筒井康隆さんが語る文学、その真髄:『不良老人の文学論』読了

筒井康隆さんの『不良老人の文学論』を読了。

筒井康隆さんの新刊ということで「サイン本で欲しいなぁ」と物色していた折、

入手した本に書かれていたサイン

その機会を捉えて入手していたもの。

最初、何で表紙にベティ・ブープ?と思っていれば・・

” もう三十年近くも昔になるが、小生、幼い頃に見たベティ・ブープを再発見して夢中になり、

十六ミリ・フィルムを買い集めて、自分が見るだけでは満足できずに映画館を借りて上映会を開いたことがあった。”(p53)

という経緯が、本文で紹介。

本書は、筒井康隆さんが『週刊新潮』『群像』など、さまざま寄稿した文章がまとめられたもので、

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オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所:VASCヴァージン・オーストラリア・スーパーカー 2019動向

VASCヴァージン・オーストラリア・スーパーカー 2019動向

” オーストラリア大陸の人気ツーリングカーシリーズ、VASCヴァージン・オーストラリア・スーパーカーに参戦する古豪ギャリー・ロジャース・モータースポーツ(GRM)が2019年体制を発表し、

新たなタイトルスポンサーにBoost Mobile(ブースト・モバイル)を迎えるとともに、ベテランのガース・タンダーに代えフォードを離脱したリッチー・スタナウェイとの契約を発表した。

2018年シーズンまでウォーキンショー・アンドレッティ・ユナイテッド(WAU)のメインパートナーとしてシリーズに参戦してきたブースト・モバイルとの契約を発表したGRMは、

これまで長年に渡りチームを支援してきたウィルソン・セキュリティとの離別を決めたこのタイミングでチームの若返りも断行。

ボルボとのファクトリー契約が切れた2017年以降、ホールデン陣営に復帰したチームを牽引してきた2007年シリーズチャンピオンの大ベテラン、ガース・タンダーとの契約を終了し、新たに27歳のスタナウェイを起用することを決めた。

2017年にティックフォード・レーシングの耐久カップ登録ドライバーとしてVASCに初参戦し、

キャメロン・ウォーターズとのペアでいきなりサンダウン500で勝利を飾るなど新星として期待されたスタナウェイだが、フル参戦となった2018年は不振のどん底に喘ぎランキングは28人中24位と低迷。

今季2019年から新型マシンの『フォード・マスタング・スーパーカー』を投入予定のティックフォードは、そのパフォーマンスに不安を抱き複数年契約を破棄してチームを放出する決断を下していた。

「そんな苦難の時期を乗り越え、こうして世界でもっともエキサイティングなツーリングカー・シリーズのひとつに参戦する機会を与えてくれたGRMとブースト・モバイルに心から感謝したい」と、キャリア継続機会を得て安堵と喜びの言葉を口にしたスタナウェイ。

「ルーキーイヤーの昨年はリザルトが付いてこない焦りや不安から、マシンの不満ばかりを口にしていた。今はそれが間違ったアプローチだったと理解しているし、とても反省しているんだ」とスタナウェイ。

「僕を信じ、支えてくれたファンやチームのためにも、このGRMで100%のパフォーマンスを発揮してチームの勝利に貢献することだけを目指したい」

このスタナウェイの加入により、2019年のGRMは同じく昨季ルーキーイヤーでランキング22位となった22歳のジェームス・ゴールディンとのフレッシュなペアが完成することになる。

一方、去就が注目された元王者のタンダーだが、GRMからのアナウンスがあった翌日には名門トリプルエイト・レースエンジニアリングへの移籍を発表。

2019年はエンデューロ・カップ登録ドライバーとして2016年王者のシェーン-ヴァン・ギズバーゲン(SVG)とタッグを組み、シリーズ後半の長距離イベント3戦にエントリーすることが決まった。

