高城剛さん、加藤一二三九段の何れもが著書で説いた「強く願う」ことの大事さ

最近、読了した本の中で、著者に関連性がないのだけれども、描いてあることが共通していることがあって、

一つは高城剛さんの・・

” 超最先端医療は「意識革命」だという医師も多い。「偽薬のプラシーボ効果が科学的に実証されているように、

効果ある薬をさらに強力に効果があると思い込めば、その効果は倍にならずとも、それなりにプラスになるのは間違いない」と話す。

これは事実として、すでに多くの論文データが示している。また、このような「強い意識」を持つことは、病気だけに限らず、ダイエットやトレーニングにも効果が高い。

このような「強い意識」は、よくスピリチュアル界隈で言われる、外界を変える「引き寄せの法則」とは違い、あくまでも自己の体内の科学的変化の要因を探る話だ。

「強い意識」を持つことが、脳を強力に働かせることに成功し、それによって各種ホルモンや神経伝達物質が物理的に動きはじめる未解明の人間の可能性について、世界中で研究や討議が繰り返されている。

だからと言って、脳がすべてではなく、外的な治療やトレーニング、たとえば投薬からジョギングなどと、強く思う「意識革命」とのかけ算が、想像以上に大きな効果を生むことも明らかになってきた。

「病は気から」とは、よく言ったものだ。まだまだ科学では解明できていない人間の「意識」や、おそらく体を取り巻く「気」のようなものを入り口にし、ニュートン力学では説明できない世界へとアクセスし、

今後は病気をコントロールするようになる時代が遠くないのかもしれない。さらには、人間の能力を大幅にバージョンアップする可能性があるのではないか、と僕は考えている。”(出典『不老超寿』p-179-180)

他方は、加藤一二三九段の

” 敗北に打ちひしがれている方、挫折を味わっている方にイエスの言葉を教えれば、何かの突破口になると私は信じています。

聖書はイエスの教えを集めたものですが、そこにある描写はインパクトの強いたとえ話、誇張法になっていることが多いのですね。

やはり強い印象を与えないと教えが残りませんから。教えをいくつか挙げますと、

「善行を自画自賛するな」

「とにかく粘り強く願え」

「人に願う姿を見せるな」

・・中略・・

また2番目の教えは「求めよ、さらば与えられん」という言葉につながります。これは努力の大切さを伝えている教えですが、「しつこく願う=努力」ということになるのです。

淡白さを美徳としている日本社会ではわかりにくいかもしれませんが、キリスト教の教えはそれとは真逆にあるのです。”(出典『負けて強くなる  通算1100敗から学んだ直感精読の心得』p212-213)

表現は違えど、また表現が生み出された切り口は高城剛さんの本は医療、加藤一二三九段はクリスチャンであるプロフィールに関連して聖書からと異なれども、

意識に強く働きかけることの重要性について説かれており、

誰でもやろうと思えば出来るけど、(おそらく)殆どの人が出来ていないであろう大事な心がけ、今一度、胸に留めておきたいことです。

因みに、格闘技界のレジェンド Rickson Gracie:ヒクソン・グレイシーが色紙に好んで書く言葉(座右の銘?)も、Strong Spiritですね。

 


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