼のこの決断を理解し、サポートします」と述べている。

「代表活動は今後彼が関わっていきたいものであるということも、彼は明確にしてくれました」。

シモンズが代表を辞退する可能性は、先週の時点で『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者が報じていた。

発表されたプレスリリースによると、シモンズはオフシーズン中にトレーニングとスキル向上に集中したいとのことだ。”(出典:SPORTING NEWS

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高見澤俊彦さんが描いた70年代にプロデビューを目指した若者たちの苦悩と脚光:『音叉』読了

THE ALFEEを率いる高見澤俊彦さんの小説デビュー作『音叉』を読了。

文庫版発売後、瞬く間に売場から消えて(売れて)いったサイン本に、「これは無理でしょう、、」と白旗を上げていた状況、

昼食前に何気なく立ち寄った書店で

まさかのサイン本発見 >> 即購入の決断

一冊だけ残されていた?!巡り合わせから購入。

実話交じりの

帯に

> 音楽と恋で奏でる青春群像

とあり、

” 圧巻は一九七一年の七月に来日した後楽園球場でのグランド・ファンク・レイルロード公演。雷鳴が轟く、豪雨の中でのライブに俺達は大興奮だった。”(p20)

に、

” 何があったんだ?考えるだけでイライラする毎日。俺はそれを振り切るために、ギターにのめり込んだ。

さらに恋の痛みとその愁傷が俺の中で楽曲創作という扉を開けさせた。”(p30)

と具体的、リアリティ感じさせられる記述の数々に「これって、小説仕立てのアルフィーの回顧録?」と思えば、

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:2032年五輪開催地に内定したブリスベン。11年先のリスクに不安の声も

2032年五輪開催地に内定したブリスベン。11年先のリスクに不安の声も

” 2032年夏季五輪・パラリンピックの開催地がオーストラリア第3の都市ブリスベンに内定した。7月の国際オリンピック委員会(IOC)総会で決定する見込みだ。

通常は7年前の総会なのに今回は11年前。しかも2月の段階でIOCから「最有力候補」との「お墨付き」をもらうという不可思議な状況だ。

新型コロナウイルスのパンデミックの渦中に開かれる東京五輪では、多額のお金をつぎ込んで準備しながら、開催の是非に揺れ、開催しても経済的な効果は不透明という「開催地リスク」が明らかになった。

通常通り今から4年後に決定するのではリスクがより鮮明になり、立候補を取りやめる都市が増えるため、IOC側は青田買い的に一本釣りしたのではとも言われる。

■都市規模が小さすぎる

ではブリスベンの人たちは、このパンデミック下の決定をどう感じているのか。50代男性のテランスさんは手放しの喜びよう。

「1956年にはメルボルン、2000年にはシドニー。オーストラリアの2大都市ですでに開催されている夏季オリンピックが第3の都市ブリスベンで開催されるのは本当に喜ばしい。

観光業や飲食業も成長するでしょうし、鉄道などのインフラ整備もますます進むはずです」4児の父親である48歳のジェイソンさんも同様の賛成派だ。

「最高レベルのアスリートたちの真剣勝負を間近に見られるまたとないチャンスですし、テレビゲームなどの影響でスポーツ離れが進む子どもたちが興味を取り戻す最高の機会になるでしょう」

浮かれるのには理由がある。ブリスベンは感染拡大防止に今のところ成功し、何カ月も新規市中感染者がゼロで、マスクの必要もない「コロナ前」の日々が戻っている。

一方、20代女性でフリーライターのボニーさんは「オリンピックに限らずスポーツイベントにお金を費やすのはそもそも反対」。

50代女性のメアリーさんは「オーストラリアは新型コロナウイルスの被害を最も受けなかった国の一つですが、変異株など、先が見えない中、11年も先の開催を背負ってしまうのはどうでしょうか」と心配顔だ。

60代男性のスティーブさんは違う視点からも嘆く。「北京、ロンドン、リオデジャネイロ、東京という過去の開催地と比べて都市圏人口が250万人しかいないブリスベンは規模が小さすぎます」

今回の東京のように経済的なリスクが重なれば、都市規模が小さいほど、その打撃は大きくなる可能性もある。

■コンパクト五輪目指す

ただ、ブリスベンでは五輪の分散開催を予定している。65キロ離れたゴールドコーストでビーチバレーやゴルフなど8競技、85キロ離れたサンシャインコーストでマラソンや競歩など4競技。

ブリスベン会場は、ほとんどが市の中心部から5キロ以内に固める。全会場のうち新規に作られる施設は、わずか16%という「コンパクト五輪」だ。

40代の男性教師のスコットさんは言う。「たくさんの競技者が一堂に会するオリンピックのあり方が見直される時期なのかもしれません。各地での単独競技であれば、選手や関係者、観客も限られますから、選手村やホテルを新たに作る必要はありません」

開催地のデメリットに光が当たったいま、開催地が心から歓迎できる五輪にするには、あり方を根本的に考える必要がある。”(出典:AERA dot.

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「冒険」に出たものだけが、大きな果実を手にすることができる