マクドナルド創業者!?レイ・クロックの野心溢れる生きざまに触れる映画『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』鑑賞記

書店に立ち寄った際、ポスターを見て・・

三省堂書店有楽町店の外向けに掲示されていた映画『ファウンダー』のポスター

「!」となった『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』を鑑賞。

気難しそうな男一人が仁王立ちしているだけのデザインに、なぜ「!」となったのか、紐解けませんでしたが、

直感に導かれるまま二日後に鑑賞し、結果として観て良かったです。

鑑賞は有楽町駅前、ビックカメラ有楽町店8Fの角川シネマ有楽町

マクドナルド世界進出のヒミツ

ハンバーガー帝国とは、誰もが知る世界に誇るファストフードチェーンのMcDonald’s:マクドナルドのことですが、

マクドナルドの創業者が、本作の主人公 Ray Kroc:レイ・クロック程度の知識は持っていたものの

実は育ての親=(McDonald)マクドナルド兄弟が居て

鑑賞した角川シネマ有楽町ロビーでの展示

兄弟の従来の常識を覆すアイディア(徹底した合理化、セルフ業態の導入 etc)に実行力があって、多店舗化への礎が確立され、

そこに目を着けた育ての親=レイ・クロックが絡んできたという構図は、本作を見て知ることに。

道理で店舗名が「McDonald’s(マクドナルド)」な訳だなと。

溜飲を下げてくれない成功者の半生

サブタイトルに、マクドナルドの固有名詞が出てこないだけに、一筋縄ではいかない事情があることは透けて見える訳ですが・・

映画『ファウンダー  ハンバーガー帝国のヒミツ』予告

今日のマクドナルドがあるのは、確かに創業者を自認するレイ・クロックの存在があってこそのものなのだけれども、

創業時の理念を大切にしたマクドナルド兄弟の思いに、履行されなかったとの紳士協定に、、

鑑賞後に抱く後味の悪さは否めず、、

映画の最後「毎日、世界の人口の1%が食している」といったテロップが流されますが、

誰しも(若しくは多くの人にとって)身近な存在であるマクドナルドのルーツは興味深く感じられるものと思います。

映画のメッセージで「根気」の重要さについて説かれていますが、

執念とでも云うべきレイ・クロックの世界スケールにまでビジネスモデルを広めた生きざまからビジネス、起業といったことに興味のある方にもオススメ出来る一本であるように感じました。

 


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