昨年(2016年)から繰り返し世間を轟かせ、いかんなく威力を発揮している「文春砲」をタイトルに冠した
『文春砲 スクープはいかにして生まれるのか?』を読了。
週刊文春編集部 KADOKAWA 2017-03-20
編者は週刊文春編集部で、内部から明かされた舞台裏と云えますが、
昨年(2016年)、週刊文春が自らの存在意義としたスクープを社会現象となるまでに連発した背景には、
新谷学編集長の2014年10月からの3ヶ月間の不本意な形での休養があったり、週刊文春の再現ドラマで描かれた編集部の記者たちの姿は、
” 登場するのは、必殺仕事人のような凄腕記者ではありません。おそらく読者の皆さんが想像するよりもずっとドジで臆病で、失敗ばかりしています。”(p6)
” 週刊文春は特殊部隊ではありませんし、記者は工作員でもありません。読者の皆さんと同じ人間です。
悩んだり落ち込んだり、怖がったりしながらもスクープを迫っていきます。”(p8)”
等々の姿であったり、本書を読んで初めて知る実像に、そのギャップが、まず印象的に読み手に刺さってきます。
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竣工85周年を迎えたシドニー・ハーバー・ブリッジ
” 2017年3月19日の今日は、シドニー・ハーバー・ブリッジが竣工開通して以来ちょうど85年めの開通記念日にあたる。ABC放送(電子版)が伝えた。
これまでにこの橋に与えられたあだ名にはコート・ハンガー、鉄の交響楽、空を閉じるアーチ、ザトウクジラなどがある。故英皇太后は、「現代の世界の驚異の一つ」と呼んだと伝えられている。
しかし、85年前の世界大恐慌時代に豪経済を活性化し、失業者に仕事を与えるために計画された9年に及ぶ大工事は「鉄の肺」とも呼ばれた。
当時、この橋梁工事のために1,400人の労働者が雇われ、中には週給4ポンドで働いたとされている。
シドニーの現場だけでなく、南部海岸の町モルヤでは、橋の北と南の塔門建設のために大量の花崗岩を切り出すため、200世帯を越える家族が石切場の仕事に従事した。
また、オーストラリアの他の地域が不景気にあえいでいる時に、ここだけは仕事があった。
NSW州立図書館は、ブリッジ開通85周年を記念して当時の録音や資料を展示している。中には当時の建設労働者にインタビューした貴重な証言もある。
また、国立フィルム音響アーカイブでも、ブリッジ建設と開通時の映像をオンラインで公開している。
ABC・ラジオの番組で、NSW州立図書館のアンニ・タンブル学芸員は、「ハーバーを横断する道路の案は、1815年頃に流刑囚から植民地の建築家になったフランシス・グリーンウェイが考えている。
しかし、橋にするかトンネルにするか、どのような設計にするか、誰が建設費を負担するかなどで決着がつかず、100年が過ぎた。
13,000時間に及ぶデジタル化された録音の一部は図書館の「Bridge Builders」コレクションで聞くことができる。”(出典:日豪プレス)
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2015年12月以来 ↓
<< 2015年12月20日投稿:画像は記事にリンク >> JOHN SYKESっていいね!倶楽部、半年振りのオフ会。今回はセッション+飲み会で絆を感じた6時間
セッション+飲み会の形態となり、半年ごとの開催で盛り上がっているJohn Sykesファンの祭典 John Sykes Fan Convention、
出典:画像はFacebookのイベントページにリンクしています。
次回は↑(2017年)6月11日(日曜日)です lml
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高所得が求められる住宅購入
” 連邦のコーマン財務相は、オーストラリア国内で住宅購入を希望する若者らに対し、「高い給与が得られる仕事を探すのが最善の方法」とする内容の発言をしたことが分かった。
2015年には当時のホッキ―財務相が同様の発言をしている。
グリーンズ(緑の党)のウィッシュ・ウィルソン議員は議会で23日、住宅購入時のデポジットの額が、若者の預金を抜く速さで上昇しており、シドニーでは住宅の中央値が2013年以降、ほぼ2倍になっていると指摘。
「この国の若者たちは、住宅市場の犠牲となっている」と批判した。
ウィッシュ・ウィルソン議員はコーマン財務相に対し、初回住宅購入者に向けて住宅のアフォーダビリティー(取得可能性)を引き上げるために政府として何が確約できるかと問うと、
同相は「連合与党の経済政策では、より給与額の高い仕事を得られることから、住宅購入において有利になる」と述べた。”(出典:JAMS.TV)
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イベントを仕込む立場となり、マスコットキャラクターいわゆるゆるキャラと私自身の距離が
