鈴木宗男、佐藤優両先生登壇の勉強会で、衆議院議員選挙結果の深読み、日馬富士関の暴行報道から読み解ける潮流など、いろいろ考えさせられてきた:「東京大地塾」参加記 ⑩

8月↓以来で

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新党大地主催の勉強会、東京大地塾に参加。

衆議院解散〜総選挙があったため、3ヶ月ぶりの開催。冒頭、選挙に出馬したものの当選叶わなかった鈴木宗男新党代表から選挙戦の総括があり、

冒頭の鈴木宗男新党大地代表の挨拶

11,,460票足らず落選となってしまった結果について

出馬表明が10月6日と遅れたこと、自由民主党(自民党)との選挙協力で娘さんの鈴木貴子代議士に入れましたというお話しが相当数あり、その分、新党大地への投票が伸び悩んだことなどを指摘。

選挙協力については自民党が安倍晋三首相の想定以上の議席が取れたことで成果も強調されていましたが、

道民に配慮して9月下旬に都内で盛大に開催された「新党大地 鈴木宗男 鈴木貴子を叱咤激励する会」の場で出馬表明されなかったことが、票の伸び悩みに響いた点を反省しておられました。

ほどなく佐藤優先生も到着。

鈴木宗男代表の支持層を、小選挙区時代からの強固な支持者、自民党総務局長時代等の政治力に期待している人たち、検察に対する姿勢など権力に立ち向かう鈴木宗男代表を支持している人たちなどに大別され、北海道情勢を踏まえた新党大地の選挙結果の分析に、

非難轟々となった前原誠司前民進党代表の(希望の党への合流)決断に対して、結果的に民進党で選挙戦に突入するより、多くの当選者を出すことになったことを評価されていました。

シビアのお話し、合間にもユーモアを交え、会は進行していきました ^^

その後、今、マスコミを賑わせている日馬富士関の暴行疑惑に話題が及び

明るみになったハリウッドでのセクハラ問題も、芸能界で湧き上がった不当契約に関する問題も一連の傾向と指摘され、

ローカルルールが通用しなくなり、完全なフラットな社会(=、新自由主義)が浸透していっている状況を指摘され、興味深い指摘でした。

報じられている見立てと、裏側の事情・・

その他、今後の政局、ドナルド・トランプアメリカ合衆国大統領の訪日、アジア歴訪の評価(もっと批判的であって良い)、朝鮮半島情勢(万一、軍事オプションが行使された場合、アジアの中心が北東アジアでなくなり、日本に甚大な影響)、北方領土交渉など、質疑応答を含め1時間半の時間枠の中で話題は多岐に及びました。

東京大地塾に参加していると、いつものことではありますが、一般的な物事の見方とは異なる切り口での捉え、指摘があり、

自分自身のリピートに繋がっている大きな要因であろうと、今回も大いに知的好奇心を刺激され、蓋然性が高いであろう見通しなどに関して惹き込まれていました。


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