「レッドブル・レーシング・オーストラリアとして彼らがこの10年間にシリーズで収めた成功は、今さら説明する必要がないほどだよね」と、新たなチームへの期待を語ったタンダー。

「シェーン(ヴァン・ギズバーゲン)のためにトリプルエイトに加入する機会が目の前に現れたとき、私はキャリアを次の段階に進めて、フルタイムドライバーからコドライバーへと移行するのが最善の選択だと考えた」

「この新たなチャンピオンチームに加わることをとても楽しみにしているし、うまくいけば私の経験とスピードをチームのために役立てることができると思う。

そして、私自身もシェーンやジェイミー(ウインカップ)、そしてクレイグ(ラウンズ)から学ぶことが楽しみだよ」

現在、シリーズでホールデンのワークス待遇となるのはトリプルエイトだが、タンダーはそのキャリアの大半で“HRT(ホールデン・レーシング・チーム)”の名称でシリーズに参戦した元ファクトリーチームのエースとして活躍してきた。新たにペアを組むSVGも、その経験に期待を寄せている。

「その膨大な経験を考えれば彼ほど最適なドライバーはいない。クレイグはジェイミーのためにチームに復帰したが、これも最高の人選だ。

そのクレイグと肩を並べる実力の持ち主を探そうと思ったら、ガースしか見当たらないね」とSVG。

「そして何より、バサースト1000で3勝を挙げて5度の表彰台を獲得した実績は何者にも代えがたい。

僕はまだバサースト1000を獲ったことがないし、彼の経験がその夢を叶えてくれる後押しになると信じているよ」”(出典:auto sports web

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外山滋比古先生 講演会「95年、忘れることで生きてきた」参加記

先週、読了記👇をアップロードした

<< 2019年1月19日投稿:画像は記事にリンク >> 外山滋比古先生が説く、忘却のススメ:『忘れるが勝ち! 前向きに生きるためのヒント』読了

外山滋比古先生の『忘れるが勝ち!  前向きに生きるためのヒント』刊行記念

レアな機会と思われ、告知後やがて満席に。

講演会「95年、忘れることで生きてきた」に参加。

語り継がれる名著の著者との・・

外山滋比古先生の代表作『思考の整理学』を初めて手にしたのは30年は遡るものと振り返りますが、

そんな時間感覚はあったため、同書の著者 外山滋比古さんが講演されると知ったのは少なからず意外な感じを持ち、即反応(申込み)した次第。

講演タイトルにある通り、外山滋比古先生のご年齢が95歳。TV等でもお姿を拝見したことがなかったことから

告知開始から1ヶ月くらいあったと思いますが、何らかの事情で中止にあり得るのかななんて思いも、

開場10分前くらいの到着で20番目くらいの順番も、最前列中央部を確保出来ました。*講演中の撮影禁止

当日会場の八重洲ブックセンターに到着し、無事開催されることを知り、嬉しい気持ちに ^^

稀有な着眼点&溢れる熱意

ただ、体調は崩されたとのことで、事前に講演20分程度+質疑応答というアナウンス。

但し、ご登壇されたご本人を見る限り、年齢を感じさせないお元気(そうな)なご様子で、

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オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所:新卒学生の70%超、卒業後4ヶ月でフルタイム就業

新卒学生の70%超、卒業後4ヶ月でフルタイム就業

” 連邦政府が行った最新の調査によると、2017年にオーストラリアの大学を卒業した学生のうち、72.9%が卒業後4か月以内にフルタイムの仕事に就いていたことが分かった。

市場が世界金融危機から回復するなか、前年の71.8%を上回る数字となった。

ただ、4か月以内にフルタイムの仕事に就いた学生の数が2008年には85.2%となっており、この水準にはまだ回復していないことが分かる。

連邦政府のテーハン教育相は、連合与党による健全な経済政策と雇用の創出が、大学生の雇用を促進したとの見解を示した。

また、調査全体では2017年の卒業生のうち92%が何らかの仕事に就いたことが分かっており、このうち37.9%がパートタイム雇用と、前年の37.3%をわずかに下回った。