昨今、接近していっていることもあり、
しんじょう君 in 茅ヶ崎
先週末は勉強の意味合いから「第5回ゆる〜いご当地キャラパーティー!in湘南茅ヶ崎」へ。
続きを読む ゆるキャラ(マスコットキャラクター)を極めるべく「第5回ゆる〜いご当地キャラパーティー!in 湘南茅ヶ崎」に行ってきた →
ビール、ワインに代表されるアルコール文化
” オーストラリアで最もよく飲まれているアルコール飲料はビールだよ。
オーストラリアのビール文化は、かつてイギリスの植民地だったころ、イギリス人から持ち込まれたのが始まりだと言われているよ。
オーストラリアでは、1年間で1人当たり約117杯※ものビールが飲まれているんだよ。日本は約67杯(一杯633mlとして換算)だから、日本の約1.7倍のビールが飲まれていることになるね。
最近では、オーストラリアでマイクロ・ブルワリーと呼ばれる、いわゆるクラフト・ビールも人気があり、日本に上陸しているものもあるよ。
また、クラフト・ビールの人気が出始めてから、ビールを楽しむフェスティバルの数も増えてきているよ。
フェスティバルはとてもユニークなものが多くて、たくさんの人が参加しているんだ。
例えばニューサウスウェールズ州では、かつて凶悪犯罪者が収容されていた刑務所でフェスティバルが行われているよ。
週末は数多くのライブ・エンターテイメントがあり、50種類を超えるクラフト・ビールが楽しめて、とても盛り上がっているよ。
ビール以外に人気のあるお酒は、ワインだよ。オーストラリアはワイン作りに適した気候で、産地も国内に数多くあり、生産量は世界第6位、輸出量は世界第4位と、世界中で支持されているよ。
中でもオーストラリア最大のワインの産地、南オーストラリア州にあるマクラーレン・ヴェイルは、同州のワイン産業発祥の地で、
世界でも最古のブドウの木が栽培されていて、美しい景色が有名で、人気のある観光地となっているよ。”(出典:Invesco オーストラリア投資情報から抜粋)
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先日、中間記をアップロードした
<< 2017年3月21日投稿:画像は記事にリンク >> 平城寿さんに学ぶ、技術を武器に理想のライフスタイルを実現する方法:『ITエンジニアのための「人生戦略」の教科書』中間記
平城寿さんの『ITエンジニアのための「人生戦略」の教科書』を読了。
中〜後半は、見積に関する心得であったり、顧客との向き合い方であったり、全体的に前半の総論を受けての各論が展開されています。
その中で今回、印象的であった箇所を引用してみたいと思います。
続きを読む 平城寿さんに学ぶ、技術を武器に理想のライフスタイルを実現する方法:『ITエンジニアのための「人生戦略」の教科書』読了 →
オーストラリア経済を悩ます記録的な賃金の低成長
” 3月13日、保守連合連邦政府のスコット・モリソン財相は、「賃金の記録的な低成長率がオーストラリア経済にとって最大の難問だ」と宣言した。ABC放送(電子版)が伝えた。
モリソン財相は、「労働者の賃金上昇のために努力している。ビジネスが儲けられなければ労働者の賃金上昇もあり得ない」と発言している。
しかし、野党労働党は、「Fair Work委員会の提唱する、ホスピタリーティ、小売部門の日曜・祭日勤務の割り増し賃金カットは事実上国内労働者の賃金カットだ」と批判を続けている。
このFair Work委員会の提案を受けて、連邦議会では激しい政治戦が繰り広げられており、野党は、「政府は、何万人という低賃金労働者の低賃金労働者の収入を守ろうとしていない」と批判した。
また、「賃金労働者も小ビジネスも収入を増やすことがオーストラリアにとって最大課題になっている」と語った。
小売、ホスピタリティ業界の日曜・祭日労働割増賃金カットに対して複雑な反応がある。
モリソン財相は、「店が日曜祭日に休業したり、経営者が利益を出すのに苦労するようでは労働者も収入を拡大することはできない。
従って、ビジネスの大小に関わらず、利益をあげることが労働者の賃金上昇には不可欠だ。だから政府はビジネスの利益拡大を第一に考えている」と語っている。
マルコム・タンブル首相は日曜・祭日賃金割増率を引き下げることで雇用を増やせると主張しており、モリソン財相は法人税を引き下げることで雇用を増やし、賃金上昇率停滞を打ち破ることができると主張している。
また、委員会の「日曜・祭日賃金割増率引き下げ」提案の前日には豪統計局(ABS)が、「現在の賃金上昇停滞は1990年代末以来の規模だ」と発表している。
ビル・ショーテン労働党党首は、「賃金割増率は何百万人もの勤労国民の生活水準を引き下げる以外のなにものでもない。
その結果としてどこにも賃金上昇はありえない」と、政府の動きを批判している。”(出典:日豪プレス)
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「冒険」に出たものだけが、大きな果実を手にすることができる