また、新卒のフルタイム雇用では年収が6万1,000ドルと、前年の6万ドルを上回ったこともわかっている。”(出典:JAMS TV

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NFLのない週末(負けることとの向き合い方、ケセラセラ)

☝️タイトルとは裏腹に、実際はプレーオフの最中、一番シビれる局面と言っても良いくらいですが、

応援しているChicago Bears:シカゴ・ベアーズはプレーオフ初戦=Wild Card Roundで敗れ去り、

<< 2019年1月8日投稿:画像は記事にリンク >> シカゴ・ベアーズ、プレーオフ初戦でショッキングに散る。夢の続きは2019シーズンへ:NFL 2018プレーオフ ワイルドカードラウンド

同戦前「(先週末開催の)カンファレンス・セミファイナルまでは(来るだろう)・・」 ってな思惑は見事に取らぬ狸の、、。

勝敗の分岐点が劇的であったため、戦犯探しに集中砲火と期待の裏返しが

出典:NFL JAPAN(画像は記事にリンク)

日本にも伝わってくる程でしたが、「とりあえずと・・」と気になって視聴した

先週末(現地 1/12-13)のゲームもワンサイドにでもならないと、クライマックスでのミスが際立ちますね。

負けに学ぶ

週初めにガツンと来たことから、先週は「負ける」ことに意識が向いていた感あり・・

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オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所:11月小売売上高、前月比0.4%増

11月小売売上高、前月比0.4%増

” 豪政府統計局(ABS)は11日、11月の小売売上高(季節調整値)が前月比0.4%増の271億1,510万豪ドル(約2兆1,155億円)だったと発表した。

世界最大規模で安売りが展開されるブラックフライデーにより、衣服・靴・アクセサリーが1.5%増となったほか、3部門で売上高が拡大した。

ただ、衣類や家庭用品への支出は12月のピークが前倒しになった可能性があり、来月の売上高は伸び悩むとの見方も出ている。

項目別では、衣服・靴・アクセサリーが21億6,920万豪ドルとなったほか、◆家庭用品:46億7,750万豪ドル(1.2%増)◆デパート:15億7,330万豪ドル(0.4%増)◆食品:110億140万豪ドル(0.2%増)――とそれぞれ増加した。

一方減少したのは、◆カフェ・レストラン・持ち帰り食品サービス:38億580万豪ドル(0.1%減)◆その他:38億8,780万豪ドル(0.1%減)だった。

地域別では、ニューサウスウェールズ州が86億7,980万豪ドルで0.8%増となったほか、◆首都圏特別区(ACT):5億1,040万豪ドル(1.6%増)◆西オーストラリア州:28億5,700万豪ドル(0.6%増)◆クイーンズランド州:54億160万豪ドル(0.4%増)◆ビクトリア州:70億9,120万豪ドル(0.1%増)――とそれぞれ増加した。

一方減少したのは、◆北部準州:2億5,730万豪ドル(0.9%減)◆タスマニア州:5億4,720万豪ドル(0.2%減)――だった。南オーストラリア州は17億7,050万豪ドルで横ばいだった。

オーストラリア・ニュージーランド銀(ANZ)のエコノミストは、市場予測の0.3%を上回る伸びだったとし、ブラックフライデーでは厳しい価格競争が強いられていたにも関わらず売り上げが伸びたため、販売量が増加したことが寄与したとの見方を示した。

またオンライン販売も好調で、コモンウェルス銀行のチーフエコノミストは「米国からの影響を受けたブラックフライデーとサイバーマンデーの期間、オンライン販売による電子機器の売り上げは、通常の11月の支出を205%上回った」としている。”(出典:NNA ASIA

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町田暁雄さんと月村了衛さんが語った刑事コロンボの奥深い楽しみ方:『刑事コロンボ読本』刊行記念トークイベント 刑事コロンボ1974 参加記

秩父宮ラグビー場で歓喜の瞬間👇を迎えた後は、

<< 2019年1月12日投稿:画像は記事にリンク >> 明治大学ラグビー部、天理の終盤の猛追を振り切り、22大会ぶりの大学日本一に返り咲く

所用を経て、ジュンク堂書店池袋本店に向かい、

2018年11月以来のジュンク堂書店池袋本店 4階喫茶

『刑事コロンボ読本』刊行記念イベントトークイベント  刑事コロンボ1974 に参加。

日本に根付く刑事コロンボの世界観

刑事コロンボは、コンプリートDVD-BOXを発売時に買い求めるなど、

全話に近い状態で視聴していると思いますが、どういった内容のイベントになるのか興味津々。

登壇は日本のコロンボ研究の第一人者 町田暁雄さんと、コロンボのファンを自認されている作家 月村了衛さん。

やや開場時間を遅れて現地入りしましたが、自分より高めの年齢層の方を含め、相応の出足(最終的に40〜50名程度)。

刑事コロンボでイベントが成立することはファンとしては嬉しいですが、

いざ開演を迎えると、このところ視聴がご無沙汰となっていたブランクを感じさせられた感となり、

お気に入りのエピソードを選ぶボードが廻ってきても、

各参加者、自分のお気に入りを2作品シールで貼る形で廻されたボード。

「えーと、あの話しはどれだっただろかな・・」と、

投票結果  出典:特撮秘宝Twitter(画像は投稿にリンク)

「ジギタリス」。「バーシニ・レッド」など断片(セリフ)は妙に頭に残っているものの、体系的に頭に残っていないことを実感。

それでも、トークを耳にしているうち体勢が前のめりに ^^

進行は月村了衛さんがリードして、町田暁雄さんが受ける形で進行していきましたが、

印象に残った発言を以下に抜粋すると・・

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オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所:サッカールーズ、パレスチナ代表を下し、15日シリア代表と対戦(AFCアジアカップ)

サッカールーズ、パレスチナ代表を下し、15日シリア代表と対戦(AFCアジアカップ)

” アジアカップは11日、グループBの第2節を行い、オーストラリア代表とパレスチナ代表が対戦。

初戦で黒星を喫したオーストラリアが3-0で勝利し、今大会初勝利を飾った。オーストラリアは15日に第3節でシリアと対戦する。

前回王者のオーストラリアは6日の第1節・ヨルダン戦で0-1の惜敗。

ヨルダンが10日のシリア戦(2-0)で2連勝としてグループリーグ突破を決めたため、2位突破を狙うオーストラリアにとって“絶対に負けられない戦い”となった。

すると、前回王者が前半からゴールネットを揺らす。前半18分、右サイドのクロスをFWジェイミー・マクラーレンが頭で流し込み、オーストラリアが今大会初ゴールを決める。

さらに同20分、左サイドからMFクリス・イコノミディスがインスイングの右足クロスを上げ、ファーサイドのFWアベル・マビルが右足ダイレクトで合わせ、ゴールに突き刺した。

2点リードで前半を折り返したオーストラリアは、後半に入ってもリードを保つ。

元横浜FMのDFミロシュ・デゲネクらが最終ラインを固く締めあげ、さらに後半45分には途中出場のFWアポストロス・ギアンヌがヘディングシュートでダメ押しの3点目。3-0とリードを広げて試合終了となった。

勝ち点3を積み上げたオーストラリアがグループBの2位に浮上。しかしグループリーグ突破はまだ決定できておらず、

最終節のシリア戦で引き分け以下に終わると、決勝トーナメント進出が厳しくなる可能性も十分に残されている。”(出典:ゲキサカ

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「冒険」に出たものだけが、大きな果実を手にすることができる